4月11日(月) 曇りのち雨
満開だった桜も散り、季節の移ろいを感じる今日この頃です。
「散る桜 残る桜も 散る桜」、季節は清明を過ぎ、穀雨へと向かいはじめました。
春めいてくる中、1月から圧迫骨折で入院していた母も3月末に退院し、ホッとしています。
退院とともに、介護関係の仕事をしている私の息子が母の暮らす家の手摺の設置やバリアフリー改装の準備をして、頼りになります。母の入院中に、私もちょくちょく実家に帰り、家の周りの畑や竹山の整備を行い、母が気持ちよく暮らせる準備をして参りました。30周年、放置していた竹林も入り口だけ切り、切った竹も大分市内の近所の支援者が手伝ってくれてチップにしてきれいになりました。これから数年かけて、ぼちぼち竹林整備も進めます。
1月の地震で傷んだ実家の修理改修も段取りだけは進めていますが、5月の連休あたりからの着手となりそうです。
その為、退院した母は、もうしばらく姉夫婦のお世話に頼るようにしています。
山の上での暮らしが好きだという母が快適に暮らせるように、もうしばらく準備が必要です。
標高の高い中間地域の暮らしは不便でもあり、温度差も激しく厳しい生活環境です。集落の維持そのものも厳しいのです。
苦労し続けてきた母が高齢でも好きなように暮らせる環境づくりは、長男の務めです。同じような介護の悩みをお持ちの方も多いことでしょう。県下の過疎集落が抱える根本的な問題にも通じます。
私の大分市選挙区での支援地域にも同様なところがたくさんあります。
おかげさまで、西大分・八幡・神崎地域では、かつては大分市のへき地と言われていましたが、住民自身の意識の高さと、もろもろの取り組みによって暮らしやすく、子育てもしやすい素晴らしい地域に生まれ変わりつつあります。その経験を市内全域に、また、県下全域に拡げていきたいものです。
来春には、任期を迎え、県議選もあります。
私にとっては、自らの10回目の選挙となります。市議選3回、県議選7回目となります。
答えの見えない時代、やってみなければわからない時代に突入しています。
今まで自分にとって「当たり前」と思っていたことも、見直す必要があります。
有権者が求める多様性にどうお応えできるか、もう一度原点に立ち返って、皆様の厳しい声を聴いてまいります。
政治は所詮、権力闘争であり、数の力がものをいう世界です。
しかし、地方議会議員がその権力に胡坐をかいて、現場の実態が声として届かなくなっている社会には未来はありません。
そこに一石を投じる動きが、いま求められています。
多くの皆様から、私の「不器用な生き様」にお叱りや叱咤激励を頂いております。
しっかり受け止め、一歩一歩着実に歩みを進めてまいる覚悟です。
還暦を迎え、もう10年は、親孝行と大分市選挙区の皆様への恩返しと2拠点活動によって過疎の克服を含めたどちらにとっても幸せを追求する新たな実践・挑戦を進めてまいる覚悟です。
何よりも自分の人生ですから、だれかに「人生を盗まれるような働き方」とならないように努めます。「働き方改革」は、「生き方改革」なのです。この新たな命題にもチャレンジしつつ、県民皆様が笑顔で暮らせる生き方の楽しそうな先頭実践者をめざします。
コロナで日常がなくなり、戦争の勃発世の中で、春の陽気に誘われた戯言をお許しください。