11月19日(月) 農協法公布記念日、鉄道電化の日、くもり
早いもので、第4回定例県議会の開会一週間前議会運営委員会を開催しました。
上程議案の説明を聞き、会期日程など協議し内定しました。
その後、会派において、上程予定議案の勉強会を開催しました。
議会運営委員長の私は、会期に入ると立場上、運営の行司役にならないといけない為、疑問に思ったことは、この時に徹底的に質問し、意見も申し上げます。最近、私の支持者からは、「議会での質問に登壇しないから残念!」とお声をかけて頂きますが、活動を怠っている訳ではありません。議会の後輩議員からは、「良くポンポンと質疑が出ますね!」と言われます。常に問題意識を持って活動していますと有権者から聞いた声をこうした場で直接届けることができます。本来は、若手議員がもっと積極的に有権者が抱く疑問をぶつけて欲しいです!私が言わなくていい様に。
県議会は、知事の追認機関ではなく、監視機能を強化しなければなりません。
先日、議会運営員会の視察で訪れました福井県議会では、58年ぶりに「ふるさと納税一兆円国民運動事業」(3,106千円)及び「幕末明治福井15年博(仮称)開催事業」(6,145千円)の合計9,251千円を減額、また、「第2恐竜博物館整備検討事業」(8,988千円)の執行凍結など、徹底的な審議によって、有権者の声を代弁し、無駄な事業の実施を阻止したり、成果の出る事業構築への改善を実践している例を学んで参りました。そうした事例を活かすには、事務方の議会運営要綱等に議案修正や執行凍結などの議会運営マニュアルを各常任委員長が使いこなせるように、整備しておくことも重要です。
議会運営委員長が睨みを効かせつつ、誰が委員長になっても、混乱することなく、より良い判断のもと、予算案修正など採決がスムーズに下されるよう構創しておきたいものです。