11月15日(木) 七五三の日、昆布の日、晴れ
今日も秋晴れの澄んだ空気感の一日となりました。
12月議会が、実質、最終議会の様なもので、選挙活動に突入することとなります。
既に、知事は出馬表明している様なものですが、注目は何処でいつ正式表明するかです。そこで、いろいろな距離感が見えて参ります。
ところで、知事も市町村長も、我々議員も有権者からの評価材料となる統計数値が気になります。その経年変化に、取組の成果や努力の跡が、必ず数値化されているからです。
私が最も重視している数字は、人口と県民所得(市町村所得)です。なぜなら、今任期冒頭に知事が示された県政の最大の課題が「人口減少に歯止めをかけること」と「地方に元気を取り戻すこと」でしたから!
昨日、県が公表した平成30年度版 大分県市町村ハンドブックに早速、目を通しました。
すると、例年記載されています市町村ごとの所得と一人当たり所得欄が消えて無くなっていました。早速、問い合わせると、記載データの正確性の観点から今年の記載は見合わせたとのことでした。しかし、例年は、持ち合わせているデータから推測値でも経年変化の「見える化」を工夫し、公表していました。使えない古いデータだからという理由は、一方でクラウドやAIの活用を推奨している行政として許されることではありません。リアルタイムのスピード感が求められます。
選挙前だからなのか、市町村自治体または、県が拒んだのでしょうか?もしそうであるなら、隠蔽と言われても仕方ありません。あるがままを公表して欲しいものです。中には、一人当たり所得が伸びていなくても、人口減少に歯止めをかけたところがあるかもしれませんし、逆に、経済的には一人当たり所得が格段に上昇したものの人口減少に拍車のかかっている自治体もあるかもしれません。そうした実態把握を、嘘をつかない数値から読み解き、来春の統一地方選挙論点を明確にし、課題の解決策について県民皆さんと共に結び付けたいものです!主役は、県民の皆様ですから。