11月 7日(水) 立冬、知恵の日、晴れ
早いもので、立冬を迎えました。福井で朝を迎えましたが暖かい朝でした。
今日も県議会議会運営委員会で、石川県議会を訪ねました。
石川県といえば、北陸新幹線金沢駅の開業効果を追い風に、鉱工業生産指数や有効求人倍率が全国トップクラスを誇り、日銀によると「景気が拡大している」とされています。
また、東京国立近代美術館工芸館の移転整備や金沢城公園の鼠多門・橋の復元整備、金沢港の整備強化など、更に地方に元気を取り戻す取り組みをされています。
そうした事業を後押しする県議会の役割とその実態について、勉強させて頂きました。
金箔などの伝統工芸の街らしく、基本に忠実にコツコツと積み重ねる改善の議会改革によって、県民の声を届け、意見集約に取り組んでおられました。特に、議会基本条例に沿って、その条例の中に各種会議や協議会を明文化、責任所在を明確にした上で、フレームワークをしっかり構築した取り組みが印象的でした。
大分県の一人当たり県民所得は、全国平均より10ポイント程低いのですが、石川県は逆に全国平均より、約10ポイント程高く、全国トップクラスなのです!つまり、大分県より、約20ポイントの一人当たり県民所得の差が生じています。その背景には、伝統工芸の伝統技術の継承などへの粘り強い雪国ならではの基本姿勢がありそうです。立冬を迎えた今日のこの日の学びをしっかり持ち帰り、成果を出したいものです。