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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

政治折衝の伝わり方?

  10月14日(日) 鉄道記念日、PTA結成の日、全国育樹まつり、晴れ

 昨夜は、大学の体育会本部役員OB会に出席し、2年後の体育会本部創立50周年事業及び経済学部四極会100周年事業への体育会(各運動部OB)への協力要請などについて、協議させて頂きました。現役世代が事務方を務めますが、時間を割くことに皆苦労しております。(笑)
 さて、今朝は、朝4時に目が覚め、活動開始しました。まだ暗く、気温も下がり、寒かったです。早起きをすると、季節に敏感になります。
 ところで、先般のJR豊肥本線判田付近の土砂崩壊で不通になった際に、そこの現場復旧活動に携わった御家族から、不眠不休での緊急工事をした時の様子を伺いました。現場では一生懸命御主人が頑張っているのに、JRに対する風当たりが強かったことを聞きました。
 その背景に、駅の無人化や日田彦山線等の件の報道の伝わり方も影響している様に思いました。大方針に関わる政治的折衝は、結局、トップ会談が求められるものです。今までそれが出来ていないことが問題です。豪雨の直後から、想定されたことだったからなおさらです。
 県の公共交通計画も全国に誇れるといいながら、こうした災害が発生した時に、復旧や代替交通手段の手配、迂回路の確保など、改善しなければならないところだらけです。しかし、トップ同士が、スピーディーな解決策を見出す姿勢が見えてこないものですから、利用者からみれば、JRに対してだけクレームを寄せざるを得ないことになった感が否めません。それにも拘らず、現場では、不眠不休の作業が続き、小さなお子さんを抱えた奥さんは、未明に帰ってほんの一瞬の仮眠をとって、出かけていくお父さんを送りだす心労は計り知れないものだったようです。
 いつの時代も、特にこうした緊急時や非常時には、上層部は何も役に立たないものです。実際には、現場の最前線で働く方々とそれを支える御家族の皆様が役だっている訳です。そのことを肝に銘じて、マスコミ報道を含めた政治的折衝等の伝わり方を良く考えた発言に気をつけたいものです。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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