10月13日(土) 引越しの日、サツマイモの日、晴れ
今日は、秋晴れの最高の一日となりました。
その為、太陽光発電で全国で初めて、九州電力が出力制御を実施するとの発表がありました。
電力不足による需給バランスの崩れでなく、電力の創り過ぎによる需給バランス崩れによる停電防止策というのですから驚きです。エネルギー政策について、改めて、見直しがされることになるでしょう。
ところで、昨夜は、作家 赤神諒先生を作品の聖地大分にお招きしての歓迎会があり、出席させて頂きました。歴史小説によって、今を生き抜く現在人への「責任の取り方」をテーマにされていることに共感を覚えました。
また先日、直木賞作家安部龍太郎先生がミュージカル「宗麟の海」について、「宗麟が出会った宣教師ざびえるの言葉『たとえ世界を手に入れても心が満たされなければ幸せになれない』という台詞が何度も繰り返され、良い効果を出していた。』と感想が寄せられていましたが、あの時代から大分の為政者に求められている政治的テーマそのものであることを痛感させられました。
前平松知事が提唱された「一村一品運動」や「豊の国づくり」の本質は、「たとえ県民所得が全国平均より低くても工夫しながら、県民の心を満たす運動」であったような気が致します。
来年度の県予算の編成方針が、週明けに発表されますが、メガイベントの成功やその実現の為ばかりにシフトされた行財政改革ばかりが柱ではいけません。責任の取り方を含め、県民の心を満たすものになっているのか?そこに注視したいものです。