fc2ブログ
あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

事業の主要業績評価指標KPIの設定手順は正しいのか?

 10月10日(水) 十三夜、目の愛護デー、釣りの日、マグロの日、缶詰の日、くもり

 昨日、県議会の決算審査特別委員会の審議が一段落したので、今日は、ある友人関係企業の親睦事業に参加せて頂きました。
 そこで、皇太子殿下、皇太子妃雅子殿下の御来県を仰いでの国民文化祭についての皆様のご意見が寄せられました。
 国民文化祭って???の感じだった県民の皆さんが、皇太子・皇太子妃両殿下の御来県で、それがあることを初めて知ったとのこと!それでも、それってなに?の方も多く、中には『公務員(県)の公務員(県)による公務員(県)の為の国民文化祭になっていない???』と言った声も聞こえてきました。確かに、まだまだ反省して、受け止めなければなりません。まだ、はじまったばかりですから!
 そう言う意味においても、開会式やオープニングステージのTVでの再放送も重要となります。その告知も大事なのです。
 先日の大分市のリーディング事業 豊後FUNAIミュージカル『宗麟の海』については、関係者の事前のご尽力によって、会場に足を運べなかった市民に対して、JCOM大分ケーブルテレビで10月15日から21日まで、毎日9:30~と15:30~の2回録画放送を行い、市民とあの感動を共有できるようにしているそうです。
 そうすることによって、事業の目的と成果を上げることができるはずです。
 今年、29年度県事業の決算審査を行って、県庁内部の自己評価結果をみて、一般社会との認識のギャップに驚きを禁じえませんでした。当事者意識と危機意識の欠如に驚きもしました。
 その原因が主要業績評価指標の設定手順の根本が間違っているのではないか?との疑問が湧いてきました。
 正しいKPIは、その組織の末端の職員まで、KPIを共有していることである訳ですが、県の事業ということは、ある意味、県庁職員の所管部局の職員は勿論、警察本部や教育委員会教職員も当然、市町村職員、さらには、大分に赴任している国家公務員も情報共有し、関係所管団体職員及び県民にまで、伝わっていることが正しいKPIと言えるわけです。
 公務員の公務員の為の公務員の為のKPIは、ダメなKPIと言わざるを得ません。
 正しいKPIを追求しなければ、本県のイベントばかりの一過性に過ぎない事業推進では、本当の豊かさや幸せを運ぶ事業には繋がりません。いくらメガイベントが成功しても、県民の心が満たされなければ意味はありません。そのことを肝に銘じて、県政の推進に努めて参ります。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
>>詳しいプロフィールはこちら

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

リンク

ブログ内検索