10月 1日(月) 法の日、珈琲の日、衣替え、晴れ
台風一過、朝から、不通になったJR豊肥本線で通勤通学する人が混乱するだけでなく、国道10号線の通行止めの大渋滞が発生、混乱した様でした。
県の災害警戒本部も、その役割について、再度点検する必要があると痛感させられました。
公共交通計画でも、災害時の具体的危機対応策について、再点検が必要です。昨日のうちに、道路迂回ルート並びにその表示、および広報を行っておくと、幾分違ったかもしれません。また、鉄道事業者とバス事業者を行政が繋ぎ、代替手段ネットワークによる緊急対応策も急がなければなりません。
私は、年度後半の月初め、恒例の朝起き会からスタートし、事務所で打ち合わせの後、午前中にAPUに行ってきました。
開催中の世界報道写真展鑑賞です。戦争や自然災害、紛争や社会的問題を取り上げた世界の現実を報道写真で伝えていました。ところで風の強いキャンパスでは、大ホールの建物の屋根が昨日の台風で吹き飛ばされており、驚きました。
昼は、所属ロータリークラブの例会に於いて、九州財務事務所さんの「大分県内の景気動向や経済情勢について」の卓話を聴きました。本県は、相変わらず、大手製造業中心であり、非製造業や中小企業の苦戦が続いていることを痛感させられました。原油高、輸送コスト、人手不足の三重苦をいかに脱却するか?具体策実行のスピードを上げなければ、ことは深刻です!
表現者「危機と対峙する保守思想誌クライテリオン9月号で柴山圭太先生が言っておられるように「大都市への送電網を維持しているのは地方のたたき上げのお兄ちゃん達で、大都市の食生活を支えているのも地方の農民なのです。
その方達に光を当て、都市と地方の均衡ある発展をはからなければ、国家として、衰退することが危惧されます。
東京の理屈で、地方が動く必要はない訳で、「トランプ・英EU離脱」現象からポピュリズム肯定論について考えさせられた一日となりました。