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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

成長力が期待される大分県の農林水産業!

  9月19日(水) 苗字の日、くもり

 今日も県議会は、常任委員会での審議でした。
 私は、委員外議員として2つの委員会に出席しました。
 農林水産委員会の6億円を超える漁業調査船の建造契約について、私も発言を求めました。
 水産産出額目標単年度215億円に対するこうした調査コストの単年度損益分岐点額や随意契約についての担当職員の会計管理局の実務研修の受講実績などについて、聴きました。県庁職員の随意契約に関わるとんでもない事件が発覚した中、随意契約案件を上程してきた以上、厳しくチェックするのは当然です。それにしても、職員の問題認識の甘さに、驚かされました。不祥事が続くはずです。
 ところで、日銀大分支店の6月に公表された特別調査レポート『成長力が期待される大分県の農業』について、県庁農林水産部独自の分析・検証を加えた新たな取組のスタートについての話が聴けるものと期待して参りましたが、アンテナは低かったようです。スピード感もちょっと残念な気がしました。
 KPIの見直しや「生産誘発額」や「移輸出額」、「農地地域類型別(都市的地域・平地農業地域・中間農業地域・山間農業地域)生産農業所得額」等の目標指標設定等の新たな課題への取組が期待されます。
 特に、農業高校のあり方の見直しが一歩前進しますが、教育委員会所管でなく、農林水産部所管の高校への移行をめざすことも新たな時代を切り拓く一手かもしれません。県立農業大学校を公立大学法人とし、その付属農業高校を県下各エリアに配置するぐらいの意気込みが求められる時代になっています。日銀大分支店の特別調査レポートを、そうした視点で読み解くと成長産業へのヒントも見えてきそうです。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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