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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

JR日田彦山線と高倉健!

  9月12日(水) 水路記念日、宇宙の日、小雨

 今日から県議会は、一般質問に移りました。
 今日も、障害者雇用率の水増し問題が取り上げられました。同じ県行政である知事部局と警察部局では、水増しなんてないのに、教育委員会だけでなぜ行われているのか、今日もその説明はありませんでした。知事部局から出向している教育人事課職員もいる訳で、管理可能な根本原因に対する言及はないままでした。職員のスキル研修や相互チェック等のシステム的管理可能な根本原因があるはずです。
 太陽の家が存在し、国際車いすマラソンを開催している本県の障害者雇用の精神的支柱となる人材育成を担う県教委のこの問題をいい加減にやり過ごす訳には参りません。障害を持ちながら自立し、成功しておられるような方に学校現場の指導をお願いする等、方策はいくらでもあるはずです。民間人校長採用についても、これまでにこうした視点も見受けられませんでした。本県には実践者が身近にたくさんいるはずです。「ご意見を賜りたい」って、5年前に実践しておくべきことだったはずです。誰の為に仕事をするのか?ものごとの本質とは何か?を考えさせられました。
 そんな中、JR日田彦山線の復旧復興工事について、その整備の歴史や沿線の歴史についての発言がありました。 
 宝珠山炭鉱とそこを開発した伊藤傳衛門、また、高倉健が幼少期を、白蓮もここで過ごしたことや、さらに日銀総裁や大蔵大臣を務めた井上準之助の働きを期待しての添田~夜明間の鉄道埋設期成会が発足した歴史など、興味深いことが述べられました。
 私は、被災直後から何度もこの区間の駅舎に足を運んでおり、道の駅がある勧遊舎ひこさん駅、修験者道場の入り口となる彦山駅、小鹿田焼の里の皿山地区への最寄りの筑前岩屋駅、小石原焼や高倉健展のいぶき館展示場などのある東峰村の大行司駅、大蔵大臣や日銀総裁を務めた井上準之助の生家のある大鶴駅等、本当に歴史の散策に事欠かない観光資源の宝庫ばかりです。
 この秋に、生き方の本質に想いを馳せながらもう一度、JR日田彦山線沿線をドライブ・散策してみたくなりました。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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