9月11日(火) 米国同時多発テロ事件の日、公衆電話発設置の日、くもり
今日から県議会は、代表質問に入りました。
この4年、任期最後の総括となる代表質問でしたが、議場はどんより重い空気に包まれた様な気が致します。
地方創生について、「笑顔溢れる明るさ」と「一体感」で包まれる議論とはいきませんでした。
開会前に発覚した県職員の贈収賄逮捕や障害者雇用率の嘘発覚などがあり、重苦しい雰囲気でした。
市町村との一体感を醸成するどころか、県行政の知事部局と県教委で、障害者雇用についてのルールの共有も出来ていなかった訳で、あきれかえります。今日は、知事部局の自己調査に対する信頼についても言及がありました。
今後、不祥事の根幹にあるルールを守れない組織風土を醸成した背景の深堀や、制度が実態に合っているかという検証など、根幹的な原因まで踏み込み、再発防止策を練り上げる必要があります。
今日も、予算不足や人員の欠如についての言及がありましたが、それは言い訳であり、背景に過ぎません。対策の立てようのない背景要因と管理可能な根本原因を分け、解決策を考えながらの原因分析が不可欠です。
不祥事の根源にあるものを追求し改善しなければ、再び不祥事が発生し、行政の信頼が根底から崩れるのみならず、巨悪に繋がる要因を生むことになりかねません!信頼回復は、議会の厳しいチェック機能発揮にかかっております。