6月 9日(土) ロックの日、晴れのち夜半より雨
運動不足だったので、午前中、地元のパブリックコースのゴルフ場に歩きに行ってきました。
午後からは、ラグビー日本代表のテストマッチがあるということで、シャトルバス乗り場等の状況や交通規制の状況等を確認させて頂きました。
動員目標3万人、実際の入場者数2万6千人(内、1万3千人が小中高校生を招待)、実質1万3千人?
ラグビーW杯を盛り上げるには、まだまだ、仕掛けが必要です。先日、地域の体育祭で、ラグビーボールを使って、何処に飛んでいくかわからない特性を利用した競技「ラグビーW杯への道」は大変盛り上がりましたが、学校の運動会などでも、闘いを鼓舞するウォークライ「ハカ」の踊りを披露する等、工夫が求められています。
今回、招待した児童生徒の中には、これからが沸き上がるプレーの後半戦が始まる時に、引率の先生が「帰るよ~!」と、帰って行ったところを見られた方から、「どうなっているの~?」とのご指摘がありました。高いお金を払って観戦された方からすると、信じがたい光景だったようです。 おそらく、教育委員会が無理やり動員したのでしょう。遠くから来ている子ども達の自宅までの帰宅スケジュールを考えれば止むなしだったのかもしれません!
今回、交通規制については、かなりの成果を上げた様ですが、地域資源としての「大銀ドーム」の利活用について、「ドーム」と「アリーナ」で同時並行のビッグイベントが開催されたことも想定しての、一過性でないアクセス方法をソフト対策の工夫によってレガシ―として残すまでには至っていません。その試みが出来なければ、W杯開催意味も薄れます!
また、今回のテストマッチにもシャトルバスなどに公金が投入されており、地域経済循環について、実態把握、分析、解析、改善に繋げていくことを本番に間に合うように急がなければなりません。今回も、全国のラグビーファンへのPRも不足しており、県外からの誘客には程遠い状況でした。ラグビーのコアなファン層へのアプローチに特化したPRも欠かせません。
2002年のサッカーW杯を青年会議所メンバー及び市議会議員として経験した者としては、1年ほどに近付いた今の現状を当時と比べると心配です。本当に、おんせん県にふさわしい沸き上がり方をめざすには、まだまだ課題が多いです。
しっかり、2002年を思い起こし、フォロー支援して参ります!