6月 8日(金) 成層圏発見の日、鳴門大橋開通記念日、雨のち晴れ
今日は、国道210号線改修促進協議会役員会がありました。
各種団体や組合関係の総会はひと段落し、これからは行政関係の道路建設促進協議会等の総会が開催される時期となります。
今日の役員会の前には、国土交通省大分河川行動事務所長をお招きしての勉強会が開催され、『道路行政等に関する最近の話題』について、学ぶ機会を頂きました。
私が注目したのは、「道路メンテナンス会議」の設置と、『重要物流道路制度』です。
特に、トラック運転手の担い手不足などから、物流ネットワークに大きな変化が起こっており、陸上と海上交通の道路ネットワークアクセスの整備に関する優先順位にも変化が生じています。今日の国道210号線湯布院から大分市木の上までの約30キロ区間は、この『重要物流道路』区間と言えます。大在港に就航しておりますRORO船が九州の東の玄関口として活躍するには、佐賀や長崎など、西九州方面との道路アクセスが欠かせません。現在、湯布院から大分までの高速道路の霧による通行止めや速度制限が、船の出航時間と産地からの到着時間のぎりぎりとなるリスクが高く、集荷基地としての機能に影響が出ているそうです。
そう言う意味でも、湯布院から別府経由大分の高速道路のショートカットで直接行け、時間短縮可能となる210号線の改修促進は大分・由布両市の発展には欠かせないものです。国交省直轄への格上げの取り組み以来、スピードアップしているものの、さらに弾みをつけて参ります。