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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

県議会商工労働企業委員会の県内所管事務調査終了!

6月 1日(土) 気象記念日、電波の日、写真の日、麦茶の日、晴れ

今日は、月初、恒例の実践倫理宏正会の5時からの朝起き会からスタートしました。
5月7日から始まった 県議会商工労働委員会の県内所管事務調査も7日目の最終日を迎え、中部振興局から、高等技術専門校、職業能力開発協会へ参りました。ここでは、技能士会に所属する各関係組合の役員が勢揃いし、担い手不足について、直接、現場で抱える課題について、ご意見を拝聴させて頂きました。
これで、全ての日程を終了し、6月議会迄に、執行部に対する提言の取りまとめを委員会として行うこととなります。
日銀大分支店の特別調査レポートが指摘する「事業承継」や「県内製造業のイノベーション」の課題などについて重点的な取り組みのスピードアップが求められそうです。
今年、久々に商工労働委員会に所属させていただき、頑張っている企業がある一方で、後継者のいない小規模事業者の苦悩や人口減少などによるマーケットの縮小の枠から飛び出せないで、事業廃止せざるを得ない事業者など、企業格差の拡大を痛感しました。経営者の職業訓練に関わる教育機関などとの情報共有も大きな課題と言えます。
世界や全国を相手にして先進的なものづくりを行っている地場企業の事を、その周辺で暮らしている方や県や市の行政職員ですら、何も知らない実態が垣間見得ました。
「あの会社は素晴らしいから、あそこに就職できるといいね。」と、食卓での会話になれば、担い手不足の心配なんていらなくなるはずです。
今回、「地域の一体感」と「笑顔あふれる明るさ」をテーマに、いろいろな現場の声を聞いて参りましたが、その為の県行政の部局を超えた「情報共有」が最大の課題である事を痛感させられました。所管部局以外のことには興味も関心も示さない「お役所仕事」からの脱皮を実現するフレームワーク構築を急ぎます。
今回、商工労働委員会として、地域の商工会や商工会議所の指導員さんにきていただき、お話を聞けたことが前進の第一歩です。担い手不足の技能士に関する団体が所属する中小企業団体中央会の経営指導員さんからもじっくり実態と課題、課題解決策について、委員会として意見を聴く機会を設定したいものです。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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