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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

リーサス、パートⅡ

 2月27日(火) 新撰組の日、晴れ

 今日から、平成30年 第一回定例県議会が開会しました。
 まず、知事から県政執行の方針と共に、上程された議案の説明がありました。
 代表質問や一般質問に、さらに、予算特別委員会での質問の機会もありますが、かなり詳しい説明がありました。特に、予算概要についての説明は、各部局長が行うような細かい部分まで、知事が説明されていました。
 冒頭の県政執行の方針についても4つの方針が示され、詳しく説明されました。
 私がむしろ聞きたかったのは、「時代認識」や地方創生に懸ける「気概」及び、「大分県がめざす理想」などについて、知事の決意と想いをもう少し詳しく語って欲しかったです。
 そうした部分について、来週から始まる、代表質問、一般質問、予算特別委員会、予算特別委員会分科会、常任委員会などで、さらに詳しく、説明された事業予算案の事業構築の前提となるデータなど、その前提条件が正しいのか?も含めた掘り下げた深い議論が出来れば幸いです。
 そうした意味でも、国が公開する地域経済分析システムリーサス(RESAS)の活用を促進したいものです。そう言えば、本日も、ラグビーW杯の地域経済への波及効果額の説明もありましたが、その前提入力データの信頼性にも注視して参ります。
 開催に必要な経費が当初予想よりはるかに、膨らみ、その数字が突然、責任所在も曖昧なまま、踊り始めていることに違和感があります。
 毎年、予算案を説明される議会担当責任者の多くの部局長は、これを最後に、退職されます。その温情なのか、毎年、議会の詰めも甘く、前提となる算出根拠数字の確認等が疎かなまま、事業が進み、長期総合計画の個別目標指標は達成しているにも関わらず、人口も県民所得も上がってこないという実態が続いてしまっており、責任を痛感させられます。
 「政治家は嘘をつくが、数字は嘘をつかない!」といいますが、このリーサス、上手く、前提条件を変えたり、誤魔化したりすることがなければ、正直な実態に基づく、知恵や工夫を生み出す可能性があります。
 今議会では、14日(水)の午後一番に、私も一般質問に登壇いたします。
 本日の、知事の提案理由説明を聞き、本日より質問を草稿して参ります。当初、予定した事項から、かなり変わる可能性もあります。これから、代表質問、一般質問での答弁を聞きながら、準備を進めて参ります。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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