2月 7日(水) 北方領土の日、晴れ
今日は、北方領土の日でした。
今年も、全国都道府県議長会が実行員会に所属することから、北方領土返還要求全国大会に大分県議会を代表して、出席させて頂きました。
今年は、西郷どんの南洲翁遺訓が注目される中、『正義の為なら滅ぶも辞せず』の外交の心得の重要性を痛感させられる大会となりました。総理は、挨拶で5月に日露首脳会談を模索していることを明らかにして、平和条約締結に向けての覚悟を示されました。総理の覚悟を支える国民の覚悟も『正義の為なら滅ぶも辞せず』という故郷を追われた島民の皆様の想いを当事者意識を持って、共有すること無くして、前進は見られないものと思います。皆様の機運醸成のご協力をお願い申し上げます。
この北方領土について、国民の理解が欠かせませんが、当事者意識はまだまだです。北方領土の気候や環境、風土、文化、歴史などをもっと、教育現場で伝えていくことから始める必要がありそうです。歴史小説も、北方の島々を題材にした歴史小説も少ないのが現実です。
私は、司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」(全6巻)、安倍龍太郎先生の「黄金海流」などの長編歴史小説から北方の周辺国との歴史や気候・厳しい環境を多少知ることが出来ました。オススメの本です。
それにしても、大分は寒いです。昨晩、最終便で上京、今日の大会後、帰って来ましたが、東京はすっかり春めいて、歩くと汗ばむほどでしたが、大分空港に降り立つと、風が、空気がまだ、凍てつくようでした!今年は、西の大分の方が異常に寒い気がします。