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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

『新春の集い』に御参集頂きありがとうございました!

 1月20日(土) 二十日正月、晴れ

 今日は、56歳の誕生日でした。
 誕生日の本日、支持者の皆様と『新春の集い』を開催させて頂き、市議・県議通算30年目を迎えた『新年の抱負』を述べさせていただきました。以下の様な、御挨拶をさせて頂きました。

『新年の抱負』

 皆様、明けましておめでとうございます。
 本日は、「新春の集い」にお越し頂き、誠にありがとうございます。
 農林水産副大臣 礒崎洋輔先生、衆議院議員穴見陽一先生の奥様におかれましては、御多用中にもかかわらず、錦上花を添えて頂きまして、ありがとうございます。
また、市政と県政の橋渡しを御指南頂いております市議会議員の先生方とたくさんの団体役員の皆様に御出席頂いております。深く御礼申し上げます。
そして、私を力強く応援して頂いております育栄会会員、自民党校区及び支部党員、地元地域の方々をはじめ、本日お越し頂いております全ての皆様方に、大変高い席からではございますが、重ねて感謝御礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、災害対応に明け暮れた一年でした。未だに多くの方が、仮住まいで年を越しておられます。被災者の皆様に、お見舞い申し上げます。
また、昨年は文化の日に、地方自治功労知事表彰を思いがけず賜りました。夫婦で、県庁で行われました授賞式に出席させて頂いて参りました。
この地方自治功労は、県議会議員を3期満了すると頂けるそうです。この度、五五歳以上に授与するとの規定により、栄に浴した次第です。
これもひとえに、皆様方の永年にわたるご支援のおかげです。改めて御礼申し上げます。
さて、今年の新年互例会で、広瀬知事は、県政における重点事項を三点掲げられました。
私の使命は、知事が掲げた三つの重点事項を前進させることです。答えの見えない時代に、常識にこだわらず、五感が捉えるあらゆる情報を集め、関連づけ、そこから新しい問題を発見し、これまでには無い視点や物差しでアプローチし、課題に取り組んで参ります。
一つは、未だに仮住まいを続けておられます二百五十四名の災害被災者の生活再建と復旧復興のスピードアップです。時が過ぎると、忘れられがちな被災者に、寄り添った施策推進に注力して参ります。
二つ目は、景気回復と働き方改革です。
一人当たり県民所得の国との格差は、十ポイント開いたままです。一人当たり県民所得格差は、3百万円を超えっているトップの自治体と最下位の自治体では、百七十五万五千円と拡がっています。また、3百万円台だった自治体でも、一年で百万円ほど一人当たり県民所得が落ち込む等、変動が大きいところも見受けられます。製造業出荷額の伸びや好調さばかりが、注目されておりますが、統計上は県民所得向上に結び付くには至っておりません。回転ドアのように、資金が、右から左に本県を通り過ぎるばかりです。私の役割は、県民の手元まで豊かさを届け、留まり、循環する「豊の国」つくりです。
循環型経済実現の為には、周辺部の消費・購買力の安定的向上が必要です。
従って、農業生産額向上を強力に推し進め、農家所得向上を目指す必要があります。併せて、人口を確保するための移住・定住対策をも欠かせません。林業や漁業もしかりです。礒崎先生が農林水産副大臣の間に是非、付加価値を高める産業の構造改革の道筋をつけたいものです。先生、よろしくお願い申し上げます。
三つ目は、大分県版地方創生の加速です。
今年は、食育推進全国大会が六月二十三日から本県であります。また、十月六日から一一月二十五日までは、国民文化祭及び全国障害者芸術文化祭がはじめて地域レベルで同時開催されます。総合パンフレットをお帰りに準備しておりますので、お持ち帰り頂き、予定を組み、御参加願います。また、国東半島六郷満山霊場創建千三百年の節目も迎え、祭典があります。
改選後になりますが、来年には、ラグビーW杯が開催され、十月に、大銀ドームで五試合があります。世界のラグビー強豪国の皆様が、大分に押し寄せて参ります。県民の皆様にとって、一生に一度の体験となるでしょう。
その直後、一一月三十日から十二月十五日まで、熊本では、女子ハンドボール世界選手権大会が開催され、二十四カ国の強くて美しい女子アスリートの祭典がございます。
いずれも、今年、プレ大会が本県でも開催される運びとなりそうです。本番の事前調整キャンプ誘致は、今年前半の活動がカギを握ります。二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックにも繋がります。
さらに、平成三十二年秋には、全国産業教育フェア大分大会の開催も、文部科学省より内示決定したばかりです。担い手不足の中、人材確保・育成の産業教育の本質を見据え、準備を支援します。
ところで、今年は、明治改元から百五十年の節目にあたります。江戸時代には三百もの藩があり、今の地方自治体とは違い、全く別の国のように、それぞれ異なる言葉や文化、価値観を持っていたといいます。しかも幕末には、各藩の中で、個人の自立性を育てる教育が行われており、そこで生まれた多様性が、明治維新の大きなうねりを生み出したといいます。
一方、大分県の魅力は、三百年にわたる小藩分立により、それぞれの地域で独自の気風が育ち、文化財や伝統芸能が数多く存在していることです。その文化の多様性が互いに摂取、融合し、他の地域には見られない独自の新しい文化を創造しています。
国民文化祭開催年にあたり、こうした地域資源を皆様と共に見つめ、磨き直し、今までにはない新たな文化を生み出せれば幸いです。
実現には、道路・港湾・空港・コンビナート護岸等の社会資本や産業基盤の整備も欠かせません。空港と市内を二五分で結ぶ別府湾高速艇や大分~松山を三十八分で結ぶ豊予海峡トンネル新幹線等も時代が求める課題となりました。
政治家に求められます有権者の夢を叶える魔法使いになれるように、機運の醸成に努めて参ります。
『創ろう!まち・ひと・しごと』の私が選挙公報にも掲げた十項目の公約について、『時代が求める県政』の具体策の進捗状況をチェックしながら、皆様と共に、大分県版地方創生を着実に築きあげて参ります。
市議三期・県議五期、通算三十年目となります任期最終年を迎え、『多様性こそが、時代を動かす原動力』と肝に銘じ、使命を果たして参ります。
 来年は、統一地方選挙です。
天皇陛下がご退位され、元号も変わります。穏やかに改元を迎えるには、知事・県議選日程は、来年三月二九日告示、四月七日投票、市長選日程は四月十四日告示、二十一日投票が予想されます。
来秋には、消費税率引き上げが決定して、ラグビーW杯開催と重なっています。
 いずれも、準備や対応を急がなければなりません。今任期中にやり遂げる覚悟で取り組んで参ります。
皆様方のなお一層のご指導ご支援を賜ります様、お願いします。お持ち帰り頂きます資料の中に、後援会入会や入党手続き用紙も入れさせて頂いておりますので、御協力をお願い申し上げます。
結びに、皆様方の益々のご健勝と御活躍をお祈り申し上げます。
本日、私の五十六歳の誕生日に、「新春の集い」を開催することをお許し頂き、御尽力賜りました応援隊の世話人の皆様をはじめ、お祝いに駆けつけて頂きましたアトラクション出演者の皆様、そして、御来場頂きましたすべての皆様に重ねて御礼申し上げ、私の新年のあいさつとさせていただきます。
今日は本当にありがとうございました。


 

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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