11月 9日(木) 119番の日、晴れ
本日は日本の中で、一番早くから動き始めている東京・平河町にある都道府県会館内の全国都道府県議長会に出向き、事務総長に御挨拶の後、地方議会に最も詳しい内田事務局次長様より、地方自治全般に関して及び地方議会の最新動向について詳しく教えて頂きました。
議会運営委員会も、他の県議会では形式主義や権威主義からの脱却がなされ、効率を優先されていることを痛感させられました。地方議会のミッションもグローバル化や意見集約の加速化が求められる時代に突入し、本質的議論を効率的に深堀することが大事です。形式や権威主義から脱却できなければ、時代への要請に応えられないことを、改めて認識させて頂きました。
私は、地方自治法の改正や中央各省庁のツイッター等をフォローしており、最新情報収集に努めております。しかし、構成議員全員がそうしたすべての最新情報を共有しているとはいえません。したがって、議会議論を深堀する前の情報共有を行う為に、大変な労力を事務局も費やしており、そうした説明に終始している感が拭えません。現場や地域の声を届ける政策提言ミッションを地方議会が発揮する今までにはないシステム構築をする必要があると、私は感じています。
国に対する意見書決議なども、各省庁が御意見箱の様な地方議員がつぶやくツイッターから、政策提言が生まれる時代に突入しているといっても過言ではありません。
そうした新たな時代に即応する都道府県議長会となれるように、幾つかお願いを申しあげてきました。地方議会改革を率先して取り組める関係構築の為に、毎年、ここに委員全員で足を運んでいることに意義があることを確信した今回の県外所管事務調査となりましたことを、皆様にご報告申し上げます。