9月20日(水) バスの日、彼岸の入り、浜の市お帰り くもり一時小雨
今日の県議会は、常任委員会でした。私の所属する総務企画委員会は明日の開催なので、他の委員会にオブザーバー出席すべきところでしたが、5月から曲がらなくなっている膝の治療に今日しか空いた時間がなく、行かせて頂きました。
ところで、台風18号の被害状況が、だんだんと明らかになって来ています。県南地域は、海沿いの浦や中山間地が多く、被害状況の把握に苦労されているようです。県の災害対策本部が立ち上げられた一時間後に、県の要請に基づき、自衛隊が撤収しており、土砂の除去等はその後、すべて民間の力によって、行われる様です。少子高齢化の過疎地域が多い中、大変な状況です。
被災地にボランティアセンターが設立されていますが、普段から交通の便利が良いとは言えない地域で、しかも、今回、JRの鉄道も不通になったこともあり、ボランティアの人数確保も難しいことが予想されます。対策が必要です。
県下市町村長が調印されておられる「県消防団相互応援協定書」があるはずなのですが、当事者である自治体首長も選挙などで交代しています。
台風18号の家屋建物被害は、7月の九州北部豪雨災害の時よりも、その被害件数は増えている中、最も頼りになるのは、消防団の組織的かつ機動的展開力です。5年前も、この相互応援協定によって、消防団がポンプ車を持ち込み、組織的に土砂の除去から高圧洗浄、消毒作業などに大車輪の活躍をして頂きました。
あの時の協定書がまだ機能するのであれば、甚大な被害を覚知された市町村長さんが、要請を待たずに、自主的に消防団を派遣できるとされているはずです。そうした応援派遣がきっと必要になってくると思われます。
課題や問題点などについて、スピード感を持って調べると共に、自治体首長さん達の英断を期待し、相談してみます。