9月11日(月) 米国同時多発テロ事件の日、くもりのち雨
今日は、9.11です。
私にとっては、忘れられない日です。もしかしたら、人生終わっていたかもしれない日だからです。
日本JCに出向中、ボランティア年に国連での加盟申請プロジェクトでそこにいた可能性があったからです。私は、県議会開会中の為、行けずに、代わりに行ってくれたメンバーの奥さんから、夜遅くに泣きながら電話があったことをおもいだしました。ですから、今日の朝刊が休刊だったことが、残念でした。ジャーナリズムもこの日の休刊について、問題意識が無かったなら危惧されます。
さて、今日は、県議会は考案日の為、休会でした。
午前中、読みかけだった『山奥の小さな旅館が連日外国人で満室になる理由』を一気に読み終えました。
旅館 山城屋さんとは、先代からのお付き合いでその取り組みのご苦労をよく理解できるので、本当に素晴らしい今に嬉しくなりました。この本でご指摘ただいている内容について、「日本一のおんせん県おおいたツーリズム戦略」と読み比べ、さらなる改善のスピードアップを支援いたします。観光戦略の基盤となる『大分県観光統計調査』のデータの取り方にも一石を投じる内容も盛り込まれており、そこにも注目しました。調査項目や宿泊施設の分類などの見直しの必要性も痛感させられました。事業者がマーケティングに使える統計調査にしていかなければなりません。久しぶりに、山城屋さんに、関係者と泊まりに行って、じっくり観光戦略を練り直したいと思います。
昼は、政経懇話会に出席し、子供が作る「弁当の日」提唱者竹内和男先生の『"弁当の日"で何が育つか 食卓から見える日本の家庭・教育』の話を聴き、反省しきりでした。『はなちゃんのみそ汁』という映画にもなったお話には涙が出ました。私も、家庭で食卓を囲むこともなく、結果、我が家には食卓は無いと言っても否定できません。社会人になった子供達には申し訳なさでいっぱいです。「人は置かれた環境に適応する」との教訓も、適応するだけでは、崩壊してしまいます。「過去は変えられませんが、未来は自分で切り開くしかありません」という竹内先生のおっしゃるように、自分で弁当を作っておふくろの味を伝承するように自ら実践するしかないのです。コンビニ弁当が、おふくろの味では許されません。朝飯にカツオ出汁や昆布だし、大分ですから椎茸出汁のみそ汁を自分たちでつくれるようになる事が、大事です。
子どもたちにも、親を当てにせず、自炊するぐらいの覚悟が有れば、心配は要りません!
こんな時代だからこそ、自ら実践しなければなりません!