8月21日(月) 献血記念日、晴れ
今日は、県議会所属会派の社会資本整備対策調査会で、長野県を訪れました。
長野県庁で、洪水対策ダムである浅川ダムと中部横断自動車道の建設促進の取り組みを聞きました。その後、全国で4例目の洪水対策ダムであります浅川ダムの現地視察をさせて頂きました。本県でも竹田の玉来ダムを着工していますが、この浅川ダムは、水を貯めることはありません。洪水対策としての治水のためのダムです。したがって、今日も、水は、普通の川の部分に流れているだけでした。ダムの上流部の鋼製による流木対策砂防ダムなどとのセットでの取り組みは、日田の被災地の復旧・復興の参考となりました。また、下流部での内水面の対策も参考になりました。
ダムの視察後、日本海と太平洋を結ぶ中部横断自動車道の建設状況を現地にて、国土交通省の現地事務所長様から、詳しく、聞くことができました。
この時、佐久平の田圃では、稲穂が垂れ始めていました。標高も800メートルを越えており、日本で一番高い場所を通る高速道路になるとのことでした。この佐久平の稲は、かけ干しをするそうで、ブランド米としても有名だそうです。こうしたブランド米や、高原野菜が高速道路が完成すれば、清水港から、全国へ、海外へ、輸送される日も近いかもしれません。高速道路、社会資本整備は地方にとって欠かせない事実です。全国が競う中で、どう工夫し、違いを出すか?問われています。