4月 2日(日) 図書記念日、晴れ
早朝、5時からの朝起き会に出席。
今日は、国東半島六郷満山183か所巡礼の「峰入り」が始まるなど、興味深いイベント満載の一日だったが、今日は「図書の日」、読書をした。
新潮社発刊「不発弾」を一気に読み終えた。時事通信社にいた相場英雄著と言う点と大手電機企業の粉飾決算にからむ政治的背景など、かなり具体的な何かをにおわせる内容に釘づけになった。読み応えがあった。ただ、最後の終わり方が、あまりに現実的で、今の日本社会を覆う何かを想わせるものであり、地方に於いてもこうした現実を垣間見たような気がした。
地方ほど、中央のこうした不発弾の影響は重くのしかかる。また、地方に於いてもこうした中央のやり方で、課題の本質解決について、隠ぺい・先送りする手法が秘かに進んでいるとしたら、問題である。実に巧妙な権力主義的な押さえこみ手法が横行しているとすれば、それで本当に良いのか?疑問である。我々議員が、そうした権力に擦り寄った時には存在価値もなくなることを自覚しておく必要性もある。