3月23日(木) 世界気象デー、雨
午前中は、県立芸術文化短期大学の卒業式に出席、祝辞を述べさせていただいた。
華やかな卒業式だった。短大の方が4年生に比べると、短い履修期間だからか、よく学んでいる印象を持った。
午後から、今年度最終の県議会常任委員会を開催。総務企画委員長として、事前に前任期中の知事の再出馬表明での多選などに対する質問に答えた記者会見録を読み込み、県庁の行政全体を司る4局及び総務・企画振興部所管予算案などを慎重審議した。
知事は、再出馬表明の際に、「現場の様子を常に出かけて行ってしっかり見させて戴く」「県民の皆さんと議論する根気があるかどうか」「現場の様子を謙虚に承る」「親身になって議論させてもらう」と言っておられた。所詮、県は市町村を通じた間接行政機関である。したがって、「上から目線」や「押し付け」的な施策がみえてくると危険信号である。そうした視点を忘れずに、新年度予算案及び、議案についてチェックした。
また、数字は嘘をつかないので、大分県ミニ統計と照らし合わせながら審査した。
この中で、特に、対国民所得格差に注目した。89,9と大分県は10ポイント以上、国民所得平均値から取り残されているだけでなく、この格差が、拡がりつつあるのではないかと危惧している。この対国民所得格差をせめて95ぐらいにまでに縮小したいものだ。
この議会を終えると、我々県議会議員も今任期の折り返しとなる。したがって、この議会はとても重要となる。折り返し地点で決めた予算案を効果的に執行出来る為の深い議論が出来たのか?が今後問われることとなる。
国政政局もきな臭くなってきている。またまた、政治不信が高まって来ているのを肌で感じている。地方政治も例外ではない。謙虚に、丁寧に、取り組みたい!