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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

人を堰きとめるダムを創る!〜大塚美術館

1月12日(木) スキー記念日、晴れ

県議会自民党会派・地方創生調査会の視察調査で、徳島県鳴門市の明石海峡大橋開通に合わせて世界初の陶板名画美術館として人気の大塚美術館に行った。
ボンカレーやオロナミンCなどでも有名な大塚グループ創業75周年記念事業として、創業者による地元徳島・鳴門への恩返しとして総事業費約400億円を投資して造られた美術館に直接触れて来た。一握りの鳴門の砂を高精度のタイル状製品として付加価値を高め、そのタイルを大型美術陶板に、さらに写真陶板にした創業者の発想と、世界の有名美術館を鑑賞して回れば飛行機代だけでも数百万円かかるので、一堂に見れるところがあれば学生に喜ばれるとして、世界25カ国190余りの美術館から著作権料100億円ほどを含む総事業費400億円の事業のキッカケに驚いた。
明石海峡大橋の開通によって、人はみな関西に流れてしまうのではないかと危惧して、教育的・観光的性格を併せ持つ滞在時間の長い大きな美術館を鳴門に建てて、人を堰きとめるダムを造るとした創業者の発想に感動した。
この美術館でのN響コンサートや白鵬の結婚式をはじめ月2回の結婚式、将棋の王将戦の会場など、実にユニークな取り組みに注目させられた。広報戦略も凄い。人気お笑い芸人を広報部長として起用するなど、おもしろい。
大分県立美術館との連携企画展を模索できないか?の視点でいろいろなことも確認させていただいた。
帰りのバス停までに乗ったタクシーの運転手の大塚美術館創業一族への尊敬の念と地域が持つ資源への自信について、お話しさせて頂き、とても良い印象を持った。
ところで、大分から徳島へは、電車で博多へ行き、飛行機にて福岡空港から徳島空港経由、路線バスの旅となった。お隣の愛媛県経由より、ずっと早く行ける。将来的には、早く、直接、四国経由の方が早く行けるようにしたい。今年、J2の徳島ボルティスと大分トリニータとのゲームなど、サポーターの皆さんの美術館交流も楽しみだ!
その為にも、まずは、大分〜松山間の直行バスの実現をめざしたい。
視察後、一路、神戸に向かった。神戸は、リクルートでのサラリーマン時代に花時計横に建てたばかりの神戸支社ビルに、新規事業担当として、3ヶ月勤務した時代もあったので、三宮のガード下など、とても懐かしかった。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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