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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

「少しだけ、無理をして生きる!」パートⅡ

 9月25日(日) 日比谷松本楼10円カレーの日、雨

 早朝4時起き、5時からの実践倫理宏正会の朝起き会に出席。
 昼に、戸次川原合戦の長曽我部慰霊祭で毎年ご一緒していた歴史好きの元先生の葬儀に参列した。
 これからは、映画でも見に行って時間を過ごそうかな?
 ところで、全国の地方議会議員の政務活動費が問題となっている。政務活動費について、大分県議会では、まるで全議員が月に30万円もの支給を受けている様な報道がなされているが、実態はかなり違う。議員一人ひとりの公金認識にも大きな違いがあるのも事実だろう。
 政治にかかるお金に関して、有権者の想いに応える政策実現に直結する政務調査活動に充当可能な公金が「政務活動費」であり、使途のハードルは高く、制限されている。他にも選挙の為の後援会活動や政党活動等と、区分されなければならない。後援会活動については、政治資金規正法に基づき、後援会や支持者個人献金によって行われるものであり、政党活動の原資は党費など、政党が集め支給する資金によって、行われるようになっている。しかし、この区別認識が薄いようだ。
 地方議会の政務活動費での人件費なども、選挙運動や後援会活動を行う職員への人件費は認められてなく、あくまでも、政務調査の資料作成やその報告書作成の為の議員の限られた政務活動を補助する職員人件費とされている。
 したがって、認められる部分は少ない。そのグレーゾーンを私は、申請しないように心がけている。その為か、議会事務局職員や会派事務職員からもっと政務活動調査費を申請しても良いのでは?と、言われる。
 正直、県外視察なども、公金で無く、後援会などのお支えに頼っている。
 しかし、元々お金がない中での政治活動のスタートだったので、お金が無くても、政務調査活動も選挙運動も工夫によって、お金をかけずに成果を出せるものだ。これからもその姿勢は、貫きたい。
 今、話題となっている地方議員の政務活動調査費問題は、公表のあり方を工夫すれば解決できる。本県に関わる課題解決の為の議会としての政務調査手法の工夫と併せて考えるべきことだが、その為に議会基本条例を制定しており、その条文にすべて盛り込まれている。今週で、議会は閉会する。その納期までに何処まで、改善案を積み上げることが出来るか?
 私自身は、政治家としては無理だろうといわれるが、「清く 正しく 美しく」生き抜きたい。その為に、城山三郎さんじゃないが、「少しだけ、無理をして生きる」生き方に徹したい。傍目からは、「少し」でなく、「相当に」無理をした生き方かもしれないが、それでいい。初めっから、その覚悟を持って、立候補している訳だから。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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