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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

被災地応援 プレミア宿泊券や商品券の緊急発行を!!

  4月23日(土) サン・ジョルディの日、雨

 今日は、日本一のおんせん県おおいたの仕掛け人の一人でもある同級生からの要請を受け、礒崎参議と共に、地震の風評被害に苦しむ大分県下の旅館ホテルのキャンセル実態等について、別府の関係先を廻り、話を聞いてきた。
 今日は、余震もおさまりつつあるが、週末の土曜日にもかかわらず、1割から2割程度のところが多かった。今回の地震でのキャンセルについては、別府だけでも既に約6億5千万もの直接的影響が出ているという。中には、警察官や自衛隊員の新郎が、被災地への現地出動によって、結婚式をキャンセルしている事例も多いらしい。新郎新婦だけでなく、ご家族の方には、頭の下がる思いだ。こうしたことも考慮して、何処もキャンセル料を取れないと言っていた。
 さらに、ゴールデンウィーク中の予約キャンセルの回復は今のところ、ないらしい。何処もほぼ、直後の安全チェックなどを終え、普段通りに営業再開している。
 被災地熊本県の震源地を外れた営業可能な宿泊施設では、復旧技術者や作業員の予約で既に満杯だそうだ。東北の大震災の時も被災地以上に、その周辺の経済が風評被害でむしろ冷え込んだという。そういう意味では、大分県はそうした対策を危機感を持って練ることを急がなければ!
 こんなときでも起こし頂ける宿泊客は、事情を良く理解した近隣の方ばかりらしい。
 来週からの大型連休は、近隣の方に応援頂くしかなさそうだ。
 ならば、被災地応援のプレミアム宿泊券などを緊急発行し、安価に地元のホテルや旅館の良さを満喫して頂いてはどうだろうか?警察や消防、自衛隊等の皆さんは勿論、県下の自治体職員をはじめ民間企業で働く皆様も、今回の地震では、昼夜を分かたず、その対応に24時間体制でご尽力いただいた。お疲れの皆様が、近場で、家族と宿泊して温泉も堪能して頂けるような特段の取組が出来ないものか?
 そうしたアイデアも頂きながら、ジワーッとボディーブローのように効いてくる風評被害対策を急ぎたい。
 礒崎参議をはじめ地元国会議員に直接声を聞いて頂き、共に連携して対策に取り組みたい。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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