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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

被災者生活再建支援制度などの大分県の被災者への適用はどうなる?

  4月21日(水) 放送広告の日、民放の日、雨

 今朝も余震があったらしい。
 私は、朝方までぐっすり寝込んでおり、全く気付かなかった。疲れがたまっていたのだろうか?
 今週の予定は、殆どキャンセルとなり、被災地に足を運び、五感で様子を感じ取り、被災者の気持ちに寄り添うようにしている。
 今朝も大分では、気付かなかった余震も別府では、かなり揺れたらしい。そして、建物の損壊被害を受けた方の関係者から、相談の電話が入った。朝刊に、政府と熊本県では、早々に被災者生活再建支援制度の適用方針を固め、住宅が損壊した被災者を支援することを決定していることを見られたのか、「大分県はどうなりますか?」との問い合わせがあった。余震が続く中、大分県の被災者が取り残されはしないか!との不安がよぎったようだ。
 今回の地震は、広範囲で発生しており、局地的に大きな被害を受けている。これまでにないタイプであり、災害対応の各種制度の適用条件も旧来のままでは、対応できそうにない。熊本県と同じように大分県の被災者にも支援が届くように配慮を求めていきたい。適用を今回のエリアに広げて欲しい。しっかり、声を届けていきたい。
 今日は、10数キロしか離れていない別府市に震災後初めて入った。驚いた。旅館ホテル等の宿泊施設については、外観上の被害の様子は、全く見受けられなかった。
 ただ、鉄輪東地区や北鉄輪地区に行くと、一般家屋の瓦が割れ、ブルーシートに覆われている家屋が多かった。
 中には、住めなくなっている住宅も見受けられた。余震が続き、不安な住民は、避難所指定されていない近くの自治公民館に寄り添って、不安な時を過ごしているようだった。本当に、局地的に大きな被害が発生していた。
 住宅の危険度調査についても、自宅は不在だし、避難所も指定されたところではないので、その情報も行き届いていないようだった。県からの連絡員や支援隊と情報共有して、機能の精度を上げていく必要がありそうだ。
 私は、選挙区も違うので、公民館などへの声かけは遠慮して、選挙区内同僚県議に連絡して、直接的な対応は任せた。
 
 また、大型連休を前にして、キャンセルが続く観光業界について、防火対象物である旅館ホテルの適合表示制度の再確認を急ぐことが重要ではないだろうか?宿泊客の安全安心に対する信頼を獲得する為に、消防機関による震災後の再審査を徹底することが重要と思われる。本来は申請による制度だが、これを行政主導で行うことができないものか?審査基準を合格した者について、インターネット予約が増えた時代に即して、即時公表をすることが最大の支援に繋がりはしないだろうか?
 今の別府は、温泉地本来のゆったりした最高の丁寧なおもてなしの心でお迎え出来ることを確信している。また、大地の鼓動を五感で感じ取る。これからでも、普段予約が取れない湯布院や別府の旅館ホテルの予約が、今からでも間に合う。今年は、最高のチャンスかもしれない。私も、ゴールデンウィークは別府・湯布院を応援する意味でも普段予約の取れない旅館やホテルに泊まってみることを検討してみたい。
 
 

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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