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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

日本一のおんせん県おおいたへ、力強い応援を!~災害対応特別融資枠の設定など。

  4月20日(水) 穀雨、逓信記念日、晴れのちくもり

 今日は、穀雨。温かい雨に穀類の芽が伸びてくるとされている。しかし、大地震と未だに余震が続き、揺さぶられ緩んだ大地への雨には最大限の警戒が必要だ。
 今日も、悲痛な叫びが各所から届いた。
 余震は、幾分収まりつつあるが、日本一のおんせん県を代表する湯布院や別府の旅館・ホテルでは、宿泊予約客からのキャンセルが殺到しているという。かなりのところで、営業を再開しているものの、閑古鳥が鳴いている。
 旅館ホテルや観光関係事業者は、その経営不安まで新たに発生しそうだ。ここしばらくは、好調を持続していただけに、この落ち込みは、大きな打撃となりそうだ。稼ぎ時の5月のゴールデンウィークもこのままでは、閑古鳥が鳴きそうだ。
 いつも大賑わいの湯布院の湯の坪街道も人通りが無くなった。本来ののんびりした癒しの温泉地を堪能できる数少ない機会かもしれない。おもてなしにも気持ちが込められているらしい。ゴールデンウィークのご予定がまだお決まりで無い近県の方、もしよろしければ、応援の意味を込めて、湯布院・別府に足を運ぶことをご検討いただければ幸いです。
 しかし、余震が落ち着かなければ、御無理は申せません。したがって、この緊急非常事態に、ホテル旅館及び観光関係者への金融支援策の早期表明が求められる。無利子や猶予期間設定等、災害対応金融融資特別枠などの制度の詰めを、今日も関係者が実態把握に各地現場を奔走し、情報収集しているようだった。
 後は、思い切った判断を求めるしかない。この難局を乗り切る為には、政府及び金融機関の特段の英断をお願いするしかなない。
 ところで、温泉観光地のホテル旅館は、大規模施設が多い。当然、給排水設備などライフラインの安全確保には特段の注力が望まれる。幾度もの揺れの為、屋上の給水タンクなどの安全確認メンテナンスが必要であり、中には、クレーンを用いての取り換えなども必要な物件もあるらしい。
 しかし、こうした大型設備については、メーカーの協力が要る。そのメーカーの専門技術者の多くが、熊本に優先的に支援に入っており、大分の被災地の対策も求められている。熊本の状況を鑑みると、そちらを優先すべきだ。大分で、苦慮しているこうした具体的な状況把握を急ぎ、効率的な復旧作業の工夫を関係者と協議しながら進めていきたい。幅広い協力をお願いするばかり。
 
 

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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