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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

「恕」~関西大分県人会名誉会長の好きだった言葉

 9月14日(月) 浜の市おくだり、メンズバレンタインデー、コスモスの日、晴れ

 昨日、県体議員ソフトボール競技決勝を優勝で飾り、終了後、大阪へ。
 ぎっくり腰状態のまま、急いでいた為、腰のコルセットをし忘れソニック・新幹線にのり、腰が悪化。
 今日も朝起きて、痛くてやっと歩く。朝一で、お参りするはずだった聖徳太子所縁の四天王寺へは、近くの宿泊ホテルから手を合わせた。
 今日は、関西県人会 川野悠一 名誉会長のお別れの会。私は、サラリーマン時代に大阪勤務もあり、秘書時代から川野会長のご指導を頂いた一人。個人的にも、また、大分県にとっても大変、お世話になった方である。お元気だった県人会会長時代には、関西から多くの方を大分に観光に連れて来て頂いた。
 その川野会長のお好きな言葉が、「恕」だった。思いやりの心で許す。自分や身内にはとても厳しい方だったが、周囲の方にはとても思いやりを持って寛容な方だった。大分に息子さんを連れられて、お帰りになった際などに何度かご一緒させて頂いた。その時の息子さんが、立派に成長されて、遺族とグループ会社を代表されて、ご挨拶され、胸にジーンと来た。ただ、感謝するばかりだった。
 お別れの会を終え、県大阪事務所に職員の激励に行った。
 県大阪事務所は梅田の駅前第3ビル21階。30年ほど前、私のサラリーマン時代の大阪支社オフィスが20階。とても懐かしく思った。いろいろ、現状の取り組みなどを聞いた。恐らく、他都道府県もそれぞれフェアを開催するなど、特産品や観光PR及び企業誘致等に奔走している様で、ご苦労されている姿が見えた。先日の大阪のおばちゃんを起用した道頓堀イベントなど、相当に頑張っているものの、大分県のそれぞれの足元の地域が、その歴史や伝統を充分に認識し、比較優位性を活かす努力なくして、外向きのPRに迫力は生まれない。
 それで、大阪事務所の皆さんには、外での活動で得た辛辣な厳しい大分県の評価を大分にフィードバックすることが、皆さんの仕事でもあることをお伝えしてきた。外で一生懸命頑張ってPRすることもとても大事だが、そこでの大分県に足りないものや勘違いしていること、或いは、素晴らしいにもかかわらず、地元の認識不足の内容などをどれだけ、県民に伝えることができるか?そこが、県外にある県事務所の大きな役割でもある。
 そうしたことを、元気だった時の川野悠一 関西県人会会長が言っておられたことを 思い起こした。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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