8月11日(火) 高知よさこい祭り、晴れ
今朝は、国の内示に関する土木事務所の説明を受けた。事業執行に当たって、市当局とのさらなる連携を図りたい。
ところで、今日は「山の日」。祝日法施行は来年から。
実は、国会議員から昨年、「山の日」制定について、国に意見書を出して欲しいとの話があった。その際の説明は、あくまでも「山」を愛する理念規定による「山の日」制定との説明だったので、地方議会から意見書を出すまでもなく反対者なんているはずがないとして、衆参両院で過半数を占める政府与党の責任に於いて、速やかに成立させるべきとして、意見書は出さなかった。
代わりに、地方が直面する山に関わる林業・木材産業振興に必要な財源の確保を求める意見書を可決し、提出したことを思い出した。その文案に『「山の日」制定に向けた全国的な機運の高まり』との表現を入れていた。
あの時もそうだったが、国への意見書については、議院内閣制の我が国において国会議員との協議が重要だ。その協議をしっかりやって、意見書を県議会で可決し、国へ提出する際の協議は、もろもろのきっかけとなり、実現することも多い。
先の議会でも県民生活に密接に関係する「特殊詐欺」や「地方経済に直結する補正予算」などについて、意見書を採択している。今日、その取扱いについて、事務局に確認したところ、「送った」と、聞いた。郵送であるらしい。中央省庁のどこかの机の上に眠っているかもしれない。
知事は、県議会を終えてすぐに、国への各種要望に上京されていた。一方、二元代表制を標榜する県議会はどうか?反省させられた。採択した意見書の取り扱いについて、今後、早急に改善する必要があるかもしれない。
他県議会では、国に対する意見書を採択した際には、県選出国会議員等の支援を受けて、関係省庁に直接、議会閉会後直ちに閣僚級への要請活動を実行している県議会もあると聞いている。