7月21日(火) 自然公園の日、神前結婚記念日、くもり一時小雨
9:00 県議会執務室へ
9:30 議会運営委員会
9:45 会派会議
10:00 本会議(一般質問)
12:05 休憩、昼食
13:05 本会議(一般質問)
15:05 来客対応
15:30 事務局協議
17:00 武道教育推進協議会 意見交換会
19:00 バスで、駅前から
19:20 帰宅
今日から、県議会は一般質問に入った。素晴らしい質問が続いた。
今日のやり取りで幾つかに特に注目した。
県立美術館の入館者数が20万人を越えたとの答弁があった。年間目標人数を50万人と設定しているが、その前提条件が曖昧。大人と小学生では、入場料金も違う。今回は、県下すべての小学生の招待事業も入っており、それだけでも、およそ6万人ほど、上乗せしているはず。また、年間パスポート会員のカウントの仕方も明確にしておくべきであり、会員数とその入館回数動向も気がかりだ。館の運営を考えると、正確な入場料金収入見込みが無ければ、今後の事業実施予算にも影響が出てくる。当初、運営を司る財団理事は、将来の建て替え基金の積み上げを独立採算で、計上することをめざす美術館でなければならない。と、豪語していたので、期待している。会館直後の慣れない時期で、大変だとは思うが、最初が肝心。持続可能な美術館運営のためには、相当緻密な経営計画の立案があって然りだ。未だに、経営計画概要数値目標について、その説明を受けたことはない。県立美術館という名前は、県の責任を明確にするためにその名前にしたとの説明がかつてなされたが、むしろ曖昧になって見えるのは、今話題のオリンピックスタジアムや東芝のせいだろうか?
また、大分空港の利用促進策について、「おんせん県おおいた空港」の愛称使用も議論された。費用対効果のシュミレーションを行う様だが、国内線と国際線両方行う場合とどちらか一方のみ使用する場合とか、以前から指摘されていたが、未だに進んでいない様子だった。国際線定期便やチャーター便などの路線拡大や便数増便の前提条件の変化など、今後の具体策次第で、費用対効果も大きく変わってくる。ただ、飛行機などの機材などは限られており、できることも限られてくる訳で、現状と見込める分だけでも、急いで、費用対効果予測を発表すべきである
。可能性があれば、直ちに実行し、見込めないなら他のインバウンド策を考えるしかない。このままでは、取り残されかねない。
さらにもう一点は、日本遺産の認定についての議論に注目した。先日も文部科学省において、大分県からの申請が寂しいと言われたばかり。早速、動きが出てきた。
他にも、注目すべきやり取りもあったが、今後の常任委員会での議論に期待したい。