1月 5日(月) 小寒、苺の日、初水天宮、晴れ
4:00 起床
5:45 水産初セリ
6:30 青果初セリ
7:00 場内あいさつ回り
9:00 事務所
9:30 浜の市・火王宮事務所での初詣
11:00 新年互例会
13:00 新年あいさつ回り
16:00 歯医者
17:30 事務所にて明日の準備
今日から本格スタート。
初セリでは、中央卸売市場で、豊後水道や周防灘の海の幸及び豊の国の山の幸が出荷され、競り落とされ、初荷となった。
水産部門では、関アジがわずか、関サバは見当たらず、かぼすブリも少量、上浦沖の養殖マグロ一本80キロ級が2本といった具合に、初セリで、大分県の味力満載には、ちょっぴりさみしい気配。流通形態に変化あるとはいうものの、市場としての集荷の意志や今年度は、この品を市場として売り出すぞ!と、言った意志が、全く見えてこない。
青果部門もしかり!ミカンや甘太くんなど、全国に売り出せるものがあるのだが、いずれの部門も取材に来ているTVクルーに、「今年はこれを映してPRしたいのでよろしく!」と言うぐらいに市場開設者が力を込めた痕跡が見当たらなかった。ちょっと、残念!流通形態が大きく変わる中、市場の責務や役割は、プロとして、むしろ大きくなっている。
この市場も民間に指定管理者として、委託する方向で、その準備を進めているらしいのだが、これまで不調に終わっているらしい。
初セリでの市場関係者同士でも規制を強めろという意見や早く民間委託をといった利害関係者の意見も分かれていた。生産者である農家や漁師、そして、何よりも消費者を置き去りにしてはいないか?と、その問題の根の深さを思い知らされた。いずれにしても、このままでは、大分の市場だけが、取り残される。関係者は、危機意識を持って、対処して欲しい。私も、市場に足を運ぶ回数を増やして、農家や漁師と消費者の声を、市場関係者に届けたい。