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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

一般質問の項目、出揃う!

  11月30日(金) そばの日、カメラの日、晴れ

 今日の午前中は、来週月曜日の県議会一般質問等の議会運営についての最終確認協議を事務局と行いました。
 議案考案日なのですが、登庁されている県議は少なく、議会運営の裏方議員が登庁していました。
 上程案件やこれまで議会側から指摘している事項に対する改善策等もひっきりなしに、執行部から説明があります。
 そこで、さらに、内容を精査するように心がけています。必ず、その事業のKPIは?と聞き、最終ゴールとなるKGIは?その為のプロセスは?と確認するようにしています!
 ところで、一般質問の登壇者の質問項目が出揃い、県議会HPに記載公表しています。ご覧頂き、傍聴へ足を運んで頂いたり、ケーブルTVやインター0ネット中継をご覧いただければ幸いです。県議会一階ロビーには、人権習慣にちなんだポスター展示中です。子ども達の優秀作品もご覧いただけます。

命にかかわる酷暑の中での消毒作業、今から対策を!

  11月29日(木) 議会開設記念日、晴れ

 今日はとても良い天気となり、家から見える里山の紅葉もすっかり色づいて綺麗です。
 さて、先般伺ったみかん塾でも話題となった「ミカンバエ」の撲滅について、早速手を打っています。私の地元のみかん農家の皆さんも、今年は特に真夏の命の危険を感じる酷暑の中で、大汗をかきながら消毒作業をしており、体調を崩された方もいました。そうした重労働を幾分なりとも軽減し、安全に作業効率を上げる生産技術や消毒時期など、冬場のこの時期に改善策を模索研究しておかなければ間に合いません。
 せっかく構築した県の「ミカンバエ」対策助成制度について、大分市事業は単独事業の為、予算を含めて県事業との連携が充分とは言えず、機能しているとは言い切れませんでした。今日は、そうした実態を確認し、改善策について協議させて頂きました。
 いろいろな分野において、真夏の作業に向けて、今から改善策を練り、来年度予算編成や事業化を見据えておきたいものです。冬場に、見落としがちな真夏のことを!!

公共交通網の危機!

11月28日(水) 鶏の日、東京〜晴れ 大分〜雨のち曇り

今日も、県議会自民党会派の要望活動で、文部科学省、財務省、経済産業省、法務省を廻りました。
この活動、私が県連政調会長時代から、はじめました。当時、自民党が下野している時代に全く何もないところから一から積み上げての活動でした。地方の声を届ける活動でしたので、下準備にも大変苦労していました。今は、政権党でありスムーズな活動が出来ており、隔世の感があります。問題は県行政の代弁だけに止まっていないか?お役人にはない政治家としての大局観が含まれた内容となっている部分も加味されているか?その内容です。
来期以降は、じっくり、中央官僚の皆様が本音で聴きたい地方の声をいかに届けるか?班編成し、一箇所一時間かけられるような時期と設定など工夫を加えられると尚、良くなりそうです。
ところで、午前中の中央省庁での活動を終え、帰県し、そのまま佐賀関でありました会合出席のため、大分駅からJRの電車で幸崎駅まで参りました。そこで、タクシーが有るものと思っていましたが、無くて電話すると、30分待ちとのことでした!路線バスの接続もそれ以上待ち時間がありました。鉄道とバス事業者が連携しているとは思えません。
一緒に降りた高校生3人のうち、男の子は自転車で帰って行き、2人の女の子は保護者が車で迎えにきていました。これが公共交通網の実態です。過疎化が進むはずです!移動手段を持たない免許不所持の若年層や免許を返還した高齢者にとっては、住みづらい環境に違いありません。これが、県議会答弁で、「全国に誇れる公共交通計画」の実態ですから、大銀ドームの大渋滞のようなことも発生してしまうのでしょう!本気で、怒り、改善します。

現場の苦悩や実態を届け、知恵を引き出す!

11月27日(火) ノーベル賞制定記念日、晴れ

今日は、県議会自民党会派として、来年度に向けて中央政府に対する予算及び制度などについての要望活動に上京しました。県選出国会議員、自民党本部 幹事長室 政調会長室、農林水産省、厚生労働省、国土交通省 政務官 道路局長 港湾局長宛各省庁を周り、大分県の課題をお伝えして参りました。
中央省庁幹部に対し、現場の苦悩や実態を届け、「助成支援制度があり、使いたくても使えない実態など」を届け、使えるスキームの検討などをお願い申し上げて参りました。
中央官僚の皆さんは優秀ですから、知識や情報をたくさんお持ちです。それを使える現場の知恵を我々が提案し届けるには、国の方針・指針及び各省庁具体的計画を事前に調べ上げ、県計画とのギャップを分析した上で、提言することの必要性を痛感させられました。
今回の要望活動の中でも、「県港湾計画策定」についてや「国のコンビナート見直し時期」など、指摘やご指導もありました。「県港湾計画策定」には、只今、調査中の「空港アクセス高速艇調査」結果なども、反映しなければなりません。しっかり、成果として実を結べるよう県執行部との連携を図ります。

静か過ぎた知事出馬表明!

  11月26日(月) ペンの日、くもり

 今日から第4回定例県議会が始まりました。
 初日、冒頭の提案理由説明の最後に広瀬勝貞知事より、来春の知事選への出馬表明がりました。
 その内容は、これまで表明されています施策の推進であり、新たな内容は皆無と言っても過言ではなりませんでした。手堅いと評される所以かもしれません。それにしても、静かな表明であり、議場も表明を受けての激励の拍手も起こらず、本当に静かでした。マスコミ席が一杯だっただけで、知事の後援会事務所職員が数人、傍聴に来ていただけでした。異様な静けさに、少し戸惑いました。(笑)
 ところで、昨日まで国民文化祭並びに全国障害者芸術文化祭が開催中だった為、街中に「大茶会」の幟や飾り付けが至る所に見られて、賑やかでした。しかし、今朝にはすべてが撤去されており、街中は少しさみしい晩秋の雰囲気が漂っていました。
 大茶会が残っているのは、県庁Hpのトップページぐらいでしょうか?
 大茶会での新たな発見を活かすレガシ―的なデザインが各所で欲しいと感じたのは私だけでしょうか?
 早速、新たな仕掛けが生まれることを期待しながら、私自身も仕掛け人となって取組ます!

息吹!

11月25日(日) ハイビジョンの日、晴れ

国民文化祭、全国障害者芸術文化祭が、51日間の会期を終え、フィナーレを今日迎えました。皆様、新しい出会い、新たな発見があったでしょうか?地域をつくり、人を育てる機会となったでしょうか?誰もが参加していただけましたでしょうか?楽しんでいただけましたでしょうか?
多分、「おおいた大茶会」のテーマには届いていないという方もおられることでしょう。参加者の中にも、裏方仕事ばかりで、楽しむ余裕もなかった方も多いと今日のある関係者の打ち上げでの声も拾いました。
多くの出演者の表現を支えた舞台照明・音響、舞台衣装などなど、裏方さん達のご尽力にも拍手喝采です。
また、51日間が長かったとも思いますが、あまりに素敵なイベントが県下各地で一斉に行われていたので、ごく一部にしか、足を運べなかったのも事実です。見逃したステージを、何処かで、再現できないものか?との声もあがっています。
そうした息吹を今後のレガシーとして、繋いでいきたいものです。
来年度開催地新潟県アトラクションの「フルーティストソングライター=笛人(ふえびと)」本宮宏美さんのオリジナル曲『息吹』には、本当に感動しました!
今日のファイナルステージのドラムTAOのグランドフィナーレも良かったのですが、私が最も感動したのは、期間中に開催された地元の校区公民館まつりでした!小規模特任校の全校児童と地域住民の全戸世帯に近い方々が参加した展示及び発表会は意外にも身震いする様な感動がありました。
この大茶会が今後、どのような息吹を吹かせることになるか、楽しみが増えました!

人出も多く、賑わいは3割増し?~秋の週末天気!

 11月24日(土) オペラ記念日、晴れ

 今日もとても良い天気となりました。
 昨日、あるところで、今年の秋、週末の土日及び祝日は晴れ続きで、人出も多く賑わっているといいます。例年の3割増しの来場との話も聞きました。
 それで、このブログの毎日の天気を確認すると確かにそうでした。国民文化祭並びに全国障害者芸術文化祭の始まった10月6日から明日のフィナーレを迎えるまで、お天気に本当に恵まれました。お天道様も味方してくれた大茶会となりそうです。
 明日のフィナーレが楽しみです!

収穫に、秋の実りに感謝!

  11月23日(金) 勤労感謝の日、手袋の日、外食の日、いい兄さんの日、晴れ

 今日は、勤労感謝の日です。
 平成最後の新嘗祭が各神社でも催行されており、私も参列させて頂きました。
 今年一年を振り返りますと、穏やかに新年を迎えたものの、大寒波が襲来市内でも雪が積もり、逆に夏は命の危険を感じるほどの酷暑に見舞われました。また、耶馬溪の山崩れ、豪雨、台風等の災害に襲われた一年となりました。それでも、収穫の秋を迎え、例年とあまり変わらぬあらゆる分野において、実りに感謝するばかりです。今日は、天気にも恵まれ、一年間何事もなかったかのように、心が満たされた一日となりました。ただ、感謝、感謝、ありがとうございました!

人材育成への期待!

  11月22日(木) 小雪、ボタンの日、いい夫婦の日、くもり

 今日は小雪。午後から急に冷え込んできました。
 さて、夜に私の政治活動を個人の立場から財政的に支えて頂いております皆様と「県政を語る会」を主催させて頂きました。
 今年の県政についてご報告申し上げ、県政の課題と今後の動向について、来春の選挙に向けた新しい選挙用名刺大のパンフレット第一弾をお示しし、皆様からもろもろのご意見を賜りました。
 この任期4年間は、災害対応に追われた4年間であり、一人当たり県民所得も全国他都道府県に比べ、10%ほど低い格差実態が浮き彫りです。そうした中、目の前にある課題への対処も勿論だけれでも、中長期的視野での大分のビジョンを示す政治家であって欲しい!との声を受けました。担い手不足もありますが、教育や人材育成についてのビジョンを示し、それを最優先して欲しい!と、豊後高田市の例をあげ、訴えて頂きました。また、東京の方が、「移住先に大分も考えるけれども、伊方原発が近いことから敬遠されているということも聞き、驚きました。
 いずれにしても、将来を見据えた大分のビジョンを示していく論争を仕掛ける来春の統一地方選挙にしなければならないと決意を新たにしました。

現場最前線の声!

  11月21日(水) くもりのち夜から雨

 昨夜から、忘年会スタートです。気の合う皆さんと一緒になると、ついつい飲み過ぎてしまいます。
 おまけに、夜遅くまでお付き合いしてしまいます。これを続けると、若くない私の体は、ボロボロになります。
 今日から、飲み過ぎに気を付け、早めの退散を心がけますので、皆様、お許しください。
 ところで、今日はある農産品生産者部会の勉強会塾に学ばせて頂きました。
 来年度予算編成の参考にしようと思って参加せて頂きましたが、至急解決しなければならない課題等を抱えており、応援しなければならないことも判明しました。現場の最前線で、○○づくりについて熟練のプロの皆様と県や市の担当技術指導員職員の教え合って学ぶ姿勢に感動しました。現場の最前線の職員だけでは解決出来ないことについて、上司や職場全体の情報共有及び課題解決に向けての職場全体のフォローや改善策について、上司等の指導やスケジュール管理について、私も後押しをしていく覚悟です。
 現場の最前線の声を拾いに、もっともっとこうした現場に足を運ばなければならないことを痛感しました!

権限集中の弊害!

  11月20日(火) 毛皮の日、はれのちくもり

 昨夜、日産のカルロス・ゴーンCEO逮捕の報道に驚き、今朝からそのことのニュース一色になりました。
 何処の世界でも実際には現場で一番汗を流している人がいるのですがその方々は報われずに、権力者がすべてを牛耳りその報酬まで独り占めにしてしまうような社会風潮に鉄槌が撃ち込まれた様なものです。この事案、これまでの特捜部の捜査とは、少し違うとのことの様ですが、私が注目しているのは、財界や政界への波及です。注目というより、そこまでメスを入れることを期待しています。大手企業だけでなく、いろいろな所に同じような風潮があることに注目し、改めるべきは謙虚に改善していかなければなりません。
 今日は、国民体育大会の反省会も開催されました。私もハンドボール協会会長として出席し、各競技団体の取組等に耳を澄ませて聞きました。ハンドボールは、ボディーコンタクトの激しい格闘技ですから、レスリングや柔道等の格闘技と体の扱いについて他種競技から学ぶことも大事です。また、女子競技について、スポーツドクターについて女性スポーツドクターの育成等について、テーブルでご一緒させて頂いたフェンシング協会長の北野大分大学長にお願い申し上げました。
 

上程予定議案勉強会!

  11月19日(月)  農協法公布記念日、鉄道電化の日、くもり

 早いもので、第4回定例県議会の開会一週間前議会運営委員会を開催しました。
 上程議案の説明を聞き、会期日程など協議し内定しました。
 その後、会派において、上程予定議案の勉強会を開催しました。
 議会運営委員長の私は、会期に入ると立場上、運営の行司役にならないといけない為、疑問に思ったことは、この時に徹底的に質問し、意見も申し上げます。最近、私の支持者からは、「議会での質問に登壇しないから残念!」とお声をかけて頂きますが、活動を怠っている訳ではありません。議会の後輩議員からは、「良くポンポンと質疑が出ますね!」と言われます。常に問題意識を持って活動していますと有権者から聞いた声をこうした場で直接届けることができます。本来は、若手議員がもっと積極的に有権者が抱く疑問をぶつけて欲しいです!私が言わなくていい様に。
 県議会は、知事の追認機関ではなく、監視機能を強化しなければなりません。
 先日、議会運営員会の視察で訪れました福井県議会では、58年ぶりに「ふるさと納税一兆円国民運動事業」(3,106千円)及び「幕末明治福井15年博(仮称)開催事業」(6,145千円)の合計9,251千円を減額、また、「第2恐竜博物館整備検討事業」(8,988千円)の執行凍結など、徹底的な審議によって、有権者の声を代弁し、無駄な事業の実施を阻止したり、成果の出る事業構築への改善を実践している例を学んで参りました。そうした事例を活かすには、事務方の議会運営要綱等に議案修正や執行凍結などの議会運営マニュアルを各常任委員長が使いこなせるように、整備しておくことも重要です。
 議会運営委員長が睨みを効かせつつ、誰が委員長になっても、混乱することなく、より良い判断のもと、予算案修正など採決がスムーズに下されるよう構創しておきたいものです。

J1にふさわしいホームタウンづくり!

  11月18日(日) 土木の日、著作権の日、くもり

 昨日、大分トリニータがJ1昇格を決めました。夜の会合で、知事や㈱大分フットボールクラブ副社長等と喜びを分かち合いました。  昇格決定直後には、東京のパブリックビューイング第2会場にいた経営改革室の神村室長にお祝いの電話を入れました。
 また、私の大学剣道部の後輩にも電話を入れ、喜びを伝え、息子さんの更なる活躍を激励しました。実は、息子さんが選手として、得点に絡むアシストをする等、特に今年後半から大活躍でした。東京オリンピックでの活躍も期待される代表選手です。奥さんは、息子の晴れ姿を山形の現地で応援、お父ちゃんは仕事の関係で、行けず、一人自宅で祝杯をあげていたようです。(笑)
 さて、J1に昇格したトリニータですが、3度目の正直として、確実にトップリーグに定着できる環境整備を急がなければなりません。
 J1リーグのビッグクラブに相対するには、高いハードルを乗り越えなければなりません。大都市圏のビッグスポンサ―の豊富な資金潤沢なチームと闘う以上、ホームタウンとしての覚悟を固めるしかありません。ホームタウンに所在するのは中小零細企業ばかりと言っても過言ではありません。そうした企業が、大きく成長したり、確実な事業継承を行ったり、起業するスタートアップ社数が増える等、経済界も挑戦して、トップリーグチームを支える環境を整えていかなければなりません。
 3度目の正直は、こうしたホームタウン全体のチャレンジングスピリットが問われることとなります。
 我がホームタウンチーム・大分トリニータの存在を誇りに、日々の経済活動や暮らしに活かしていきたいものです。
 そのひとつとして、「大分駅前からドームまでのアクセス」課題も、一歩づつでも具体的改善を進めなければなりません。
 皆様のご協力をお願い申し上げます!

移民?技能実習?

  11月17日(土) 将棋の日、晴れ

 今日は、ロータリークラブの地区大会や自衛隊OB隊友会九州・沖縄ブロック研修会をはじめ準備に関わったイベントが目白押しでした。午前中、駅南憩いの広場で開催中の大分マルシェに出店していた小規模特認校・地元神崎小学校の『イチジクカレーまん」を朝食に頂きました。子ども屋台でグランプリをとっただけあって、美味しかったです。いつもすぐに売り切れるので、やっと口にできました。(笑)また、故郷の梨農家も出展し久々に言葉を交わしました。午後の地区大会休憩時間には、野津原の若妻のお店の「ジャンボ稲荷」で昼食、痩せません!!
 ところで、何処の業種や現場でも、担い手不足が深刻です。そこで、外国人技能実習制度の活用が脚光を浴びています。しかし、劣悪な環境の中、低賃金で技能研修とは程遠い実態も浮き彫りになっており、県下でも失踪事案が頻発しております。
 この技能実習制度、実質的な移民政策との批判も出ており、国会論争にも発展しております。
 ノーベル経済学賞を受賞したゲーリー・ベッカーは、『移民問題の解決に市場原理うを導入すべきと説いています。市場経済では、モノやサービスの需要が供給を上回る場合、価格を上げればいい訳で、値上げは需要を減らし、供給を刺激します。「対価を支払いさえすれば迅速に移民ができるようにしよう」と、政府が移民権を販売し、資力のある外国人へ優先的に門戸を開くべきと主張しています。人道的見地から「市民権は売り物ではない」との批判に対し、「貧困層を排除することにはならない。彼らの雇用を望む企業は進んで融資すると予測する。」』と、言っています。
 雇用企業の経営者の「人財への投資」に対する基本姿勢が問われています。しかし、厳しい現実の中、大手・堅実中堅製造業など、環境の整った業種が地域への貢献として、寮等の生活環境の提供を地域の中小零細企業の外国人実習生に空き部屋などを提供する等出来ないものでしょうか?マッチング出来ることを見出したいものです。

第4回定例会協議準備入り!

  11月16日(金) 幼稚園記念日、くもり

 早いもので、来週の月曜日には、第4回定例県議会の開会一週間前議会運営員会を開催します。
 今日は、その打ち合わせに県庁に登庁しました。
 来春の選挙日程等から、災害対応や予防などの事業を早めに発注する為の予算案等について議論することになりそうです。
 調べてみたところ、前回及び前々回の改選前の12月議会冒頭の知事提案理由説明の時に、知事は出馬表明されています。
 果たして、今回もそこでの表明となるのか注目です!

選挙前年の統計データ公表に変化!~ここでも隠蔽?

  11月15日(木) 七五三の日、昆布の日、晴れ

 今日も秋晴れの澄んだ空気感の一日となりました。
 12月議会が、実質、最終議会の様なもので、選挙活動に突入することとなります。
 既に、知事は出馬表明している様なものですが、注目は何処でいつ正式表明するかです。そこで、いろいろな距離感が見えて参ります。
 ところで、知事も市町村長も、我々議員も有権者からの評価材料となる統計数値が気になります。その経年変化に、取組の成果や努力の跡が、必ず数値化されているからです。
 私が最も重視している数字は、人口と県民所得(市町村所得)です。なぜなら、今任期冒頭に知事が示された県政の最大の課題が「人口減少に歯止めをかけること」と「地方に元気を取り戻すこと」でしたから!
 昨日、県が公表した平成30年度版 大分県市町村ハンドブックに早速、目を通しました。
 すると、例年記載されています市町村ごとの所得と一人当たり所得欄が消えて無くなっていました。早速、問い合わせると、記載データの正確性の観点から今年の記載は見合わせたとのことでした。しかし、例年は、持ち合わせているデータから推測値でも経年変化の「見える化」を工夫し、公表していました。使えない古いデータだからという理由は、一方でクラウドやAIの活用を推奨している行政として許されることではありません。リアルタイムのスピード感が求められます。
 選挙前だからなのか、市町村自治体または、県が拒んだのでしょうか?もしそうであるなら、隠蔽と言われても仕方ありません。あるがままを公表して欲しいものです。中には、一人当たり所得が伸びていなくても、人口減少に歯止めをかけたところがあるかもしれませんし、逆に、経済的には一人当たり所得が格段に上昇したものの人口減少に拍車のかかっている自治体もあるかもしれません。そうした実態把握を、嘘をつかない数値から読み解き、来春の統一地方選挙論点を明確にし、課題の解決策について県民皆さんと共に結び付けたいものです!主役は、県民の皆様ですから。

響き合う創造

11月14日(水) 青函トンネル起工式の日、晴れ

今日は、少し東京で、ゆったりした時間を過ごさせて頂き、大分に帰ります。
常宿のホテルには、欧米人や日本の修学旅行生が多く宿泊していたので、東京スカイツリーや富士山を眺めることのできる朝食会場も静かでしたが、浅草界隈は、相変わらず、アジアからの観光客も多く、賑わっていました。
午前中、浅草の「まるごとにっぽん」、全国の自治体の出店するアンテナショップの様子を伺って来ました。2階の「大分温泉座」には、足湯もあり、温泉入浴剤や温泉化粧水などに特化したサラヴィオ化粧品研究所の店を激励してきました。
午後からは、上野公園の東京都美術館の日仏友好「パリ東京文化タンデム2018」として、パリのクリエーターたちが京都で制作した作品を紹介する、アトリエ・ド・パリ主催の素晴らしい展覧会「響き合う創造」を観てきました。美術館では、「ムンクの叫び」が来ておりましたが、以前観ていたのとあまりに長い行列で、3時間待ちには耐えられませんでした。
国民文化祭開催中の大分より、ずっと多くの方々が、上野界隈で、文化と芸術の秋を楽しまれていました。
それに対し、大分は、「人と神、人と自然の距離が近い土地、都市の暮らしに疲れたら訪れたい場所、おおらかな時間や人間関係が流れている居場所、伝統的な儀礼と先鋭的な現代アートが同居し、クリエーターが時空を超えた新しい大きな流れが生まれる」そんな県と言えます。
まさしく時空を超えて「響き合う創造」の可能性を秘めた大分県であることを再認識させられた一日でした。

都道府県議会議員研究交流大会のKPIって何?

11月13日(火) 漆の日、雨のちくもり

今日は、都道府県議会議員研究交流大会に久々に参加させていただきました。
東京の都市センターで開催され、18回目を迎えました。私自身も数年前に、パネリストを務めましたが、その時、私は研修の内容よりも、大分県への視察受け入れに結びつくPRを私自身のKPIの目標設定と位置づけ、発表を行いました。結果、対前年比数倍の都道府県議会の視察受け入れ実績に繋がりました。
ところで、今回の基調講演は「自治体戦略2040年構想と地方自治」がテーマでしたが、主催者である全国都道府県議会議長会としてのKGIやKPIの設定議論過程すら見えない曖昧なものでした。地方の歯止めのかからない人口減少など、その危機感もなく、「真の地方自治を目指して」〜議会人の 議会人による 議会人のための 研究集会〜のお題目は名ばかりで、地方自治を食い物にする学者と東京の会場やイベント受託会社のためのセミナーの様な印象を受けたのは、私だけでしょうか?
都道府県議会は、所詮、学芸会!上程議案の追認機関に過ぎないとの有権者の批判に対して、上程予算議案の修正や否決件数もある意味、こうした研究集会の成果指標の一つになるのか?有権者が求める成果について、どの様な意見集約や提案が行われているのか?など、KPIやKGI、CSFなどについて、議論するだけでなく、成果を出す研究大会でなければ、税金の無駄遣いをチェックする側、税金を活かした使い方を提案する側の議会自らが無駄使いをしてしまいかねないと反省させられた一日となりました。
東京スタンダードからの脱却には、まず開催地を地方持ち回りに改革するところから、始める必要が有ります。
また、地方制度改革に関して議論する政府第三者委員についても政府御用達学者ばかりでは、現場の危機感や当事者意識は伝わりません。そうした委員の選任についても、議長会として本気で声を上げていく必要もありそうです。

「うまくいっている会社・いない会社」の見分け方!

  11月12日(月) 洋服記念日、雨

 週が明け、雨の一日となりました。涙雨でしょうか?
 今朝は、3日間の空白がありましたので、その処理に追われました。
 昼は、ロータリークラブの例会に、快進撃を続ける大分トリニータを運営する㈱大分フットボールクラブ経営改革室長 神村昌志さんをお招きして、「うまくいっている会社・いない会社」~何が違う?その見分け方~と題して卓話をして頂きました。3年前に、大分トリニータがJ3に降格した後に、経営のてこ入れに招かれた方です。フロントの立場から、経営の安定とクラブの成績を両立させる難しい課題に立ち向かいながら、会社を堅実に改革しています。あまり表に出ていませんが、彼がいなかったらトリニータは存在していないかもしれません。彼は、私のリクルート大阪支社時代に、武庫川の寮で一緒に過ごしていた時期もありる優秀な後輩です。トリニータの経営再建に心強い味方です。この御縁にも感謝です。
 会議の様子を見れば、うまくいっている会社・いない会社はすぐに見分けれるそうです。『その会議は、ゴールという結論を出しているか?会議のやり取りも、上司と部下などでのパス回しだけで、シュートを打ってゴールしているか?ゴールをめざす前向きなパス回しになっているか?バックパスや横パスばかりでは、ゴールは生まれない!では、どうやって改善するか?読書会を実施、決めたテーマの同じ本を読んで集まり、何ページの何行目の何処に共感した。それを私は仕事に この様に活かしたい。との発表から、メンバーが前向きに業務改善に結びつく提案をする。つまり、結論を出す会議の練習を始めた。』など、『サッカーの様にフロント業務も改善しよう!』と成果を上げ始めているそうです。選手がピッチで戦うなら、フロントもJ1ビッグクラブの運営会社に負けないように選手のプレーをを支える会社経営をめざし、闘い始めています。J1に定着するスポンサ―企業の確保等、来季の戦いも既に始まっています。
 先ずは最終戦、どんなことがあっても勝ち残らなければなりません。
 17日土曜日には、山形まで応援行ける方は、現地へ!行けない方も、大分銀行ドームが13:00開場予定、14:00キックオフでのパブリックビューイングが行われます。是非、足を運んで大声援を山形に送って頂ければ幸いです。

大分県、『国費の不当な取り扱い増加」の意味するところ!~会計検査院報告

  11月11日(日) サッカーの日、恋人たちの日、晴れ

 今日も秋晴れで、最高の送り日となりました。県下各地で、いろいろなイベントも催されたようです。
 ところで、先日公表された会計検査院報告において、県と県下市町村事業において、国費の不当な取り扱いの指摘が、前年より、2件、額にして約2億7千万増えていることが報告されていました。
 地方創生交付金の交付要綱に反していたり、緊急経済対策の交付金扱いが不当であったり、その対象とならない事業に使われていたようです。
 それに対して、県関係当局は「判断に食い違いがあった」と釈明しています。しかし、相変わらず、管理可能な根本原因まで踏み込み、解決策を言及したコメントは伝わってきません。不祥事と同じ様に、毎年指摘されつづける行政はどこか大きな欠陥がるように思います。
 「行政の無駄を省く」努力も要る様に思われます。特に、本県の指摘事項や額の増加については、危惧しております。
 私は、本県の原因の一つに、内閣府が任命しております本県担当41名「地方創生コンシェルジュ」との情報共有及び連携不足があると思います。さらに、本県の場合、中央省庁の所管部局とばかりのパイプを好み、国の出先機関である九州や大分の各機関事務所「地方創生コンシェルジュ」の皆様を充分頼って連携しているとは言い難いことが問題です。その改善策については、既に関係当局に伝え、先月当たりから、定例会の開催への出席など、一歩改善しつつあります。
 また、今回、会計検査院が年金の持続可能性に警鐘を鳴らしたことに注目しています。マクロ経済スライドを平成4年度から全面発動していれば、3兆3000億円の国費節約につながったという推計だそうです。
 また、東京オリ・パラ経費も17年度までの5年間で8011億円に上ったことを公表し、歴史的イベントでも聖域はなく、無駄は許されません。必要な支出について、選別されているかどうか、内部統制システムが働き、監査や議会がチェック機能を働かせることができる様な、新たな視点が求められています。
 本県において「国費の不当な取り扱い増加」や不祥事が止まらない現状に、何が起きているのか?「見て見ぬふりしている」殺伐とした組織風土からの脱却を急がなければなりません。「見ぬふりしながらもしっかり見つつ見守る」風通しの良い組織風土に県庁を改革していかなければなりません。

人口減少の歯止めは、移動手段!

11月10日(土) 技能の日、晴れ

今朝の日経新聞朝刊、35面九州経済欄の『公共交通の行方』に注目しました。福岡県みやま市で、山間部を走る自動運転バスの長期実験が行われているという記事です。国交省の実験で、片道最大6Km、最高速度12km/h、人だけでなく、特産品のみかんも運び、運営や収益モデルを検証し、実用化に結びつけるそうです。
また、雑誌「Wedge」11月号36ページから、「乗りにくい」からの脱却を図る バス業界から起きた「イノベーション」の記事にも注目です!岡山市内を走る路線バス事業者6社のうち5社が、グーグルマップで、利用者にバスの遅れを知らせるシステム導入をしているという全国的にも画期的なシステム導入だそうです。しかも、その開発者は、県内の中小事業者であり、しかも、無償で配っていると言います。結果、地元利用者はもちろん、外国人観光客がグーグルマップを開きながら、バス停を探す姿が見受けられるといいます。
いずれの事業も、国交省の後押しが有るようです。大分県もハードの整備はもちろんですが、地方創生コンシェルジュの任命を受けた国交省の担当者など通じて、こうした移動手段について、本格的に取り組む必要があります。
人口減少の歯止めには、人々の移動手段確保が欠かせません!

北陸をTPP!

  11月 9日(金) 119番の日、くもりのち晴れ

 昨日、議会運営員会の北陸視察から戻り、朝からバタバタといたしました。
 ところで、訪れた福井県や石川県の良さを徹底的にパクって(Tettei Tekini PakuruでTPP)、成功への近道を大分でも導きたいものです。
 福井県県議会の議員発案県産材利用促進条例による地域材利活用や、石川県議会の金沢交響楽団メンバーによる毎定例会初日議場コンサート実施など、すぐにパクって、模倣出来るものもたくさん仕込んできました。これを国民文化祭や全国障害者芸術文化祭で培ったレガシ―として創造的に進化させるTTPS(Sinnkaさせる)を実践すれば、大分からホットな情報を発信出来るようになりそうです。
 今年度第4回定例会に向けて、早速、始動の一日となりました。

世界各地から!

  11月 8日(木)  世界都市計画の日、刃物の日、いい歯の日、晴れのちくもり

 昨夜は、議会運営員会のメンバーと懇親を深めました。県民に身近な県議会となるには?議論の深堀の在り方?議会改革について?など、酒を酌み交わしながら、本音で語り合いました。
 議事録の分析から、大分県議会は方言によるやり取りの率が全国一!らしいです。そこから、一度、質疑答弁とも、すべて大分方言でやってみるのもいいねと云った話でも盛り上がりました。身近ににもなるだろうし、話題性もあるけど、ある先生には「通訳」が必要になりそうだと、大笑いとなりました。
 さて、今日は金沢を後にして、新大阪経由で大分へ戻りましたが、金沢では、外国人観光客の多さに驚かされました。しかも、欧米からの遠来客の多さにびっくりしました。
 伝統工芸や伝統芸能に奥深い食文化等の資源の豊富さが、その理由と言えます。
 駅には、北陸三県すべての案内情報がぎっしり詰まった観光案内所があるだけでなく、民間店舗の協力による「まちかど観光案内所」がいたるところにありました。
 駅のもてなしドームと鼓門に間もなく紅葉がライトアップされる兼六園、各地に点在する茶屋街の伝統的町並みなど世界からお見えになった観光客を魅了していました。
 来年のラグビーワールドカップの際に、世界から大分にお見えになる方々のおもてなしの鍵は何かと考えさせられました。
 今回の移動中に読んだ「ベルリン・都市・未来」(武邑光裕著・太田出版)の一説に、『伝統は、伝承の「守破離」の上で自由に飛来する創造行為だ。日本はこの「創造する伝統」ゆえに、世界を魅了する文化や経済を創造して来た。』とありました。大分県にある「創造する伝統」を再確認して、世界からお見えの方々を魅了する準備を進めたいものです!

議会基本条例に沿って!

11月 7日(水) 立冬、知恵の日、晴れ

早いもので、立冬を迎えました。福井で朝を迎えましたが暖かい朝でした。
今日も県議会議会運営委員会で、石川県議会を訪ねました。
石川県といえば、北陸新幹線金沢駅の開業効果を追い風に、鉱工業生産指数や有効求人倍率が全国トップクラスを誇り、日銀によると「景気が拡大している」とされています。
また、東京国立近代美術館工芸館の移転整備や金沢城公園の鼠多門・橋の復元整備、金沢港の整備強化など、更に地方に元気を取り戻す取り組みをされています。
そうした事業を後押しする県議会の役割とその実態について、勉強させて頂きました。
金箔などの伝統工芸の街らしく、基本に忠実にコツコツと積み重ねる改善の議会改革によって、県民の声を届け、意見集約に取り組んでおられました。特に、議会基本条例に沿って、その条例の中に各種会議や協議会を明文化、責任所在を明確にした上で、フレームワークをしっかり構築した取り組みが印象的でした。
大分県の一人当たり県民所得は、全国平均より10ポイント程低いのですが、石川県は逆に全国平均より、約10ポイント程高く、全国トップクラスなのです!つまり、大分県より、約20ポイントの一人当たり県民所得の差が生じています。その背景には、伝統工芸の伝統技術の継承などへの粘り強い雪国ならではの基本姿勢がありそうです。立冬を迎えた今日のこの日の学びをしっかり持ち帰り、成果を出したいものです。

幸福度NO1に秘められた理由を探りに!

11月 6日(火) 晴れのちくもり

今日は、県議会議会運営員会で福井県議会を訪れています。
福井県といえば、幸福度NO1と云われているだけでなく、児童の学力や体力も評価が高く、一人当たり県民所得も全国トップクラスです。
こうした背景に、県議会が県民の声を届ける工夫をして、きっと成果が出ているものと、その理由を探りにやってきました。予算決算特別委員会を、通年設置し、その委員会を公開、ネット放送なども実施しているそうです。
そうした取り組みによって、KPIの目標指標や成果指標が県民に公表されることによって、情報・目標共有がなされ、事業成果を発揮しているものと思われます。しかし、当事者は謙遜されれらっしゃいました。
調査後に、街歩きをしていて、LRT・路面電車を発見!県民の移動手段・公共交通機関に力を入れている取り組みに注目しました。そう言えば、新大阪から、福井までの普通電車料金も1000円台と大分に比べると格安なのです。大都市圏からの誘客に加え、LRTなど市民生活の移動手段確保が幸福度にも繋がっているものと確信しました。
県都大分市の公共交通機関による移動手段について、もっと本気で取り組まなければならないと、決意を新たにしました。

年末に向けて!

 11月 5日(月)  電報の日、雑誌広告の日、晴れ

 朝夕、本当に冷え込んできましたが、昼間は温かい一地日でした。
 今月は、連休も多く、あっという間に過ぎ去りそうです。また、今月は、出張も多く、バタバタと落ち着きません。
 今日は、そんな中、年末までのスケジュールの確認や各種イベントの準備等を行いましたが、空いた日も少なく、19日の一週間前議会運営員会など、既に12月議会に向けた準備を進めております。
 残り任期もわずかとなりました。残り任期だけは、しっかり務めあげたいものです!

BAR~心地よい『居場所』!

  11月 4日(日) ユネスコ憲章記念日、晴れ

 今日は、所属ロータリークラブの親睦ゴルフコンペに参加して、運動不足を解消しました。
 夕方から、バー「CASK」の佐藤昭次郎さんのミスターバーテンダー「チルトン杯」受賞祝賀会に出席して参りました。
 この賞は、我が国のバーテンダー最高の栄誉でありますミスターバーテンダー図書の象徴であります「チルトン杯」は、長年にわたり業界ならびに協会に貢献された協会名誉会員の中でも特に人格識見ともに優れた方のみに贈られる賞だそうです。
 バーテンダーと言えば、カクテル等の技術が問われるのかもしれませんが、私にとっては、マスターの醸し出すすべての雰囲気が、とても居心地の良い空間を創出して頂いていることに、いつも感謝しています。『心地よい居場所』であると共に、発想や興味の違う人々が集まるおもしろい空間を創って頂いてもいます。ここで、ダイバーシティー進化論の様な新しい産業が生み出される可能性もあります。ここ空間を大事にしていきたいものです。

「国民文化祭in○○」があちこちで!

  11月 3日(土) 文化の日、晴れ

 今日も、県内各地で、文化祭など毎年恒例イベントや国民文化祭並びに全国障害者芸術文化祭行事が行われていました。
 市内中央通りでは、歩行者天国となって、人度も天気に誘われて賑わっていました。
 私も夕方から9回目を迎えた「おおみち竹灯り」の点灯式等に出席し、楽しみました。
 あまりに多くのイベントが開催中で、何処に行くか?悩む程です。
 「国民文化祭in○○」も半分のスケジュールを終えましたが、まだまだ残り期間中、皆様、大いにお楽しみ下されば幸いです。

伊方原発へ

  11月 2日(金) タイガース記念日、晴れ

 今日は、県議会商工労働企業委員会で再稼働を始めた伊方原発の視察に行って参りました。
 「四国における大規模地震が発生した際の電力需給について」の調査をして参りました。
 先般、北海道において、電力需給のバランスが崩れ、周波数維持が出来ずにブラックアウトしたことを受け、四国電力全体の系統維持について四国電力さんから話を伺って参りました。
 非常時においても、付加制御は不要であり、電源分散配置により、瀬戸内側発電機は運転継続可能であると共に、本州系統からの応援並びに火力発電等の増発により系統維持が可能との説明がありました。さらに、必要な場合は負荷制御により需給バランスを維持するそうです。
 私が最も注目したのは、電力の四国と本州の連携です。紀淡海峡の海底ケーブルでの運営容量140万キロワットの四国~関西間を結ぶ阿南紀北直流幹線と設備容量240万キロワットの四国~中国間を結ぶ本四連系線の存在です。
 本四連絡架橋に電力連携線が載っているのですが、電源開発J-パワーに使用料を払っているようです。
 伊方原発が存在する以上、電力需給バランス維持の為に、もうひとつ豊予連携線も必要性が高まっていると感じました。
 九州四国間も現在本州経由で繋がってはいますが、直接的連携による電力ロスの軽減も計れるものと思います。
 かつて電力の豊予連系線を検討されたものの、費用対効果の理由から日の目を見なかった本線について、新幹線単線でのトンネル構想は6800億円で可能との大分市の調査結果報告が出ています。電源開発J-パワーにも説明し、協力要請をしていくことが必要と思います。新たな避難路と電力ルートとしても九州と四国を結ぶトンネルは国家事業として欠かせなくなってきています。四国電力会長が四国経済連合会の会長もされていらっしゃることから、その必要性について四国を上げて、大分県を応援して欲しいことをお伝えして参りました。

見ぬふりをしてみる!

  11月 1日(木) 灯台の日、自衛隊記念日、晴れ

 早いもので、霜月になりました。今年も残り2カ月です。師走月の前の仕舞月とも言われています。
 今朝も、毎月恒例の実践倫理の朝起き会からスタートしました。
 今日は、決算審査特別委員会の採決です。県政の最大の課題であります人口減少に歯止めをかけることの成果が出ていない中、不祥事も頻発し、決算を認定すべきか、悩みに悩みました。結論は、認定することとしました。
 哲学者鷲田清一氏は、『「見て見ぬふりをする」ことと「見ぬふりをしてみる」ことは同じように聞こえるけれど全く正反対である。「見て見ぬふりをする」は、関わりたくないから見なかったことにすることで、「見ぬふりをしてみる」ことは遠目で見守っている態度である。』と言っています。
 山本五十六の『やってみせ/言って聞かせて/させてみせ/誉めてやらねば/人は動かじ』に続き、『話し合い/耳を傾け/承認し/任せてやらねば/人は育たず』を思い出しました。
 今の県行政の最大の課題は、関わりたくないから「見てみぬふりをする」が横行し、話し合う空気もいまイチ!情報共有も相変わらず縦横斜めの横断的情報共有がされているとは言い難い組織です。KPⅠも「なんちゃってKPⅠ」で「ダメダメKPⅠ」になり下がっています。トップが、人口減少に歯止めをかけるアイディアを本気で探し、地方に元気を取り戻すための最高の結果を出すKPIマネジメントの実践が求められています。その上で、「見ぬふりをしてみる」、遠目で見守っている態度が重要となりますが、今の多くの県庁職員には、それに関わりたくない雰囲気が充満していると感じているのは私だけでしょうか?
 「関わりたくないから見なかったことにする」意識の職員の増殖は、不祥事を更に生み出す温床となりかねません。そう言う意味で、今回の決算特別委員会での採決において私の結論は、不認定しかないと覚悟を決め、審査に望みました。
 それでも、もう一度だけ、「見ぬふりをしてみる」、「遠目で見守る」態度で、「話し合い/耳を傾け/承認し/任せてやらねば/人は育たず」の言葉を信じ、見守る断腸の決断をしました。
 県庁職員の採用において、「関わりたくないから見なかったことにする」、その方が安定した公務員生活が送れると考える人の均一的人材が集まっているとするなら、採用基準から見直すべきです。
 また、今回、決算審査で、成果を出すKPⅠについて検証する中で、各部局の内部統制をはじめ、会計管理局の審査指導室、監査事務局、監査委員、包括外部監査、それぞれが違った専門的見地及び視点から情報共有しながら多角的にチェックする人材的要素が欠けていることを痛感しました。これ程の大きな組織にも関わらず、公認会計士資格者、税理士資格者、中小企業診断士資格者、KPⅠの専門家,通信情報関係技術者などの姿が見えないのです。或いは、その道のスペシャリストとして、資格者を育成する仕組みが構創・構築されていないのです。私のサラリーマン時代には、理工系から文科系まであらゆる分野からの採用がなされ、入社後に多くの国家資格取得者が生まれていました。それをサポートする制度もありました。
 人口減少に歯止めをかけ、地方に元気を取り戻すには、人を大事にし、人を育てることが欠かせません。それには、県庁自身の実践が問われています!
 また、「見ぬふりをして見守る」遠目で見守っている態度は、職人が弟子を育てる世界とも共通するものです。技能職などの職人をはじめ、あらゆる分野の担い手不足も大きな課題です。本県のこうした最重要課題について、危機感を持って遠目から見守りながらスピーディーかつ確実に前進させなければなりません。来年度の予算編成要望に、まずは、活かします。
 

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
自然派自由農業者
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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