2月29日(月) 閏日、晴れ
早いもので、2月も終わり。今年は、一日多い閏年で、少し得した気分。
それでも、今年も六分の一が過ぎ去った。
一月二月を振り返り、反省することばかり。元旦に立てた目標や計画の実践具合は、全く進んでいない。
日々の業務や県民からの相談などの対応に追われる日々が続き、今日もそんな一日となった。
限られた時間を戦略的にも使えるように工夫したいものだ。
7:30 事務所に出て、2月一か月のスケジュール確認や調整。
8:30 県議会に登庁。
9:15 議会運営委員会。
9:30 会派会議
10:00 本会議、27年度補正予算案追加上程の知事による提案理由説明
10:30 ラグビーワールドカップロンドン大会視察報告会
11:00 明日の本会議打ち合わせ協議他
12:00 ロータリークラブ例会に出席
13:30 行財政改革・グーローバル戦略特別委員会
15:00 市役所へ所用
16:00 ハンドボール日本リーグ大分大会終了御礼挨拶に合同新聞さんへ。
16:30 県議会副議長室で来客対応など
17:30 事務所に戻り、来客対応など。
2月28日(日) ビスケットの日、晴れ
今日も天下の晴れ男の本領発揮!
野津原下詰の大分川ダムの建設現場において、定礎式があった。寒いかもしれないと予想されていたが、見事最高のポカポカ天気となった。
秘書時代から、ダム構想の関わる用地関連説明会や水没集落の意見集約などで、この地に通ったことや、市議時代にはダム建設負担金に関わる水道料金見直し議案について徹夜議会を数度経験したことなどを思い起こし、感慨にふけった。
民主党政権時代の工事中断が無ければ、既に完成していたかもしれないが、後3年かかる。
国民文化祭開催には、完成は厳しいかもしれないが、ラグビーのワールドカップには間に合うかもしれない。
間もなくすると、このダム工事現場一帯の山々に、ヤマザクラが咲き誇る。とても美しい。是非、皆様も花見に行ってみて欲しい!
ダム湖となる周辺のまんじゅう大橋をめぐる周回コースは、マラソンにも適している。将来、山桜の咲き誇るシーズンに、マラソンイベントもこのダム湖付近で開催して欲しいものである。
定礎式の後、地元の皆様から、たくさん宿題も頂いて帰った。しっかり取り組もう!
2月27日(土) 新撰組の日、晴れ
今日は、日本ハンドボールリーグ大分大会を別府アリーナで開催。
私も県ハンドボール協会会長として、朝から丸一日会場に張り付いた。
湧永製薬対豊田合成、大崎電気対トヨタ車体の首位攻防戦を含む2ゲーム。
選手入場時には、ハンドボールをやっている小学生が全選手をエスコートした。手をつないだ選手のコートでのプレーにくぎ付けになっていたのが印象的だった。今年も多くの皆様にご来場いただき、会場は一杯、立見席も出るほどだった。
開催に当たり、ご協力頂いたすべての皆様方に感謝するばかり!
この日本リーグは、基本的には実業団チームの所属するホームタウンでのホームアンドアウェーのゲームが基本、したがって、実業団チームのない大分での開催は結構大変なのだ。しかし、大分のハンドボーラーや子ども達に是非、スピードとパワー溢れるド迫力のプレーを直接見て欲しいとの思いから、毎年実現している。
今年は、出場した4チームすべてに、大分県出身選手が登場して会場は盛り上がった。
いずれも一点差の好ゲームだったが、大分県出身の湧永製薬の新名選手とトヨタ車体の渡部選手はフル出場で大活躍した。大分で指導された小中高の先生方も誇りたかったことと思う。宮崎大輔選手は、リーグ戦初めての無得点に終わったことを嘆いて悔しさを滲ませていたが、存在感は抜群!また、豊田合成の上田選手も今後の活躍が楽しみだ。
郷土出身選手の活躍は、指導にあった先生方の誇りでもあるし、後輩たちの夢であり、希望と勇気にもつながる。
大会終了後、高校生たちがアリーナの床についた松ヤ二落としの雑巾での拭き掃除を約一時間かけて行った。今日活躍した県出身選手も一緒にやった経験がある。そのことを、高校生に伝えた。きっと、何かをつかんでくれることと思う。
大分県出身選手、感動をありがとう!
今後の活躍を期待する。
2月26日(金) 二・二六事件の日、晴れ
今日はとても良い天気となった。
今日は、議案調査日。各種議案について、調査を深めた。
途中、病院で定期メディカルチェック。
また、昼過ぎに事務所に戻り、大分合同県内一周駅伝の応援をした。
大分市のアンカー大竹選手(日本文理大学)がぶっちぎりのトップで通過、2位はなんと竹田市。驚いた!しかも同僚の土井県議が経営する土井燃料の社員でもある三辻選手だったので、大きな声援を送った。人口も少なく、大きな事業所がある訳でもない竹田市が2位で最終日ゴールテープを切ったことの意義は大きい。毎日、コツコツと仕事が終わってから練習を積み重ねていると聞いた。地方創生にも通じるヒントを与えてくれた。最近の竹田市は、いろいろな意味でチャレンジャーで元気だ。
一方、私の故郷由布市を応援しようと待ち構えていたが、なかなか来なかった。
結局、最下位だった。力の限り、声援を送った。
駅伝も街づくりも一体感が大事。そういう意味では、豊後富士・由布山の絶景と由布院温泉等の自然資源を有し、全国的にも有名なのだが、そこにあぐらをかいている気がする。ふるさとながら結果が残念でならない。ふるさと納税でもして、日頃から応援したい。
ところで、昨晩もお会いさせて頂いた海上自衛隊 佐世保総監 山下海将が、午後から副議長室にお越しくださった。
国際公共財である海洋交通などの自由をお守り頂いていることへの感謝を申し上げ、歓談する機会を得たことは光栄。
昨日の防衛講和において、「脅威とは何か?」、「脅威=能力✕意図」と言うお話に、家庭や職場や社会での「脅威に対する備え」を再認識させて頂いた。話が尽きなかったが、海自 佐世保基地のハンドボール部が強いことも判明し、一度、佐世保を訪ねる約束をさせて頂いた。是非、訪ねてみたい。
2月25日(木) 夕刊紙の日、晴れ
議案調査日。
今議会に上程されている当初予算案以外の条例改正案などの議案と追加上程された補正予算案について、会派にて議案勉強会があった。所管部局ごとに10:00から15:00までみっちり説明を受けた。
今回、障がい者の差別をなくす条例案も上程されており、今後の施策全体の中でも見直すべきことも多い。例えば、障かい者の公共交通機関の割引実施などもその一つ。交通事業者にとっては、許可制の料金体制の中、料金スキームの前提そのものが見直されない中、人口減少も進み、利用者が確実に減る中での事業者負担の増加で、対応に苦慮してされている。
そこで、公共交通機関、特にバス利用について調べてみると、地方自治体職員のバス利用促進策に大きな壁があることが判明。東九州高速道路もつながる中、県庁職員の県外出張の交通手段規定は、原則鉄道となっているではないか?高速バスを利用する場合、出張命令権者の利用承認「特認」が必要だそうだ。「特認」とは、特別に認めるとのこと、めんどくさそう!
しかも、お役所の場合、県外に行く時でも、そのことを民間の様に『出張』と呼ばずに、『公務旅行』と呼ぶらしい。
東京への日帰り出張も増える中、正式には『公務旅行』と呼び続けることに疑問を持つのは私だけだろうか?県内日帰り出張でも『公務旅行』の書類記載を続けるお役所の意識ってどうなのだろうか?
県外への交通手段については、新年度からこの「特認」規定は外れそうだが、「公務旅行」と言う表現も見直す時期に来ていると私は思う。民間企業では、日帰り海外出張もするほど世界は小さく近くなっているのだから。グローバル戦略を立てた大分県の公務規定の表現としては改善すべき表現と言える。職員の仕事に対する意識改革が求められるから!
そんな中、夕刻より、海上自衛隊佐世保より山下総監がご来県され、防衛講和を伺った。
「国際公共財である海洋の自由利用確保について」等の話を伺い、グローバル化に対する意識改革の必要性を強く意識させられた。もう県庁職員が所管部署からほんの少し離れるだけで「公務旅行」規定に基づき、「特認」決済書類を上げ、出ていく時代は過ぎ去っている。めんどくさいことをやり続けるより、おもしろく楽しいことをやれる職員の環境についても寄り添って考える議会にしたい。
2月24日(水) 鉄道ストの日、晴れ
県議会が開会した。
予算案や上程議案については今後詳しくここで報告したい。
ところで、今回の予算案でも若者の定住促進策が各所にちりばめられている。
UJIターン等を促進する為の予算も多くなっている。
私の様に、大学に通うにも地元大学に自宅から行くしか経済的に不可能だった者にとっては、同じような後輩たちに対して、心配要因がある。私は、総合商社希望の中、情報産業商社と言われていたリクルート(当時の社名は日本リクルートセンター)を選択し、県外に出たが、地元就職希望者の地元学生にとっては競争率が増し、厳しさが増すばかりかもしれない。要は、これまでにない量と質の就職先を増やす必要があるが、なかなか難しい。
今日は、夜の県庁の大学同窓会にお見えになっておられた大学の理事や学部長に危機感を持って学生の指導に当たるようお願い申し上げた。
また、18歳の選挙権付与に関連して、大学構内での投票所設置については、旦の原キャンパスは積極的に取り組む旨の話も伺ったが、医大キャンパスのある由布市側は厳しいとも伺った。選挙は公平であるべき。早期の取り組みを期待したい。
2月23日(火) 皇太子誕生日、晴れ
午前中、事務所にて来客の対応を済ませ、午後から県議会に登庁。
NPO法人で、学校の体育館などを花でいっぱいに飾り子どもたちの情操教育にご貢献頂いている代表が、副議長室を訪れた。
大分にしかないという「夢ホタル」や「花うさぎ」といった花も売り出されている。
国民文化祭やW杯ラグビー開催に向けて、花でのおもてなしは欠かせない。
いじめ問題も学校の教室に花が一輪あるだけで和み、いじめもなくなりそうだ。
或いは、女性が活躍する社会づくりにも「花」の果たす役割は大きいかもしれない。
県下の園芸農家への応援にもつながる。
花の和みを広げる運動を支援していきたいものだ。
夕方、国民文化史にむけての別の来客もあり、いよいよ準備を本格化させねばならないと決意を新たにした。
2月22日(月) 世界友情の日、晴れ
台湾ミッションを終え、朝一に事務所にて留守中の各種要望や陳情処理及びスケジュール調整。
その後、県庁に登庁し、ミッション後の報告や今後の取組についての事務方との協議。
昼に、ロータリークラブ例会に出席。
コミュニケーションオフィスtaz代表の石本田鶴子さんの「経営者とコミュニケーション」と題した卓話を聞いた。
午後からは、大学生団体BTGの役員から頂いていた宿題に対する報告を行った。特に、この夏の参議院選挙から18歳から選挙権が付与されることから大学構内に投票所の設置についての要望が出されていたことから、その検討状況を県選挙管理委員会事務局に説明頂いた。我々も簡単に考えていたが、期日前投票と不在者投票の違いや、同じ大分大学でも旦の原キャンパスは大分市選挙管理委員会、医大キャンパスは由布市選挙管理委員会と所管も違うことも判明。期日前投票は、居住区住民のみが可能。不在者投票は県外からの下宿生で住民票を移していなくても投票できる。中にはふるさとの立候補者への投票を望む者もいるらしい。或いは、長期休みを利用しての実家からの自動車免許所得の関係で住民票を移さない理由も多いらしい。
さらに、学校法人である大学の意向や投票日当日投票所のある近隣自治会の意向、投票所設置に対する費用対投票率向上効果など、多くの問題が判明していることを報告。
課題山積だが、夏の参議院選挙期日は迫っている。関係市の選挙管理委員会の準備の関係から対応を急がなければ間に合わない。まずは、学生自治の基本から大学当局との折衝をお願いした。また、合格発表時における住民票を移すことがそこでの投票を可能とする前提となる啓発活動をお願いした。合格発表は、推薦と普通試験と2回発表もあるそうだ。そして、入学式当日の啓発活動も必要だろう。
民主主義にはコストがかかる訳だが、学生への先行投資として、可能な限り、初投票から投票率を上げる努力を惜しまない働きかけが必要だ。
学生団体との意見交換の後は、新年度予算案についての報告レクが続いた。
夜は、中核市である県都大分市の市議会に防衛議員連盟が発足、その発会記念式典に県防衛議員連盟会長として、出席させて頂いた。これで、防衛啓発や県との災害の備えも一気に進むことを願う。
2月21日(日) 日刊新聞創刊の日、晴れ
昨日は、台湾ミッションで宮崎空港から大分駅に20:49に大分駅に到着し、そのまま前文部科学副大臣藤井基之参議が来県されており、そのセミナー後の懇親会会場へ直行。ギリギリ21:00の締めに間に合い、挨拶。
2次会にお付き合いし、最後は天龍軒の中華風かつ丼を食べてしまった。完全に体重オーバー。
今日は、疲れが出たのか?3日分の新聞やメールに目を通し、ミッション報告レポートをブログにしたためた。
今回も改めて、大分のことをもっと学び直して、海外に出る必要があると痛感させられた。特に、親日の台湾の方が日本の文化や伝統を大切にしており、昔の習慣などについても良くご存じだった。『大分と言えば○○!』と言えるようにすることも必要だ。特に、大分の大自然と綺麗な四季の風景などを、PR動画も持参して、パワーポイントで説明できる準備をすることも当たり前のことだが、それが今回出来ていなかった。もろもろと執行部ではなく、議会しかできないことの制度整備の見直しも重要だ。
今回、国立故宮博物院の院長にお会いできたが、これも議会でしかできないことだろう。県立美術館の館長の親書と共に、本来なら九州国立博物館館長の親書に、新見館長の親書を添えるのが本来の姿だったのだろうが、はじめてのことなので、先方には失礼があったのかもしれないが、新たな交流の歴史を切り開くことが出来たことには間違いない。
今年の私のスローガン「やっちゃえ!○○」の第一弾!一歩を歩み出しだ。
夜は、居住自治区の会議。
温かいところに行っていたからか、寒く感じる。風邪にも注意したい。
2月20日(土) 旅券の日、歌舞伎の日、くもり一時雨
今回のミッションは、超ハード。最終日も朝6:40に集合して台湾大分県人会の木津会長さんをお迎えして、朝食交流会。
木津会長は臼杵出身のシャープ現地法人にいらっしゃった方。
台湾でも大分の「シンフロ」はおもしろいと評判らしい。ただ、インパクトがあり過ぎて、実際に観光に行った時に同じものが見れることを期待する人がいて、ガッカリしないか、ご心配いただいた。(笑)
早速、その場で今回一緒に行っていた県議若手メンバーに、ウォーターボーイズ シンフロバージョンチームの結成をお願いした。
「シンフロ」については、おんせん県の名に於いて、ショー化する試みも必要かもしれない。
2018年国民文化祭の際に、ウォーターボーイズ「シンフロ」バージョンが、高校の水泳部や水球部で実現することを願っている。
朝食交流会を終え、開館前の国立故宮博物院に急いだ。普段から大変な込みようなので、開館前から並んだ。到着時既に先客が並んでいるだけでなく、続々とバスが到着していたのには驚いた。
院長との約束の前一時間ほど、学芸員さんの案内で館内展示品を見せて頂いた。
所蔵品が70万点もあり、常時展示しているものは約3千点と聞いている。世界5大博物館の一つ。「国立」の偉大な博物館に、来て展示品を見て、大分の「県立」の美術館への至宝の展示を直接お話しすることに、腰が引けた。本来なら、日本の国立博物館を通じて、話をするのが筋だろうと、院長にお会いする前に恐縮してしまった。
さらに、ちょうど「ローマ教皇庁所蔵文物特別展」という企画展も開催中で、ローマ法王の冠などの至宝の数々も展示中だったのにも、ビックリ、ポン!南蛮文化伝来の地おおいたからの訪問のご縁のおかげなのだろうか、ただ、このめぐりあわせに感謝するばかりだった。福者として認められた高山右近やペトロ岐部との大分の関係からもこうした企画展が今後大分で開催されることも期待をしたい。まずは、ローマ法王に手紙を出す一歩から?
他にも玉の彫刻や仏像、陶器など、小走りで見せて頂いたが、書画の展示エリアは混み過ぎており、時間が足りなかった。
しばらくして、ファン(漢字表記は、にすいにうま)院長にお会いし、県立美術館の新見隆館長の親書を志村団長が手渡した。
その後の歓談の場で、院長から国立九州博物館との展示品交流のことや、今年から数年先の大阪や東京での至宝展示交流についてのお話も聞かせて頂いた。当日、「慈悲と知恵~宗教彫塑芸術」も開催されており、そこに展示していた仏像にも感動した。そのことを伝えると、それなら大分での展示の可能性にも言及して頂いた。日本の国立博物館等を通じてでなく、直接お会いできての話だったので、それにもビックリ、ポン!
さらには、高山達雄画伯の名画「食べる」と、故宮博物院の「白菜」や「角煮」などが、同じスペースに展示されているとおもしろいだろうなと、勝手に空想してみた。
新見館長がファン院長を訪ねる日が早く訪れることを願った。
院長は、学芸専門研究員からの生え抜き館長さんであり、女性館長さんだった。女性が活躍している台湾の社会構造にも興味津々。高雄の教育局長さんも女性だった。大分県庁や大分県教育庁の女性幹部に是非、台湾を訪問して頂き、台湾の女性力を大分でも発揮できるように取り組むことを期待し、それを応援したい。
院長さんは、今年の秋に来日されるそうだ。その時にでも、大分まで足を延ばして頂ければ幸いとお願い申し上げた。
院長への表敬訪問を終え、台北空港へ直行。
昼食は、空港のラウンジにて、飲茶。小六包や焼売、餃子の美味しさにビックリ、ポン!
帰りは、台北から宮崎空港。わずか1時間半のフライト。フライト時間より、宮崎から大分までのソニックの方が時間を要した。
台湾とのエアラインが無いのは大分空港だけ。ここでも大分だけが取り残されている気がする。他県とも連携を図り、アウト・インのネットワークの中に大分空港を入れて頂く努力も足りないと反省した。
今回のミッションも最後は、空路の問題が一番と痛感させられた。
2月19日(金) 雛人形飾り付けの日、晴れのちくもり
朝一で始業前の高雄市瑞祥高校を訪問。生徒会役員の生徒さんが、大分へ修学旅行で来県されることが決まっている5高校校長先生との情報交換の会議室へご案内して頂いた。実に規律・礼儀正しく、驚かされた。
また、クラスと学籍番号が制服に表記されていたが、学籍番号は成績順番号と聞いて、ビックリ、ポン!
限られた時間の中で、昨晩の交流懇談会でやり取りしていた修学旅行の内容について、プログラムや行き先、内容などのリクエストを聞き、充分な準備を進める約束をした。今回は、教育委員会幹部と受け入れ高校代表校長も同行して頂いたので、成果が直ちに出そうだ。
大歓迎の高校を後にして、台湾政府の文部科学省に当たる教育部のある台中に向かった。
途中、台湾農業や産業の近代化に大きな貢献を果たした烏山頭ダムを視察。この建設の監督をされた八田與一さんを支えた技師中嶋力男氏は大分県宇佐の出身。その記念碑にも足を運んだ。現在建設・改修中の大分川ダムや大蘇ダム、或いは稲葉ダムや玉来ダムにも想いを馳せた。海外の地に於いて、県出身者の功績に触れることは、大分県人としての「誇り」である。今後、高校生の相互交流が始まれば、大分の高校生たちも先人の偉業に触れ、何かを感じる機会となればいい。
途中、農家レストランの様な所で、昼食。台湾の農家家庭料理はとても美味しかった。
昼食後、台中の台湾教育部及学前教育署を表敬訪問。台中に立地していることに、まず、ビックリ、ポン!政府機関の地方移転もこうあって欲しい。また、同じ敷地内に、国立交響楽団もあり、そのコンサートホールも立地していた。
ここで、教育旅行としての修学旅行などの台湾全体のキーマンとお会いさせて頂いた。旅行業務を委託している会社の社長も同席頂き、情報交換した。是非、充分な資料を準備して、お互いに時間をかけて交流を前進させたいと考えが一致した。
まずは、交流締結を基本とし、3年ほどその交流実績を築きあげ、姉妹校となり、永くづづけられるようにステップアップしたいとのこと。高雄市の5校が拡がるかどうかのカギも握っていそうだった。それには、大分の県立高校の国際交流方針見直しも必要。その為の予算や同窓会及びPTA、ロータリークラブやライオンズクラブのようなボランティア団体など、持続可能な資金調達等の仕組みも含めた覚悟と準備が学校にも求められる。大きな宿題となった。その宿題を解いて、またお会いすることを約束した。
その後、台中から台北へ移動。移動は、台湾新幹線。日本の700系新幹線。外の風景も日本国内を走っているように感じた。
夕方、日本の外務省に当たる外交部亜東関係協会を表敬訪問。今回の修学旅行の受け入れなどのミッションについて説明報告申し上げ、協力をお願いした。
李会長をはじめ、お会いさせて頂いた方の内3人が、ロータリー財団米山奨学生として、日本で学んだと聞き、ここでもビックリ、ポン!会長は茨城那珂湊RC、経済組長の蔡さんは西宮RC,秘書組長の林さんも大牟田RCの米山奨学生だったという。台湾で最難関の就職試験を通った方々が、日本人の奨学金で学び、現在台湾で大活躍していることに、感動した。
こうしたロータリークラブなどのネットワークをもっと青少年や高校生などの人的交流に活かせないものかと思った。
夜は、教育旅行に詳しい楊会長主催の懇談会。
台北でも特に人気店で予約が取れないと言われる台湾料理店にて、情報交換懇談の機会を得た。
今回同行した13名の訪問団が、一つの円卓を囲み、今後の海外戦略について意見交換するとても良い機会にもなった。
それにしても台湾料理は美味しかった。体重が気になる。(笑)
そう言う訳でもないが、食後、士林市場に散歩。腹ごなし!スケジュールぎっしりの中、21:00過ぎに街に出ると、そこで臼杵市のケーブルテレビの方などにバッタリお会いし、ビックリ!ポン。
たまたま、ハンコ屋があり、気に入ったのが見つかり、20分で印鑑を彫ってもらった。決済用ハンコに使おう!
1時間ほど、散歩してホテルに帰ると、宿泊ホテル一階のラウンジで前夜高雄市で懇談した日本交流協会高雄事務所の中村所長にバッタリで、ここでもビックリ、ポン!日本からの友人にお会いに台北に来たという。
2月18日(木) エアメールの日、晴れ
県議会グローバル戦略特別委員会、台湾ミッション初日。
大分からJRで博多経由、福岡空港より台湾高雄空港へ。台湾へは、何度も訪問しているが、いずれも台北であり、高雄は初めての訪問。空港に降り立つと、福岡が寒かったこともあり、とても温かく感じた。
到着後直ちに、高雄市政府を訪問。呉副市長に先般の台南地震に対する大分県議会からのお見舞い金を台南市長宛に託した。高雄市政府の応接室には、日本の地方自治体の記念品がたくさん飾られ、日本との交流の様子が伺えた。
また、高雄市政府教育局 范局長をはじめ、大分への修学旅行の実施を決めて頂いている高校の5人の校長先生もそろって歓迎して頂いた。
夜は、高雄市議会議長主催歓迎晩さん会を開いて頂き、春節気分の中、花火も上がる中、和やかに懇談が進んだ。「乾杯」の嵐の中、台湾のことや大分のことについて話は尽きなかった。私が特に、記憶に残ったのは、70年ぶりに故郷に帰る台湾生まれの日本人を描いた映画「湾生帰郷物語」が大ヒットしたということ。台湾の方々の親日度に触れた。一度、じっくりその映画を観てみたい。
ところで、この場に同席頂いた日本と台湾との懸け橋となる公益財団法人交流協会高雄事務所の中村所長は、大分県飯田高原出身の清水在モンゴル大使と外務省で旧知の仲だった。話も盛り上がり、大分に修学旅行にお見えになられる高校の校長先生方との橋渡しをして頂き、修学旅行に期待するメニューなど詳細が分かった。
冬場のスキーについて、九州の大分にスキー場があることを、台湾の方はあまり知らない風だった。しっかり、PRさせて頂いた。5校の修学旅行については、各校とも最初は40人弱ほどらしいが、高校生との交流内容次第では、人数も学校数も飛躍的に伸びる可能性がある。学校の生徒数はどこも数千人規模と伺った。
紹興酒の乾杯の嵐に、お酒の弱い私はノックダウンの初日となった。
2月17日(水) 八戸えんぶり、晴れ
今日は、来週から始まる第一回定例県議会の一週間前。
それに向けての各派代表者会議と議会運営委員会があった。
その後、柞原八幡宮の「祈年祭」に出席。
県議会に舞い戻り、残り一カ月ばかりとなった副議長任期の総仕上げの課題協議を進めた。
その中の一つが、議員提案政策条例づくり。
他県議会では「日本酒の乾杯条例」等もあるが、大分県らしい条例制定の準備の提案を議長から求められている。
今日は、素案段階づくりに向けて、事務局職員と相談した。
二年後の「国民文化祭」開催に向けては、文化芸術振興条例が既にあるが、2巡目開催に向けてどう機運を醸成し、盛り上げるかが課題。皆で大分に関わる歌を歌ったり、職場の休み時間に流すことも良いのでは!とかいう意見も出した。「荒城の月」「花」「坊がつる讃歌」・・・・など、いろいろ出て来て、演歌好きは「豊後水道」「兄弟船」など、話題は尽きなかった。
「花」のシンフロバージョンを音で県民総参加で作るなどもおもしろい。芸術文化と言うと「訳が分からない」となりがちだが、音楽なら世界共通!
そうした何かで、二巡目「国民文化祭」を盛り上げる為の施策実施にむけた必要条例制定も視野に入れてみたい。問題は、新たな条例が必要なのか、それとも県芸術文化振興条例の見直しで良いのか?今後研究してみたい。
一方、2019年のラグビーワールドカップ開催に向けて調査したところ、大分県にはスポーツ振興条例がないことが判明。この点も要チェック項目の一つであることが分かった。
さて、「乾杯条例」の様に、全国から注目され、県民も元気になるような条例の種を見出すことまでが、私のミッション。
残されたわずかな任期の期間中の納期に間に合わせたい。
さて、今晩も2つの会合が入っている。明日からは、台湾ミッション。早めに帰って、準備をしなければ!
とりあえず、パうポートだけ持って空港に間に合うように行こう。
2月16日(火) 天気図記念日、晴れ
先般の来年度県予算案発表以来、示された事業予算案にこれまでの政務調査活動を踏まえて要望してきたことが、形となっているか?確認作業を行っている。
その中で、公共交通事業者にとって、国の各種制度見直しが、経営の根幹にかかわる問題となることもある。
今回、障がい者の差別をなくす条例案も上程されそうだが、公共交通機関の割引運賃にも大きな影響も出る問題でもある。
これまで、身体や知的障がいの方に対して、バス事業者などは、割引運賃を適用してきているが、精神障がいの方への適用拡大も求められることとなる。事業者にとって、運賃収入が経営の根幹だが、これまで交通弱者と言われる方がその利用者の大半を占めている地方事業者にとっては、その影響は計り知れない。
許可制の公共交通運賃のスキーム自体にこうした社会貢献要因は制度設計の中に組み込まれていなかった。
今の運賃の制度設計の中で、事業経営を継続することは地方事業者にとって困難ともいえる。人口減少が進む中で、現状の運賃体系の中、バス路線維持もおぼつかないという。
行政が事業実施を押し付け、強制すると、廃止路線の拡大スピードアップにつながり、地域の疲弊に拍車がかかることになりかねない。
こうした現状を踏まえ、事業差の不安払しょくと、障がい者への不満解消に向けて、関係当局と知恵を出す協議をした。
やってみないと分からない部分もあり、施行しながら考える方策検討を提案しておいた。
一方で、国に対して運賃体系の基本スキーム見直しなどの意見書の検討や全国都道府県議長会や知事会からの要望事項にも盛り込むことも検討を進めていきたいものだ。
今年のキャッチフレーズは、「やっちゃえ!おおいた」!
2月15日(月) 春一番名付けの日、晴れ
先週、平成28年度県予算案も発表された。来週開会される第一回定例県議会に於いて、その中身を審議することとなる。
知事部局、教育庁、県警、それそれの予算案について、県民が求める成果を出すことのできる予算案になっているか?どうか?について、議論されることとなる。
この予算案と並行して、各部局ごとにその施策実施の為の実行計画の見直しも行われているものも多い。当然、県民に対して、県民意見を募集している。しかし、その県民のパブリックコメントと県議会の意見集約の納期が必ずしも一致しているとはいえないものも多い。県議会の役割は、県民の意思決定である。行政が求める意見集約の納期を守る為には、パブリックコメントの開始時期と期限及びその内容について、どれだけ行政の担当所管部局と所管常任委員会が情報共有出来ているかが、問われてくる。そうした問題認識を持っている県庁幹部と議員がどれほど存在しているだろうか?
議員側からは、「議会軽視!」という言葉がよく出るのだが、「議員のアンテナの張り方や高さ」も問題かもしれない。そうした意識改革を我々議員自身も実践する仕組みづくりを今日は研究した。
どの様な組織でも「忙しい」発言に出会う機会の多いところでは、前例踏襲の文化が強く、使命や責任を共有する文化が弱いとされている。業務の改善と併せて、前例踏襲の文化の変容・構造改革が求められている。
今回の第一回定例県議会の議論の行方で注目すべき点は、「前例踏襲」主義からの脱却がポイントの一つ!!
2月14日(日) ネクタイデー、チョコレートの日、くもり
今日は、下白木の山の神の御祭。
集落にある鬼神社にて、山に登る前に拝礼。
ここの鬼神社、鬼のお面に願い事を書き奉納すると願い事が叶うらしい。それを聞きつけた方が、毎月、四国や関東方面からもお参りに来ているらしい。
先日は、オランダの(宗教?)学者からその鬼のお面を送って欲しいと手紙が届き、苦労して送ったらしい。それ程、世界に名の通った鬼神社。今日は、バレンタインデー。若い方々の恋や夢、受験生の希望校への合格など、鬼のお面に願い事を書いて奉納してみてはいかがでしょうか?
そこを出発して、高崎山の麓、別大国道の中腹に鎮座する「山の神」のほこらで、祭典が執り行われた。
かつては、年の初めの山仕事の安全祈願が主だったらしいが、最近は山で仕事をされる方もいない。
150人を少し超える住民の内、100人が70歳を超えている大分市内にはめずらしい高齢化の進んだ自治区であり、しかも後ろが急傾斜危険地域、前が海という地形の中、東南海トラフ巨大地震に備えた避難路確認等の備えの意義も大きいイベントになりつつある。
焚火で、かっぽ酒、チクワやじゃこ天も炙り、美味しく頂きながら、地域が抱える空き家対策や小規模小学校の維持について、旧別大国道跡地利用などについて、じっくり話し込んだ。
こうした時間がとても大事。良い時間を過ごすことが出来た。
ただ、吉野の梅祭りやハンドボール日本代表宮崎大輔選手のトークショー、さらには熊本県勇志国際高校の野田校長先生の教育講演会など、ご案内を頂いた行事には行けずに、残念だった。
2月13日(土) 苗字制定記念日、雨のちくもり
朝から、鼻水が止まらない。
風邪気味なのか?アレルギーなのか?
昼から、県警音楽隊のふれあいコンサートに行って来た。
佐伯署の元歌舞伎役者お巡りさんのナレーション付き演奏や指揮者楽団長お巡りさんのトークが演奏や現場の警察官の業務とのハーモニー溢れるもので、楽しい時間を過ごせた。
そうした手の込んだ演出は、安全安心の大分県づくりの啓発に大きく寄与していると感じた。
年々、その工夫がグレードアップしている。さりげない気配り心配りのトークが溢れたふれあいコンサートだった。
2月12日(金) くもり一時雨
今日、新年度県予算案が発表された。
直接、予算案の主なものについて、説明を受ける機会を得た。
改選後2回目の予算編成となったが、昨年は選挙とも重なり実質改選後初の編成と言っても過言ではない。
この予算案は、選挙時に有権者の皆様から寄せられた要望や宿題について、応える第一段となる。
予算編成にあたって、そうした声をどれだけ届けられるかが、議員としての力量や真価、存在意義の評価となる。
今回の予算案の内容と、自分自身の選挙時に選挙公報に掲載した公約「チャレンジ10の提案」を見比べ、成果を確認した。
前回の選挙時に強く訴えた「アクティブシニアに活躍の場を!」は、今回、「シニア雇用推進事業」や「UIJターン就農者拡大対策事業」など具体的な事業構築がなされ、予算にも反映できた。一歩前進である。
また、「女性に活躍の場を!」についても、新規事業として「女性の活躍推進事業」として、女性の活躍に関する意識調査を実施すると共に、無料の託児サービスなどもスタートする。
問題は、「若者に活躍の場を!」については、まだまだだ!
10のチャレンジ項目それぞれに於いて、かなりの前進が見込めそうだが、要望項目の中で、積み残されたものもある。
それに対する対策や気配りが、我々、与党議員に課せられた使命だ。しっかり、積み残されている課題について、精査し、フォローをしつつ、補正予算での対応など、他の施策等の工夫を含めて、早期の対策に取り組みたい。
2月11日(木) 文化勲章制定記念日、万歳三唱の日、晴れ
今日は、建国記念日。
皇紀2676年、日本の建国をお祝いする集いが別府のビーコンプラザで開催された。
神武天皇から数えて125代続く皇室の存在に、外国の方も深い関心を示し、最も驚き、敬意を表されている。そのことを、国民は意外と知らない。世界に類を見ないこの歴史を自覚し、共に誇りを持って、お祝いした。
横文字の会場で限られた人々だけで開催するのではなく、皇室ゆかりの神社にてお祝いの会が子どもからお年寄りまで大勢の国民とともに自然なかたちでお祝いされるといい。そのような安寧な社会が訪れることを願い、そうした社会づくりへの決意を新たにした。
2月10日(水) ふきのとうの日、晴れ
夜、大学同窓会同世代異業種勉強会に出席。
講師は、高校も大学も同窓の先輩でもある㈱JR大分シティ社長の関先輩。
『地域を元気に』と、題してお話頂いた。
駅ビルの位置づけとJRおおいたシティの使命では、私が市議会議員建設委員長時代に決定した駅高架事業化や駅周辺整備事業の都市計画決定の時を思い起こさせて頂いた。
また、JRおおいたシティの概要では、当時のJR九州唐池社長が描いた一枚のデッサンも紹介して頂いた。スペイン北東部ナバナ州のザビエル城の様に、南北を行き来できる城門をイメージした実に簡素なデッサン。気持ちの込められたデッサンだった。南蛮文化をおおいたに広めたザビエルの様に、この駅舎が閉塞的だったおおいたをひらくことになったのは間違いない。
将来、このデッサンを県立美術館で展示することがあるかもしれない。それ程、貴重な一枚といえる。
講演後の懇親会では、おおいたをさらにどうひらくか?大いに議論を深めることとなった。
2月 9日(火) 河豚の日、晴れ
鳥取から帰りついたのが15:00。
県庁に出向き、財政課や道路整備課などから来年度予算案や事業計画などについて、各種説明を聞いた。
財政規律に配慮しつつ、新年度予算案が、大分の勢いを増し、人口も勢いも高度成長期の様にV字回復するぐらいの挑戦意欲をかき立てるごろ合わせを予算何発表時には工夫して欲しいと言及しておいた。
道路に関しても、地方創生の競争条件の大きなカギを握っている。
県民だけでなく、国民の共感を得て、自然豊かなおおいたに行きたくなるような道づくりを推進したいものだ。財源の確保の共感をどう得られるようにするか?その工夫が大事!
「景観10年、風景100年、風土1000年!」をめざして、大分の道づくりを、県民の夢をかなえる魔法使いとして進めたい。
2月 8日(月) 〒マークの日、ロカビリーの日、くもり
県議会の政策検討会議「おおいた元気創造会議」のメンバーで、鳥取県議会に議会の特別委員会の在り方について、先進地視察。岡山から鳥取に向かう際に、トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
鳥取県と言えば、片山知事、平井知事等、先進的な地方の取組でも知られており、石破茂地方創生大臣の地元でもある。そうしたところの県議会の県民の意志の決定に関わる意見集約やその納期などについて先進的な取り組みを学んだ。夜は、メンバーで鳥取の地酒と日本海の魚やカニで、今後の議会改革について議論をした。
常任委員会と特別委員会のすみ分けなど、課題が多い中、鳥取では特別委員会の設置数も期間も不定期で、必要に応じて短期間で結果を出していた。議員提案の政策条例制定時には、特別委員会を設置して集中審議していたことが特筆すべきことだった。
2月 7日(日) 北方領土の日、晴れ
今朝の東京は日本晴れ。宿泊しているホテル最上階レストランの窓から雪を頂に載せた綺麗な富士山がよく見えた。
朝一に、昨晩見つけた日本全国ご当地グルメフェスタ会場の中津唐揚げブースに激励に行ってきた。唐揚げブースなどの前で、「シンフロ」動画を流すなど、工夫すれば注目度もPR度も増すと感じた。
ちょうどその前に、北朝鮮がミサイルを発射したニュースが流れた。
日比谷公会堂で開催された「北方領土返還要求国民大会」での安倍総理の挨拶で、そのことにも触れるかと期待したが、言及はなかった。岸田外務大臣と共に、挨拶後、直ちに退席され、その後の対応に向かったようだった。
さて、ロシアとの交渉について、先送りは許されない。元島民の皆様もステージ上に並び、関係者がそれぞれに運動展開などについて、報告や発表、主張がなされた。
他人事では許されない。当事者意識を共有して、世論の喚起が求められる。これまで、大分県議会としての当事者意識は反省せざるを得ないことに、他県の教育現場などでの取り組みを聞き、気づかされた。
持ち帰って、実践したい。
大会終了後、羽田に直行、帰途に着いた。
ところで、帰りの便もソラシドエア。その機内座席ポケットに、宮崎の野球やサッカープロチームキャンプの案内が入っていた。なんと29チームがキャンプを張るらしい。物凄い経済効果と、宮崎県議会副議長も日比谷公会堂でお会いした際に言っていた。スポーツツーリズムについて、宮崎県と連携をはかり、教えを願い学ぶ必要がある。
グローバル戦略についても、佐賀県とタイのTVや映画の関係から学ぶことが多い。
今回の出張では、TV局役員の方や、他県の議員さんなどから動向を聞く機会を得て、諸々の情報収集を短時間にすることができ収穫も多かった。
2月 6日(土) 海苔の日、くもり
明日は、恒例の別大マラソン。
開催に向けて、毎年、道路管理者が道路の植栽や表示を整備したり、ボランティアの皆さんが清掃したりと、努力して頂いている。そのおかげで、このマラソンの中継の映像は、別府湾の海と一体となってとても見ごたえのある映像となって、全国に配信される。
今年は、特に猿年と言うこともあり、高崎山やシャーロットも大きく取り上げられ、日本一のおんせん県おおいたの今話題の「シンフロ」動画も再び情報発信されることを期待している。
このマラソンの機会に、大分の観光情報発信が行われることに大いに期待している。
そんな中、昨日、応援者の視覚にもTV放映上の視覚にも違法な看板があって気付き、気になっていたが、今朝見ると撤去されていた。すっきりした大分の風景を映像で発信できそうだ。
私は、残念ながら東京出張。好タイムでの選手のゴールを期待したい!
2月 5日(金) 長崎二十六聖人殉教の日、晴れ
午前中、県幹部に対する ある工業組合の要望に同行。
民間企業は、グローバル化の伸展の中、国際金融を含めた各種動向によって、変動が激しくいなっている。その変化にいかに柔軟に対応していくかが重要になる。したがって、各種最新情勢の情報提供による行政との情報共有が大事。
午後からは、弁護士会が主催する『中小企業支援に関する意見交換会』~中小企業における弁護士の活用場面in大分~を冒頭、聞きに行って来た。
地方創生が叫ばれる中、そのカギを握るのは中小企業。特に小規模事業者。
本日、県が発表したTPPの県内影響額についても、その対抗手段として欠かせない海外戦略についても地場中小企業が如何に外に向けて、挑戦できるかが問われる。
こうした時にも法的な相談相手が重要であり、弁護士会がこうしたキャラバンで全国を廻り説明を始めているらしい。
DVDや事例発表によって、具体的な取り組みの紹介があった。
金融機関や商工会議所・商工会・中小企業団体中央会等の経営指導員及び行政関係者も出席し、意見交換がなされた。
知事や各団体のトップにも参加してもらうと良い企画内容だったようだ。
問題が発生してから弁護士に相談するのではなく、定期的に何時でも法的相談が出来るネットワークづくりが中小企業には特に求めれれる。さらに、小規模事業者は特にそう言える。法的相談がいつでもできる体制を整えることが、経営の安定性にも寄与し、地域の活性化にもつながる。問題は、本来は事業者自身の責務であろうが、そのコストをどこがどのように段階的に負担するか?考えてもよさそうだ。
また、今日、大分市の中小企業応援メニューの資料を拝見したが、市長が中小企業庁次長経験者だからか、かなり力を入れはじめていると感じた。さらに連携を図りたいものだ。
2月 4日(木) 立春、西の日、晴れ
今日は立春。
朝晩はまだまだ冷たいが、陽ざしに春を感じるようになった。
今日は、昼前に自民党女性局長 参議院議員 高階恵美子さんが来県され、挨拶に行って来た。女性活躍社会づくりのカギを握る方でもある。現在、「7つの柱」を掲げ、女性が活躍できる社会づくりに取り組まれていらっしゃる。この夏、改選期を迎えるが、私もしっかり応援し、女性が活躍できる社会づくりを実現したい。
午後からは、北方領土返還要求大分県民大会に出席、参加者に啓発活動に対する謝辞と活動の激励を申しあげてきた。
毎年、JCの後輩たちが頑張ってくれているので、顔を出し続けているが、今年はひと工夫があった。外務省で、40年間、ロシアの担当をされた方が講演され、中学校の教壇で社会科を教える先生の釧路研修報告もあった。中身の凝縮された県民大会に進化しており、感動した。
女性の活躍できる社会づくりや北方4島の旧島民の方々にも、温かい春の予感が届くことを願った一日となった。
2月 3日(水) 節分、まめまき、のり巻きの日、晴れ
今日は、節分。
地元の国幣小社 柞原八幡宮へ。国指定の重要文化財が10棟連なる。他にも、3本の太刀、銅像仏像、金白檀小札浅葱糸威腹巻の6点を加えた計16点の国指定の重要文化財を所蔵している。
さらに、現在、九州国立博物館に貸し出されている山水蒔絵縁起絵巻納箱などの県指定の重要文化財10点も所蔵している。
社殿など10棟が国指定重要文化財に指定され、これから保存修復が始まる。数拾年かかる大事業となる。この修復建て替えなどが終われば、国宝に格上げされ、大切に維持保存されることになっていくだろう。
今日は、ここに、直木賞作家の安倍龍太郎先生が、大分合同新聞の朝刊連載小説の取材にお見えになり、宮司と一緒にご案内させて頂いた。大友宗麟が献上したとされている社宝など数点もあった。
安倍龍太郎先生と言えば、歴史小説「等伯」。大分県立博物館の開館記念特別展で展示された長谷川等伯の国宝『松林屏風』の前で、鳥肌が立ったことを思い起こした。私は、日経新聞朝刊で、安倍龍太郎先生の連載小説を毎朝、新聞が来るのを楽しみにして読んでいたおかげ様で『松林屏風』の前で、鳥肌を立てて感動させて頂いた。読んでいなかったら、あれほどの感動を覚えることはなかったかもしれない。もしかすると「訳のわからない」まま、帰ることになっていたかもしれない。
あの時の感動を、今年の夏ごろから、地元新聞で毎朝享受できると思うとワクワクしてくる。しかも、題代が地元の『大友宗麟』、これ程楽しみなことはない。テーマは、『海』となるらしい。戦後70年が過ぎた今の世を生きる私達大分県人にとって、「志四海」の心は流れ続けている。
しかも国宝を描いた「等伯」に続き、柞原八幡宮も修復保存建て替えによって、国宝をめざしたい。
さらに、2018年に行われる二巡目国民文化祭にむけて、大分県人の「誇り」と機運の醸成にもきっとつながりそうで楽しみだ。
お宮で頂いた節分の豆を頂きながら、大きな夢を秘かに抱いた一日となった。
2月2日(火) 国際航空業務再開の日、晴れ
今日は、日本ハンドボールリーグの試合開催挨拶回り。
県ハンドボール協会長として、大分・別府の新聞社及びテレビ局並びに開催地である別府市役所へ行って来た。
どこも、とても丁寧に対応して頂き、PRして頂けそうだ。
宮崎大輔選手をはじめとする県出身選手が4人登場予定。
2月27日土曜日、別府アリーナにて開催。
パワーとスピード溢れる国内トップレベルのプレーをたくさんの人に堪能して頂きたい。当日は、チアリーディングのブレイブスジュニアも登場する。これから3週間、徹底して告知宣伝に努め、会場をいっぱいにしなければならない。
そんなこんなで、今日の昼食は別府。元別府署前のきりん亭でもやしチャーシューラーメン。昔懐かしい味で、とても美味しかった。
2月 1日(月) テレビ放送記念日、くもり
早いもので、今日から2月。
今朝は、月初なので社会教育団体「実践倫理宏正会」の朝起き会に出席。
昨晩も新年会があったので、起きるのが辛かった。
午前中は、事務所で一か月のスケジュールの確認など。
昼は、ロータリークラブの例会。外部卓話の講師は、㈱大分フットボールクラブの榎新社長。
「大分トリニータがめざすもの」と題しての宅話。
今年、「一年でJ3からJ2に昇格するように頑張る」との決意があったが、青野社長の時と同じ匂いを感じて、少し不安になった。
同じようにそう感じたメンバーが、終了後、いろいろとアドバイスしていた。
会社のガバナンスについて、総務、営業、興行、チーム運営・強化、ゲームなどそれぞれの担当責任分担やその組織的役割分担が出来ているのか心配になった。県庁マンであった時には、お堅く事務分掌通りの業務をしていたものが、そのすべてを行うようになった時に、勘違いしてしまうのだろうか?会社経営のプロ集団が、それぞれの立場から今後、しっかりサポートして、J2昇格を一年で実現する体制整備をしなければならない。
でなければ、本当に存亡の危機を迎えかねない。
その為には、スタート時の戦い方を今の選手で、他チームとの戦力分析上、どの様な方針の決断を下し実行するのか?また、現有選手勢力のみでは、相当に厳しいことは明らかであり、後半戦に向けての選手補強を如何に準備し、その資金調達をどうするのか?さらには、選手補強資金をどう新たに上乗せして稼ぐか?そうした手腕の発揮が新社長には求められる。
勝ち点を挙げることは、監督の仕事だが、後半戦の選手補強資金やゲームでのインセンティブ資金調達等による選手のモティベーションを上げる役割は、営業の役割である。今シーズンの大分FCの最大の課題は、その営業の顔が見えてくるかどうかだろう。
社長の顔は、要らないかもしれない。営業の顔や営業の旗をどうかかげるかだ!
午後からは、県庁に行き、各種連絡や頂いている宿題の処理をした。
朝早かったので、夕方には眠くなってきた。お悔やみに行って、今日は早く寝よう。
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