あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

お金とマンパワーは最前線の教育現場に

 5月28日、県議会文教警察委員会で中津・日田・玖珠へ。
 今日は、中津・玖珠署、ダイハツ九州アリーナ、日田教育事務所、森高校に足を運んだ。
 朝一に中津署を訪問。早朝、85歳の方がバイク事故で死亡。その対応に現場は追われていた。高齢者免許証の返還に関して二輪と四輪、それぞれ対応に差があってもいいように痛感。免許更新研修に関しても検討の必要性を感じた。
 この日、教育事務所の役割について意見交換、協議をした。
 市町村合併前まで教育事務所は教育格差是正のための市町村教育委員会との連絡調整機能を果たしてきた。しかし、合併が進み、その役割は教務・進路・生徒指導などの指導力強化を担うようになった。しかし、県教委、研修センター、市町村教委、或いは教科ごとの研究部会等の役割とも重なり、その位置づけが曖昧になり、必要性すら問われるようになっている。過疎地域の小規模校も都市部の大規模校も現場の予算やマンパワーの確保に苦慮している。教育事務所の維持に要している予算やマンパワーが本当に必要なのか?検証する必要がある。教育事務所に関しては、国の基本法による法的根拠はない。あくまで置く事ができる規定による県条例による設置となっている。我が県の改善が遅れているのは『言い訳行政』が、まだまだ残っている証。教育効果を求めるより、これだけ行政として人も予算も配置しているという言い訳を続けている。現場にはお金も人も行き届いていない。長崎県では既に教育事務所を廃止する方針と聞いている。
 本県では、各種行財政改革を進めているが、文化や教育に関する改善が遅れている。無駄遣いの温床にも実はなっている。教育や文化にメスを入れることは子どもの未来に重きをおいていない風潮としてだれも手をいれずに来ていたのかも知れない。しかし、その為か、現場が困る事になっている。
 現に、美術館も子供科学館もなく、図書や教材の交付税も他に流用されている。教育委員の任命権者である知事や市町村長がどれだけ意識を持っているかも問われている。議会同意人事ではあるがこれまでその見識を探り、調査する事はタブーだった。しかも所属政党なども制約を受ける。地方に住み、地域を守るには政治への参加も必要だ。教育委員が地域の外野席にいる評論家ばかりでは困る。これからの教育委員人事には各種議会でも議論を高める事も必要となろう。
 県内現地調査を続けながらその自治体や市町村教育委員会などの責任ある方々が如何に現場の実態把握ができていないかも判明した。自らも猛省しないといけない。特に教育事務所長のリーダーシップや人脈ネットワークなどの総合力によって左右されることが多い。所長の仕事は何もしなくても勤まるし、見つければ山ほどある。所長の責任はとても重い。
 教育現場の改善にはそれぞれ地位ある者が情熱を持って粘り強く、その責務をしっかり果たす事が求められる。その改善の方向としては徹底して無駄を省く事、子どもたちのいる最前線の現場にマンパワーとお金を配分する事しかない。
 今一度、法的根拠を調査、条例改正も視野に入れ、無駄を省き、最前線の現場に人とお金を送る仕組みの改善を今任期中に成し遂げたい。

世界遺産登録に向けて〜宇佐・国東「神仏習合」の原風景

 5月27日、県議会文教警察委員会の県内所管調査で県北を回った。安心院、中津工業、中津北、中津商業、そして県立歴史博物館に行った。
 各県立高校に関しては、県北地域がダイハツの進出立地によって求人が好調な事もあり、出口である就職先が確保され明るかった。ただ、商業高校の就職先は製造業が最も多く、学科再編や統廃合計画の必要性について実態を垣間見た。ここでは中津商業と工業の統合再編にかかわる通学路の整備拡幅についても意見交換した。幸いにして新設校開設準備室長は土木や都市計画の先生でもあり、生徒と交差点改良や都市計画道路の提案を実践するといい。
 この日は県立歴史博物館にも足を運んだ。今日はあまり時間がとれずに残念だった。しかし、以前私はここで4時間じっくり時を過ごした事がある。すべての説明を読み、説明レコーダーを聞き感動した。古代、日本の国の「かたち」が作られていく時代の「フロンティア」地域であった宇佐・国東の大陸渡来文化と先住民との抗争・融和の文化を紹介した博物館であり、とても奥深いほかには例を見ないものだったからだ。この県立博物館は、とても素晴らしい。国東の六郷満山33箇所を巡れずともここでその文化に触れる事ができる。また、ここに来て、動機付けされ33箇所を巡ってみたくもなる。四国88箇所より奥が深い。私も引退後には必ず巡ってみたいと思ったぐらいだ。
 しかし、残念ながらここの良さはあまり知られていない。その為、来館者も年間6万人と少ない。200万人来てもおかしくはない。年間維持予算約1億4千万に対して常設・特別展の入場料収入は、一千万円にも届かない。入館料は1人300円と安い上に子どもは無料などとなっているためもある。
 今年度、県は宇佐・国東ー「神仏習合」の原風景を世界遺産暫定リスト登録を目指し、企画部に職員も配置、取り組みをスタートさせている。しかし、その最も重要とされる歴史博物館周辺はもとより、敷地内にも世界遺産登録への取り組みを盛り上げるような印刷物もポスターも看板や横断幕も一切ない。歴史博物館では『真木大堂の仏たち』といった素晴らしい特別陳列も開催中だが、その案内パンフレットにも世界遺産に関する取り組みキャンペーン的なコピーは見当らなかった。ここでも県庁の縦割り行政を露呈。企画部と教育委員会の連携のまずさを明らかにした。早速、館長と教育事務所長、それに管内高校長との連携について協議をしたが更に企画部との連携を高める必要がある。観光資源としても至宝といえる。
 いずれにしてもここの入館者数はせめて年間60万人を達成し、血税の持ち出し、垂れ流しは止めたいものだ。

メタボ対策

 5月25日、日曜日なのに今日も行事続き。夕方になってやっとひと段落。今日は、ナイターでサッカーをする日。先週の日曜日もその予定だった。しかし、疲れがたまっているのか?体調不良で2週間続けてサッカーを休んだ。先週から毎日夜の懇親会が続き、睡眠不足とアルコール続き、その合い間の農作業の疲れがどっと出ている。さすがに体力自慢の私もダウンしてしまった。
 昨年あたりから生活習慣病対策として夜の懇親会の後は、都町から家まで歩いて帰ったり、アルコールの量もビール一杯と決めて注意していた。その上で、週一・二度のサッカーで体を絞っていたのだが・・・・?食べる量も気をつけていた。ところが最近、懇親会ではどうしても飲み過ぎている。しかもいくつも掛け持ちのはしごだ。疲れすぎて歩いて帰れず、しかも食べた気もせず、甘いものを摂ってしまっている。体重もオーバー気味、悪循環が続いている。家に帰っても短い睡眠を取るだけの生活習慣病へまっしぐらの道を進んでいる。本気でメタボ対策をしないといけない。
 私は国民健康保険加入者だが、先日特定健康診査受診券が届いていた。このままでは明らかにメタボリックシンドロームと判定されそうだ。
 5月26日、月曜日は疲れのため朝少しゆっくり事務所に出た。午前中少し先まで詰まっているスケジュール調整や陳情や要望の処理を行った。昼からロータリークラブの例会などに出席した。所属するロータリークラブでは7月から会長を務めさせていただく事になっている。この機会を大事にしたい。しっかり学びたい。早速、次年度の方針や奉仕計画を策定していかないといけない。
 今日も夜は食事会が入っている。のみ過ぎず、食べ過ぎず、体には気をつけないといけない。
 親父は私の歳で死の宣告を受けていた。私もDNAを継いでいるから危ないはずだ。常に心を落ち着け、リラックスに努めないといけないのだが、今の政治情勢は『怒り』ばかりである。いざというときに大事なのは闘う体力だ。本当にダイエットをするぞーっと。
 明日からまた県北・日田方面の学校や警察署視察だ。夜の懇親会も気をつけて飲まないようにしたい。今は、メタボ対策最優先。
 

未来のエジソン

 5月24日、中小企業関係団体の業種別総会がいくつかあり出席した。どの業種も円高、株安、原材料高の三重苦に直面している。一方、製品の価格転嫁も厳しい。中小零細企業にとって死活問題である。最近の変動のスピードと幅は、経営予測をはるかに超えている。経営手腕の域を超えつつある。行政や政治がせめていまの激変状態の緩衝政策を実施する役割を果たさなければならない。金融制度でのサポートや人材確保策も必要である。ここでも工業高校卒業生の確保に苦労していた。進出大手企業に優秀な生徒は皆持っていかれている。学科や定員の見直しの必要性を痛感している。
 夜は、防衛協会青年部の年次総会に出席、別府駐屯地指令一等陸佐の話も聞いた。懇親会の席では中国四川大地震や災害対応などについて意見交換した。
 5月25日、朝から昨日順延になった中学校の運動会や全国障害者スポーツリハーサル大会などに顔を出した。その後、大分少年少女発明クラブの開校式に行ってきた。発明クラブは産業界の現場に於いて、ものづくりを実践している技術者が子どもたちを指導している。学校教育では体験できない事を学ぶ事ができる。指導者は皆、ボランティア。中には、新幹線のバンタグラフ(集電装置)の開発に携わった方もいる。先日、乙武さんの講演会に来ていた熊本大学工学部の学生は、ロボットの研究をしていた。障害者の方のサポートができるロボットを開発したいと意気込んでいたのを思い出した。
 きっと、この中から、人の役に立つ世紀の大発明家が輩出するかもしれない。期待したい。

本音が聞きたい。

 5月22日、23日は、県議会の文教警察委員会の県内視察に出かけた。
 22日は、津久見高校、佐伯鶴城高校、離島の大島小・中学校、佐伯警察署に行った。津久見高校では職業訓練の現場を見た。かつての地域産業・経済の衰退が教育にも大きな影響を与えていることを痛感。高校再編案で示されている海洋科学高校など水産分野や柑橘生産分野などの人材育成といった地域特性にどう応えるか?残されている課題認識を新たにした。
 鶴城高校では進学校としての指導力を発揮している。ただ、義務教育段階での学力不足が明らかに浮き彫りになった。入学生のトップクラス学力が他の地域に比べて低い。地域を守るのに必要な医者などの人材育成といった観点も薄かった。
 午後から鶴見半島の沖合いにある大島に行った。佐伯港から船で約40分。小中学生全校児童生徒数7名。内、2名は赴任した先生のお子さん。大規模校での小学一・二年生、中一の30人クラス導入による効果が期待される中、小規模校の実態を見る為だ。複式学級の指導方法について意見交換をした。まだまだ、マニュアルも練られてなく、現場の先生は苦労しているようだ。9年間での到達目標を定め、カラキュラムを積み上げたほうがよさそうだった。
 先生方も希望しての赴任と聞いた。大規模校と小規模校に共通するもの、そうでないもの。教育委員会として教員配置や人事異動に関してもう少し明確な意思の必要性も感じる。
 23日は、廃止案が示されている野津高校、豊後大野警察署、竹田教育事務所、岡城跡の文化財、竹田市立南部小学校に行った。
 小学校では、英語教育やスクールガードに関してその現場を見た。英語教育校に指定されており、議会での事業説明と現場の実態には大きな開きが判明した。現場は苦労している。確かにやってみないとわからないがもっと教育委員会がその趣旨を説明し、共に悩み、検証し、スタートしなければならない。モデル校の指定や指導教諭の選定手法に関してもさらに調査研究と改善が求められる。
 今回、佐伯では商店街の火災にも遭遇。視察受け入れより、現場対応を優先するよう委員長として申し入れた。『事件は会議室で起こっているのではない。事件は現場で起こっている。』そのものを身近で感じた。
 委員会として予定を組んで関係部署を訪問しているが、現場の本音を聞くのは難しい。受け入れ側は、どうしても構えている。もっと自然に意見交換したい。

蛙の鳴き声

 5月20日、朝早くに庄内に帰り、田植えの準備をした。
一日中、トラクターに乗り荒開けや草刈りをした。この日も平日の為、携帯電話がよくなった。仕事の電話である。作業を中断しながら処理をした。やっと、近所の人達のペースに追いついた。
 夕方、草刈り作業をしていると隣の田んぼのおいちゃんが『メタボ対策には農作業がよかろうが・・・?』と声をかけてくれた。良く体型までチェックされている。私は学生時代まで本当に細かったので皆体のことを心配してくれる。その隣の畑で作業していた別のおばちゃんからは夏大根とでっかいキャベツをいただいた。香りとみずみずしさが違う。持って帰って戴いたがとても美味しかった。
 日が落ちるまで作業をしているとしっかり水を湛えた田園から蛙が鳴き出した。とても風流だ。
 翌5月21日は、現在建設途中の大分駅高架の現場に足を運んだ。
久大線と豊肥線の高架部分はかなり出来上がっていた。エレベーターやエスカレーターの設置工事も進んでいる。完成が楽しみだ。この日は、庄の原佐野線の工事に関する地元要望の協議も行った。
やってみないとわからないことも多く、あらゆるシュミレーションのもと、臨機応変に対処できる方策を模索しておきたい。渋滞対策など県民の皆さんに迷惑をかける事も多くなるが少しづつ我慢辛抱していただき、ご協力をお願いしたい。
 5月22日からは県南・豊肥地区に視察に行く。離島の学校に行くのが楽しみだ。子どもたちの姿をしっかり見てくる。

親睦とふれあいを求めて

 5月18日、地元の八幡校区体育祭が開催された。
 前日、熊本の玉名から夜、高速道路を走って私は福岡に入った。九州県議会議員野球大会が福岡の春日市で開催され、それに参加する為だ。毎年、この時期は総会や地域行事などと重なり、スケジュール調整に苦労する。今回もそうだ。県議会議員がわざわざ野球をする必要もなさそうなのだがいつも人数が足りず行かないといけない。一度熊本から大分に帰って朝一番に行こうと思っていたが長距離の運転で疲れ、直接福岡に向かった。南福岡のビジネスホテルがやっと見つかり、9時過ぎからの試合に出場した。私が行かなくても今年は人数は足りていたので行かないほうがよかったみたいだ。試合を終え、すぐに大分にとんぼ返りした。
 体育協会の役員として校区運動会に行くためだ。午後のアトラクション、消防団のポンプ操法の開始に間に合った。校区の運動会は2年に一度開催している。参加者も住民の3割近くの方が足を運ぶ。恐らく地域の運動会としては参加率がとても高いと思う。プログラムも幼児からおじいちゃんおばあちゃんまで参加できるように工夫してある。応援を入れると4世代が来ている家もあった。自治区対抗で競う為、普段会わない人もこのときばかりは交流できる。選手集めに寄付集めに役員は事前準備にも奔走する。こうした活動が地域の防犯や活性化にも活かされる。特に子育て世代がここで活躍する。あのお父さん走るの早いな。と、ヒーローも生まれる。地域のテントの中では楽しい会話も弾んでいた。『お前のとこんボウズ来ちょらんやねえか?えー、もう大学生か?』とそれぞれの家族の実情も解かる。こうした事が大事。この日は天気もよく、絶好の運動会日和となった。
 私は準備ができなかった分、せめて片付けを手伝った。30歳前後の若いお父さんたちがトラックを出したり、重い荷物を運んだり、本当によく頑張っていた。きっとその姿を子ども達は見ている。これからのこの地域はきっと大丈夫だろうと確信した。
 今年赴任してきた小学校の校長先生も運動会の運営の手際よさにびっくりしていた。プログラムの順番や内容も皆が参加しやすいよう練られている。檮原参りといった地域特性を持った駕篭かきレースもあり、道具も手作りだ。プログラム進行マニュアルも周到に練っており、その日、初めて来る道具係担当者でも対処できるようにしてある。今回14回目を迎え、さらに進化している。皆、違った職業であり、誰かが何かの得意分野を持っている。その集大成の運動会だから面白く、参加者も増えている。大人社会が親睦とふれあいを求める住みやすい地域にする努力を続ければ子ども達はきっとすくすくと成長してくれるだろう。
 こうした運動会の会場にいると、ここでも地域の課題についていろんな声を聞ける。早速、19日月曜日は、こうした問題解決に向け、現場に足を運んだ。この週末は、忙しく農作業には手付かずだ。庄内のおふくろがいつ荒開けするの?と私を急かす。この雨で田にも水が引けるだろうからスケジュール調整をして農作業も急ぐぞー、と。ただ、体はかなりしんどい。ぼちぼち頑張ろう。

感動のキャッチボール

 5月17日、朝一番に県小学生ハンドボール春季選手権大会の開会式で連盟会長(大会会長)として挨拶。この大会は夏休みに京都で開催される全国大会予選も兼ねている。これから6月まで予選は続く。昨年、男子が全国大会を制覇。その前も全国2位、3位と常に上位を占めている。今年はディフェンヂングチャンピオン県として国体を盛り上げる為にもまた子どもたちの活躍に期待したい。
 大会挨拶でチームや個人の目標設定、その情報共有、目標達成の為の具体的方法に関する練習やプレーの工夫について話した。選手や監督・コーチ、保護者にその動機付けの意図が伝わっていれば今年も期待できそうだ。
 開会挨拶が終わるとすぐに熊本の玉名に向かった。子どもたちのプレーを少し見たかったが残念。この日は、所属するロータリークラブの地区大会が熊本であった。何とか高速道路を急ぎ、12時45分の開会に間に合った。開会式典には時の人となった蒲島郁夫熊本県知事も出席いただいた。また、記念講演は当初、小泉純一郎元総理が予定されていた。しかし、現在の国政状況のとおり講師が変わった。『五体不満足』でも有名な乙武洋匡さんだ。予想以上にいい話が聞けた。乙武さんといえばスポーツライター。しかし、今は東京都杉並区の小学校で教壇に立っている。新宿区での「子どもの生き方パートナー」として区教育委員会非常勤職員身分での教育提言活動まではよく知っていた。しかし、通信教育で教員資格を取得、小学校教諭として教壇に立ち、障害を持つ体でプールにも自ら飛び込み子どもたちに大事な事を伝えようとしている事に驚いた。きっかけは作家重松清さんの言葉だった。『教育は奥が深いでしょ。現場の先生方も提言は参考にしても外からの意見として距離を感じるでしょ。』といった感じのことを聞き、踊る大走査線でも有名になった『事件は会議室で起こっているのではない。事件は現場にある。』との事だったという。そして、教育も参加する事の大切さを主張。自ら教員資格を取り、同じ土俵で挑戦している事に感服した。現場で子どもを預かり情熱を持って教壇に立っている先生方の努力を少しでも感じながら私も文教委員長の務めを果たしたい。
 乙武先生のクラス運営の目標はドラえもんに出てくるのび太君のようなタイプの子どもでも居心地がいいクラス作りと聞き、キッカン君の言っていることとの共通点に安堵した。ガキ大将ジャイアンやスネ夫ものび太の綾取り遊びのうまさは尊敬している。生活には役に立たないがお互いに認め合い、助け合う事の出来るクラス運営が目標という。最近の少年犯罪事件を見ても10歳そこらで生まれながらにして障害を持つ子はいても『犯罪者』として生まれた子どもはいないはず。大人社会の影響が子どもの犯罪に影を落としている。大人社会を変えればいいと彼は言う。それには参加する事。現場が大事。教育現場を知らずして教育を論ずることは無謀かもしれない。子育ても机上の空論ではなく実践を求めたい。子どもを持たない大人でもスポーツ少年団の指導や地域活動で直接子どもと接しながらの実践活動はできるはず。最近核家族化の中、子どもが外で遊ぶ姿やけんかをする姿も見かけなくなった。心配だ。人と人が接し、話し、時には深い議論をし、時には助け合うそんな社会でなければ子どもも人間らしく成長しない。乙武さんはまさにその実践行動者として大きな影響力を行使していただいている。
 講演後、玉名の障害を持つ野球少年とステージでキャッチボールをした。電動車椅子から降り、手と口を使って、俊敏に動き回りボールを拾い投げる乙武さん。両手をひじ先から切断?して障害を持つにもかかわらず、上手にグローブでボールをとり、投げる野球少年。この少年は、練習によってスポーツ少年団のセカンドレギュラーとして活躍中という。子どもたちの無限の可能性を引き出した指導者やご両親、周りの関係者、地域社会などに感服した。二人の素晴らしいキャッチボールに感動し涙が込み上げた。
 乙武さんが活躍できる環境を作った新宿区の「子どもの生き方パートナー」制度や杉並区の任期付教育制度などしっかり学びたい。大人社会が教育現場に責任を持っていい形でかかわりを持てる制度も必要かもしれない。決してモンスターペアレントではなく、教育の不易である柱となるような現在版を目指して。大人と子どものキャッチボール、社会のキャッチボール、いずれももっと楽しいものでありたい。

キッカン君

 3月15日夜、私のある後援会の例会に吉田寛ちゃんに来てもらった。
夕方なしか?でお馴染みのコピーライターの吉田さんだ。以前から深夜まで酒を飲み、私がつぶれるまでかわいがってくれた事もある。そんなおもしりー寛さんをよく知れば知るほど私は惚れてきている。昨日も『世知辛い世の中だから皆を思いっきり笑わっしょくれ。』と、30分の講和をお願いした。確かに笑わしてくれたのだが、最近、笑いに含蓄ある重みが出てきた。体重は国保やメタボのCMや仕事をしているナショナルのジョウバ?乗馬?の効果からか10キロ近くやせたらしいのだが・・・?
 昨日も今の社会、教育のあり方に関して笑わせながら問題提起をいただいた。自らの人生の歩みを話され、給食費をすべて駄菓子屋のくじですった事、そのことでばあちゃんが線路に連れて行き、『嘘つきは悪い事、一緒に死のう』と命がけで善悪について教えられた事。
 『豊か』は、『豆を曲げると書く。』、『貧』は、『貝を分けると書く。』今大事な事はどちらなのだろうか?といった話をされた。いずれにしても、地域でも学校でも参加し、次世代に伝えることの重要性を考えさせられた。とにかく、人間かったる(参加する)事だ。
 吉田寛さんの自叙伝?小説キッカン君を是非皆さんもお読み下さい。おもしりーし、和むし、今の時代に必要な事?パワーを感じます。そして教育に必要な不易(変えてはならないこと)の追求の参考にもなります。この日は、いい話を聞いた為か、久々に遅くまで皆と飲み明かした。
 それでも翌16日は、早起きをし、庄内に田植えの準備に帰った。夕方までトラクターに乗っていた。こんなときに限ってよく仕事の電話がかかる。携帯電話は本当に便利だ。かけてきた人はトラクターの音とは気づかず、喧しいなという。私は、作業を中断。近所の人達はもういつでも田植えができる準備まで作業が進んでいる中、気は焦るばかりなのだが・・・・?
 それでもなんとか後一日二日の作業で皆に追いつきそうだ。
 この日も同窓会の支部総会があり、夜出席した。今年もトキハ会館に300人近くの同窓生(現役の学生も少し招待していた)が集った。毎年、増えている。特に若い世代の参加者が増えている。いい事だ。このお世話係が我々の世代だ。司会やゲームを担当した何も口に入れることのできなかった後輩を2次会に連れて行くのが私の役割。ただし、割り勘。『貧は貝を分ける。』の話しが早速使えた。後輩はカワイソー。それでも楽しいみたい?この日も遅くなってしまった。このままではメタボになりそう。後輩たちは『既になってる』としきりに言う。気をつけよう。

工業高校教育振興

 5月15日は、自民党市連の総務会などが開催されたが、最近は党務より議員活動のほうが忙しい。というより、優先させている。議員なら当然と思うのだが?国政では違うらしい。選挙制度が違う事もある。県議会も市町村合併によって小選挙区制になってきた。大分市はいまだに大選挙区、したがって、党より政治家個人の力も問われる。国政も県議会も政治家個人の力量より党公認を獲得することや党務が最優先となると党利党略、有権者不在の恐ろしい政治になってしまう。最近の風潮を危惧しているのは私一人ではないだろう。
 そんな中、先日の農業高校に続いて、大分県高等学校教育研究会工業部会役員の先生方と意見交換する機会を得た。工業高校の卒業生は就職する人が多い。最近、産業界はグローバル化の波が押し寄せ、変化のスピードも速い。当然、企業も工業高校にレベルアップや多様性、スピードを求めるようになっているはず。企業立地進出企業の求める人材確保に苦慮している。かなり多くの生徒を採用しているがまだ足りない。一方、中小零細企業は大手が不景気で採用を控えているときでも地元工業高校から採用を続けていた。地元高校の出口確保を支え続けてきていた。今、そんな地元中小零細企業が進出企業の大量採用のあおりで学生の確保に本当に苦労している。就職の進路指導の先生方は学生の大手志望傾向と就職難の時代にお世話になった地元中小零細企業の板ばさみとなって悩んでいる。
 しかも人材の確保策として企業の就職試験時期の前倒し傾向にも教育界のルールは適応できずにいる。大手企業の人材確保方針は中長期計画の下、短期計画で微調整が行われる。県内進出企業のこれら計画にあった工業高校の学科再編や定員変更、カラキュラム改正、専門教官配置などをスピーディーに対応しなければならない。同時に地元中小零細企業のニーズにもしっかりこたえなければならない。
 それには工業高校の進路指導主事と立地企業の人事担当者、或いは経営者とのネットワークをもっと太くしなければいけない。また、専門性を高め、多様性にも対応するには外部任期付教官の登用などの発想転換もいる。現在、次年度の生徒募集は秋口(十月ごろ)に学科や定数を発表。その教育予算はその後の11月以降積み上げられていく。明らかに教育予算組みの仕組みとスケジュールに問題がある。常に早くても一年遅れだ。これでは産業界が求める人材確保はできない。むしろ教育界は先取りをしないといけないのだが・・・・?政党依存・優先の議員のような人材は企業も求めないだろう。人間力や地頭力を備えつつ、流行にも敏感な専門教育を受けた人材を輩出したいものだ。
 大分県工業教育界の新しい仕組みづくりに直ちに現場の先生方や産業界のご提案を戴き、改善に取り組みたい。皆様もご意見をお寄せ下さい。

農業再生を担う農業高校再生

 14日も引き続き、学校現場や警察署に足を運んだ。
 後期高校再編?(呼び方・ネーミングがよくない)のたたき台素案で統廃合が示されている学校が含まれている。山香農業高校へも行った。解かったのは、県教育委員会として現場の声をあまり聞いてなさそうな事。聞いても具体的改革案を見出せるか?ただ、抵抗勢力となるのか?の判断をしたのか?今後委員会でも議論となろう。
 私が着目したのは、校内にある実習用のハウスや畑。それからそこで収穫された果樹や野菜、さらにそれを加工したジャムなどの商品。その商品は新鮮館という校内の直販所で販売されている。私もトマトと梨・梅ジャムを購入した。香りもよくおいしかった。ここでの売り上げは年間2000万円を超えるらしい。問題は、2000万円は多いのか?少ないのか?それをどう使っているのか?
 農業従事者でもある私からすると高校内の実習用ハウスや畑田の規模面積からすれば売り上げ2000万円は少なすぎるように思える。しかも、これら用地所得費やハウス建設費などを考慮してもとても合う話ではない。しかも労賃は先生方は教育予算で措置され、高校生の労賃もかかっていないわけだから、とても考えられない数字にしか思えなかった。実際の生産額は億単位になるのだが?肥料代や燃料代などの経費がいくら、生産者である生徒の自家消費代がいくら分と言った説明がなされれば、理解できるのだが・・・・?ましてや、公務員である教師が無償で収穫物を持ち帰っているような事はないと思うのだが?あまり、厳しい事は言うつもりはないのだが、農業専門高校が農業経営を指導する以上、自身がどんぶり勘定では大分県農業の再生は見えてこない。
 直ちに、各品目ごとの面積から想定される生産額予測を農政部とも連携してはじき出しチェックする。そして、私は高校生の労働はしっかり評価し、授業料や寄宿舎代ぐらいは捻出する仕組みは検討できないかとも思う。さらに、卒業時、直ちに就農できるように農地確保策としての実習田の立地も農政部の担い手対策室との連携も図り検討する必要がある。高校での収穫利益は就農する生徒に徹底的に還元する仕組みづくりを模索してみたい。
 農業高校の出口が見えない状況を早く脱出させてあげないと現場も暗い雰囲気だ。元気を出せるようスピードある政策実現が求められている。
 ところで教育関係交付税の流用が全国的に問題になっているが大分県の実情を調べた。本県では、図書購入費の交付税措置分の80,5パーセント、教材分で56,3パーセントしか実際に予算として市町村が措置していなかった。残りは他に流用している。大分市は、教材予算で81,5パーセント、図書購入費では107,9パーセントであった。中には交付税措置はされているものの教育予算としては10パーセント台にとどまっている自治体もあった。学力の格差も広がるはずだ。こうした点もしっかり情報開示を進めて行きたい。
 この日は、警察署も回り、ここでも触犯少年の更正や再犯防止に関する学校や地域との連携に関する情報交換を行った。
 明日は、工業高校や産業教育に関する協議も予定している。工業も景気にかげりが見え、早めの対策が必要と思う。農業の再生と同じく、産業現場との連携強化がカギを握りそうだ。
 

食卓の向こう側

 5月13日。今日から県議会文教警察委員会の県内視察を始めた。
 学校や警察署など所管する現場に足を運び、現況報告を受け、現場の声に耳を傾け、意見交換をする。何よりも現場の空気を我々議員自らが感じ取る事が重要だ。
 今日は、杵築・豊後高田警察署、4つの小学校が統合して新設された国東市立安岐中央小学校、農工と双国と共に総合選択制高校としてスタートした国東高校を訪れた。
 私の委員長としての初仕事は、何処に行くかが大きな仕事のひとつ。高校の再編や学力向上、過疎地域の格差、治安維持や交通事故防止と難題山積の中、行き先を絞り込む事にも苦労する。
 これまでの委員長は事務局一任が多かったようだが、私はたくさんの注文をつけた。高校再編も総合選択制や単位制を既に導入している高校の検証なくして先には進めない。また、少子化と人口減少時代に突入、しかも財政難の折、如何に学力や体力向上を効率的に行うか?という難問に挑まなければいけない。学校を統廃合し、スクールバスで通う子ども達の顔を直接見てみたかった。話を聞きたいと思った。そんな注文を色々突きつけ、学校給食を小学生と教室で戴いた。
 日直当番の児童と一緒に手を合わせて『いただきます。』『ごちそうさま。』と唱和した。
 思っていた以上に子ども達は、お行儀がよかった。お箸の持ち方、食べ方、食事中の会話の仕方など立派なものだった。献立は白ご飯にふりかけ、しんじゃがと季節の野菜の煮込み(これは本当に美味しかった。)、ブロッコリーの和え物、それに牛乳。ボリュームも見た名以上にあり、おなか一杯になった。できれば、牛乳ではなくてお茶がよかったのだが・・・・?子どもの成長の為には牛乳なのだろうが、和食中心になってきた給食にはお茶でもいいのかもしれないと思った。牛乳は、午前か午後の中休みの水分補給でも良いかもしれない。ただ、食器もかなり改善されつつあり、今も昔も給食が楽しみな時間であるようしっかりサポートしていきたい。教育の不易と流行のなかで食育はやっぱり欠かせない。とても大事な事だ。訪れた小学校でも『いただきます。』の前にこの日の食材を生産された農家のおじちゃんの手紙が日直当番さんから紹介された。先生から学校のすぐそばの産地の地名も補足説明があった。まさしく、トレーサビリティー。学校給食の食卓からその向こう側にある農家や土、自然・気候までこの時間で学んでいるのだ。子ども達は、早く食事を終えて、昼休みはグランドで早く遊びたい一心だが、自然に学んでいるのだ。すばらしい事だ。
 西日本新聞社が特集記事をまとめて発行している『食卓の向こう側』という食育に関する特集ブックレットはとてもいいことを書いている。読みやすくコミック仕立てにもなっている。皆さんも是非ご一読を。給食の時間をもっともっと活かしていけないか?取り組んでみたい。自殺が横行する世の中で、生きる原点でもある『食』を学ぶ動機付けは、きっと学力向上にもつながるはずだ。
 今年の委員会では、離島にも足を運ぶ。我々県議会は県立高校のあり方を論議する事が主な任務でもある。しかし、学ぶ事の原点は、離島の学校にヒントがある様に思う。
 財政難といいながら図書や学校教材に措置されたはずの交付税が流用されている。こうした事もチェックしながら教育に必要な不易と流行を追及していく覚悟である。

 

タテ割行政の隙間を埋める

 連休が明け、急に忙しくなってきた。
 土木事務所や執行部サイドからの報告や相談はもちろんだが、県民からの相談が増えてきた。
 今年は国体と共に障害者スポーツの全国大会が開催される。大会に向けてバリアフリーマップの充実をめざしている。また、民間の方が多目的トイレマップ作成に取り組んでいただいている。これは携帯電話から検索でき、GPS機能があれば目的地まで導いてくれるという優れものだ。公共施設には障害者トイレが設置され、施設の入り口に案内標記板もついているものの利用者を見た事がないという職員も多い。そこにあるという認識さえない職員もいたらしい。障害者スポーツ大会局と障害福祉課、障害者用トイレのある施設を管理する現場の連携も今一だった。こうした認識が税金の無駄遣いを生んでいる。施設さえ作っとけばいいという言い訳行政がはびこっている。今回、多目的トイレマップの作成は障害を持つ方自身が車椅子で各施設を訪問、積極的な告知運動を展開しながら行っていただいている。バリアフリーマップをこの多目的トイレマップに一元化してしまえば利用勝手もよくなりそうだ。是非、これは応援していきたい。これが実現すれば大会を開催した事の意義も高まる。
 今週はそんなこんな相談や打ち合わせに奔走していたが、2歳の女の子の笑顔に私は元気をもらった。私自身の政治人生を変えるほど衝撃を受けた。
 障害を持つこの子の人生が行政によって大きく変わる可能性があるからだ。乳幼児の障害は医療の分野なのか?そのリハビリや自立は福祉?あるいは教育の分野?なのか。そんな事はどうでもいい。すべてが一体となってその子の可能性を引き出す努力をしなければいけない。にもかかわらず、現在の法律では行政の責任はあいまいにされている。まさしく縦割り行政の責任の押し付け合いになっている。早速、関係部署の調査をはじめ、すべての関係者を一同に集め、対策を練る。まさしく政治の責任だ。この案件は、国の基本法の問題もあり、文部科学省や厚生労働省、内閣府にも声を上げていかなければならない。議員立法案件である。
 障害を持っているもののその子はとても明るく可能性を秘めていた。ご両親も素直にそれを受け入れ、必死に子どもの可能性を信じ努力している。きっと障害を受け入れるまでは相当に悩み、自分を責めたことだろう。こうした乳幼児に対する相談は行政として臨機応変に柔軟に聞く事が肝要だ。受け皿の器を大きくしておく事が大事。縦割りのセクショナリズムでは可能性を小さくしかねない。
 同じ思いをしている保護者もいると聞く。全国にはもっと多くの悩んでいる人がいるようだ。医療の進化に回りがついていけていない例でもある。公務員が日頃から如何にアンテナを高くして当事者意識を持って仕事をしているかが問われる問題でもある。いずれかの時期に皆さんに詳しくいい報告をしたい。2歳の女の子の笑顔に応えるのが私の役割。

ギャル曽根効果

 5月5日、端午の節句。立夏でもある。この日は、中学の同級生4人でゴルフを楽しんだ。子どもを6人持つ医者、弟子をたくさん持つ理容師、生徒を持つ教師と私。皆それぞれ忙しい身なので元旦と5月の連休中ぐらいしか、一緒にプレーできない。この日は、皆童心に帰って男の子として自分自身が楽しんだ。
 私は、車が故障しており(走行距離14万キロ弱、20万キロ走らなければ買い換えられない子育て世代の身分なので修理中)、友達の車に乗っけてもらって湯布院へ。大分市内ではあまり見かけなくなったこいのぼりも庄内付近ではどーんとたくさん泳いでいた。運転をしないのでプレー前からビールを一杯。茶店で一杯。昼に一杯。おかげでスコアはぼちぼち。ただ、同級生は気兼ねする事もなく、それぞれが抱える思いを素直に話しながら楽しめた。それぞれ責任ある立場になってきており、会話の中味も結構最近高度化している。
 ところで、連休中久々に一人寂しくテレビを見る時間もあった。全国うまいもの駅弁大会?のようなものがあっていた。大分県は何が出てくるか?見ていたら佐伯の『雪ん子寿司』。ギャル曽根さんがなんと2位の順位をつけた。しいたけカレーに続いてだ。連休が明けて、県のいろんな担当者に仕掛けをしておいたのか?とか、特別な営業をかけていたのか?とか、情報収集したが、その気配はなかった。それもさびしいが純粋な評価として受け止め喜びたい。
 この2つの商品、生産量も少なく中々手に入らない。全国ベースで評価されたにもかかわらず、東京のアンテナショップにはない。せっかくのチャンス。これから生かす具体策や他の商品もコバンザメ商法で情報発信しなければ・・・・?
 ちなみにしいたけカレーは私の事務所の下のコンビ二でも売っている。春日浦の県しいたけ組合の直販店にも置いている。大いに宣伝しよう。

剣道部OB会

 連休後半、5月3日憲法記念日。この日は、毎年大学剣道部のOB会がある。昼は現役の学生と練習、試合を行う。そして夜は、一杯会。全国から同じ釜の飯を食った仲間が集まる。私はいつも夜の部への参加だ。今年、某地銀幹部の先輩が卒業以来はじめて防具をつけて練習・試合に参加された。剣道は道がつくとおり、一生続けられるスポーツ。仕事にも活かせるものの為か、今でも続けている先輩方も多い。それでも道を極めるには程遠いと嘆きながら50歳ぐらいからやっと剣道が解かり始めたと笑顔で話される。夜の部では先程の先輩に刺激されて、皆で再び始めようと盛り上がった。毎年、秋に大学剣道部のOB大会が鳥栖で開催され上位入賞したり、現役学生の県職域対抗大会での活躍にも刺激を受けたのだろうか?毎年竹刀を再び持つと誓うのだが防具の購入やリニューアルに金がかかる為、私も実現していなかった。ただ、今年はバンクマンの先輩に刺激を受け、防具の一括購入による割引や銀行ローンの具体策まで話が及び実現しそうだ。
 今年の秋には選手としての出場を目指すかも?
 ところで国体も開催される事もあり『県営武道館を早く建てろ』と先輩方からお叱りを戴いた。
 ただ、私は市議会議員当時、大分市内24の中学校すべてに武道場を建設するプロジェクトを立ち上げ実現した。しかし、その稼働率は充分ではない。理由は学校現場の指導者が不足している事などのようだ。剣道連盟の中にも小学生や中学生の裾野を広げる専門組織が見当たらない。そういう状況でハードである箱物建設とはいかない。まずは、中学校の武道場の稼働率を上げる事だ。学校現場と剣道をはじめとする武道競技連盟、更には警察官も必須科目だから青少年の健全育成という視点から指導者の確保について連携を図って対策を練ってみたい。
 大学剣道部の先輩は卒業して何年立っても後輩からすれば天皇のような存在。お叱りはしっかり受け止め、大分県武道館の実現を目指したい。

納期遅れの責任の取り方

 5月1日、八十八夜を迎えた。夏も近づき、新茶の香りがする季節になった。
 暫定税率が復活。ガソリン代が上がり、スタンドは閑散としている。前日の売り上げに対し、9割以上の売り上げ減のところもあるときいた。
 税率は復活したものの国土交通省の無駄遣い、道路整備計画の優先順位の見直し、一般財源化の具体的スケジュールなど、何一つ前進したとはいえない。無策極まりない。そればかりか、一か月の税収減分の責任は誰も明らかにしていない。無責任極まりない。一か月分の財源不足分は国会議員や国の幹部役人の減俸によって確保すべきである。国民への説明などこの問題にはそぐわない。説明する暇があるなら連休返上で国会責任で自らの減俸法案作成とその議決による財源不足解消を行うべきである。
 そもそもこの問題は予算編成上、国会の審議納期遅れが原因だ。国会のスケジュール管理のいい加減さを露呈している。衆議院議長が総理になれなかった理由を見たような気がする。衆参両院の議長斡旋も納期遅れ。昨年の夏の時点で地方財政計画の方向性が示され、それに基づいて自治体は予算編成作業をしていた。この時点で与党も野党ももっと審議を尽すべきだった。この時点で解散するか、下野すべきだった。
 民間企業で顧客に納期遅れを生じさせた場合、責任者はクビものだ。会社も信用を失い、倒産する事さえある。それなのにいまだに誰も責任を取ろうとしていない。ガソリンスタンドで前日比97パーセントもの売り上げ減をおこさせ、家計には急激な乱高下の影響を与え、主婦の家計やりくりの限界をもたらし、経営者には先行きの見通しを示さず、ゴールデンウィークの帰省や親孝行・家族団欒に水をさしたにもかかわらず国会議員はよくも地元に帰れるものだ。
 今のままでは、今年度の財源不足解消だけでなく、来年度予算編成作業の納期にも国会審議は間に合わない。この夏までに審議を尽くさなければ来年度予算も今年の二の舞。国会議員は、国の最高意思決定機関にふさわしい能力を持っているはず?論点整理や審議のスケジュール管理はもちろん意思決定の『納期』は充分自覚しているはずなのだが・・・・?
 一般財源化方針も示したスケジュールに既に遅れが出ているようだ。これまでの国土交通省の無駄遣い分を道路整備が遅れている地方へ取り戻して優先的に配分する事も見えてこない。このままでは、何一つ政治の機能不全解消にはつながりそうにない。ただ、すべての課題には、それぞれ『納期』は明確にある。
 国会議員は連休中、会場に人を呼びつけ、説明したり、街頭でマイクを握るという。誰も聞かないだろう。庶民は生卵でもぶつけたい気分だろう。その空気さえ読めなくなっている。こんなに豊かで平和になっているのに、この国に失望して自殺する人が後を立たない。この空気を国会議員はどう感じているのだろうか?連休中、一庶民になってそっと耳を傾け、その空気を感じ取る事のほうが求められている。『納期』は迫っている。徹夜をしてでも連休明けには結論を出さねば間に合わない。
 結論は、解散か下野しかありえない。それでも後2回の選挙までの時間は必要だろう。二院政も国会議員の数も必要なのか?大いに疑問だ。その改善案が示されなければ国民の信頼回復もできない。『納期』は迫っている。
 反面教師の国会を見ながら、県議会の審議スケジュールの確認を進める今週だ。高校再編や国体競技力向上・警備計画など納期の迫ってる課題も多い。我々には審議権はあるが執行権はない。執行権に踏み込む事は越権行為だ。ただ、YESかNOだ。しかし、NOというときの影響と責任を想定・自覚し、修正も視野に入れながら『納期』管理をしていかなければならない。そのスケジュールに関して教育委員会や警察本部と所管委員会委員長としてしっかり準備を進めたい。
 皆様は、後半連休、しっかりリフレッシュして、英気を養ってください。いい連休を。

リカバリーショット

 筋肉痛だ。忙しい日々の合い間を縫って、そろそろ田植えの準備に取り掛からなければならない。
25、26、27日の金・土・日曜日に時間を空けて庄内の田んぼの畦草を刈った。さすがに3日連続、草刈り機を担いで作業をすると体が悲鳴を上げる。金曜と日曜日は朝から夕方までみっちり。しかも、金曜日は平日の為、仕事の電話がひっきりなしにかかった。それでも便利がよくなった。携帯電話ですぐに処理できる時代だ。しかも土曜日は、朝7時前に出発し、城島高原でのゴルフコンペにも参加した。年に数回、全英オープンで4位になった鈴木規夫プロとラウンドを楽しんでいる。この日は絶好のゴルフ日和、メンバーにも恵まれ、存分にエンジョイ、リフレッシュさせていただいた。素人、しかもゴルフも下手な私のようなものをかわいがってくれる鈴木プロはすばらしい。朝、早く練習場へ行くと研修生のレッスンを見る事もできるし、ワンポイントアドバイスもいただける。スタート前、一番ティーグランドに立ったとき大体その日のスコアは決まっているとプロはよく言う。日ごろの練習や心構え、プレーに対する姿勢でスコアは決まっている。と、言うのだ。練習にもあまり行けない私はとにかく楽しむ事、リフレッシュする事を心がけている。この日は、珍しくパーが8つも取れた。それでもダブルスコアホールが多く、なんとか100は切れた。私の実力からするといいほうだ。OBあり、まるで私の波乱万丈の人生のように。鈴木プロとのラウンドの楽しみは、ゴルフを人生や仕事・政治や教育に置き換えたわかりやすい会話にもある。自身のゴルフ人生を振り返りながらの経験談は、重みと説得力が他とは違う。
 この日のラウンドでも私はミスショットが多かった。ミスショットは練習によって減らす事は可能だ。それでも人間、時にミスはする。問題は、その後だ。そのミスを受け入れる事。そして、最短距離でなく、遠回りできるかが勝負どころとなる。リカバリーショットの選択がカギだ。人生も同じだ。仕事にも通じる。ラウンド中はこんな事や人には恥ずかしくて言えないような失敗談をいいあいながら笑って楽しく回っている。本当に楽しかった。今年も8月6日に大分の子どもたちに鈴木規夫プロが指導するエンジョイゴルフインOITAが城島後楽園GCで開催される。多くの皆さんのサポートと参加をお願いしたい。
 そんな土曜日も午後2時にはラウンドが終了。それから、庄内に帰って、また草刈り。その日は、久々に実家に泊まって、日曜日も草刈り。それでもまだすべては終わっていない。ゴールデンウイーク中に時間を作って草刈りと、トラクターを使って畦塗りもしないといけない。しかし、期間中は行事や結婚式など冠婚葬祭、同窓会などが目白押し。さすがに3日連続のなれない作業で体は筋肉痛。筋肉痛も最近はすぐには治まらない。しばらく続く。中年おいさんになった証拠。体とスケジュールと相談しながらのんびり農作業はして行こう。ただ、自然と天気と言った納期も考えながら。作物にはリカバリーショットは通用しないから。一に備え、二に備え、準備準備・・・・。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
自然派自由農業者
大分県議会議員
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