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あそう栄作の“みんな、どげえかえ”

行政の無謬性神話

  9月27日(水) 世界観光の日

 今日の県議会は、一般質問3日目。
 
 私が注目したのは、行政・公務員の無謬性についての言及。
 答えのない時代に突入し、やってみなければわからない一方で、前例踏襲主義では打破できない。
 行政や公務員の無謬性神話について考えさせられた。
 思考や判断に誤りや誤謬があってはならないが、役所を蝕む無謬性のロジックについても考えさせられた。

 また、ふるさと納税に関して、県と市町村が相乗効果を発揮する返礼品についても具体的な選別が求められている。
 県下全域エリアに通じる特産品(例えば大分和牛など?)と市町村独自の特産品を分類してみたい。その上で、市町村と県で、協議のテーブルにつけばいい!全国から選ばれるふるさと納税の発信力と財源調達が問われている。

テンポの変化!

  9月26日(火)  台風襲来の日

 今日の県議会は、一般質問2日目。
 
 私が注目したのは、道路整備における自転車やキックボードの通行空間の整備。そうした整備ともっと優先すべき「命を守る道」の優先順位議論も求められている。
 
 また、人口減少や県立高校の在り方について、議員と執行部のお互いの本音バトルもあった。良いことだ。

 ところで、20年ぶりの知事交代によって、質問と答弁のテンポも変化した。早くなった!
 教育長の答弁で「給特法」という「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与に関する特別措置法」の略称のみを使った答弁も見受けられた。テンポ的には良いのだが、最初何のことかと私でも戸惑った。県民の皆様への丁寧な説明を考慮すると表現が難しい。

 私も定数43人中、年齢的には上から20番目の真ん中あたりだが、この議会のやり取りのテンポをどうするか?悩み始めている。テレビ中継などでご覧になっていらっしゃる皆様にとって、同じ問題認識を持って、聞いてほしいことをわかりやすく質問し、答弁も県民の皆様に、解るように聞き取れるようにするのも、質問者の聞き方次第であり、腕である。

 新人がたくさん入ると、議会も活性化していいものだ!
 議員も執行部も課題認識は同じようにあるのだが、問題は、「だったらどうするか?」の具体策だ。
 その具体的政策提言を提示出来るかどうかが、問われている。

 今日は、そのことを痛感させられた。
 

子育て家庭への経済的支援~ライフステージを通して~

  9月25日(月) 10円カレーチャリティーの日(日比谷公園 松本楼)

 県議会は、今日から一般質問。
 「ラダー型ポートフォリオ」のやり取りも出た。県議会も専門的で高レベルの議論となったものだ。
 自治体の資金運用について、基金など債券運用戦略に沿って、利回りを考慮した一括運用についての議論だった。
 
 また、ホーバークラフトの利用料金について、当初、計画段階で我々に説明のあった利用予測想定人数が変わり、利用料金設定についても検討中に変化、また「予備費」の活用って?早速調査開始。

 ところで、子育て支援策について、ピントがずれているとの有権者の皆様からのご指摘に対して、まずは、ライフステージを通じて、子育て家庭の経済的負担の実態把握が必要ということで、所管課にその整理を宿題として出しておいた。
 今日、その資料が届けられた。とても分かりやすくまとめてくれている。そのうち公表されると思う。素晴らしい!
 
 妊娠・出産、未就学児、小中学校、高等学校卒業までの18歳の成人するまでに子育てに架かる子育て費用は、一人おおむね約2,300万円(一年で割ると約128万円、成長と共に高額に)、それに対して支援は〇〇手当てや医療・検診助成、保育教育など子育て支援18歳までで計約638万円。4分の1以上、3分の1以下の支援メニューが既にある。問題は、それが有効に働いているのか?

 今後、子育て世代や子供たちの声も拾い実効性の上がる支援策に結び付けていきたい。

プロフィール

Eisaku Aso

昭和37年1月20日生
大分県議会議員
(第73代大分県議会議長)
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